中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

閉じこもり予防

2010-01-29 10:29:07 | 身辺雑記
 市の財団法人の保健福祉サービス公社の地域包括支援センターというところから男性の訪問があり、「高齢者閉じこもり予防推進員」という名刺を差し出した。社会福祉士とあった。

 名称はあまり良くないのですがと前置きして訪問の趣旨の説明をしたが、要するに地域に居住する高齢者を訪問してその動静を尋ね、必要があれば援助のアドバイスをする役目のようで、「お一人で不便ではありませんか」とか「家事はどうなさっておられますか」、「外に出られることはありますか」などと問われるままに私の状況を話した。穏やかな人物で、これなら老人も安心して話すだろうと思った。

 私の周辺には独居老人が私の他に5人いるが、私以外は皆女性だ。1人は少々行動に覚束ないところがあったのか、最近施設に入所したようだが、他は皆元気だ。とりわけ道路を隔てた前の家のおばあさんは、80代前半だが、足腰はおそらく私よりもしっかりしていて、家の前に見事な鉢植えの野菜を作るのが趣味で、時々おすそ分けにあずかる。もう1人80代の女性がいるが、この人もいたって達者なおしゃべり好きで、毎日買い物に出ていて道でよく出会い挨拶を交わす。高齢者ではないが、近所のご婦人方はなかなか活発で、私は親しくしている。1人、特に旅行中などに世話になっている60代の婦人がいるが、日常いろいろと気を遣ってくれるのが有り難い

 妻が元気だった頃から近所のご婦人たちとは努めて親しく接するようにしていたが、今になってそうしておいてよかったと思う。男性は得てして近所づきあいが苦手で、挨拶もしない、できないというのが少なくないようだが、私のように思いも寄らず独居生活をしなければならなくなることもあり得るのだから、元気なうちはせいぜいご近所づきあいを心がけておいたほうがいい。推進員が帰った後、今の生活はかなりだらしないが。今のところ閉じこもりにはほど遠いようだからいいのではないかと思った。




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1 コメント

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参考になりました (ojiisan)
2010-01-30 09:25:14
《閉じこもり》には全然 えんはないと思っていましたが。環境の変化により可能性はありですよね。問題意識を持つべきと思いました。現日常生活ぶりを拝見しているとお互い今のところ "えん”は無いようですね。

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