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警視庁のツイッター

2013-04-25 11:59:37 | 身辺雑記

 振り込め詐欺など身近な犯罪への注意を呼び掛けるため、警視庁がツイッターを始めましたが、親しみを感じさせるつぶやきで人気を集めているそうです(YOMIURI ONLINE)。犯罪抑止対策本部と言うと名の通り堅い仕事をしていますが、その堅いイメージとのギャップのあるつぶやき、たとえば「本日はノー超勤デー。などと言いながら超過勤務しております」とか「お土産の薄皮まんじゅうをいただきました。つぶあん派です。お茶は、カモミールです」「庁舎に入るとき、電車の定期券を出していました。定期券で庁舎には入れません」などです。 

対策本部が、ツイッターを始めたのは昨年11月で、犯罪の手口分析を担当している40歳代の男性警察官が書き込みを担当し、当初は東京都内で起きたばかりの振り込め詐欺や子供への声かけ、ひったくりの発生状況、被害に遭わないためのアドバイスが柱だったようです。ただ、上司から「それだけではつまらない」と言われ、約2週間後から、日常の出来事をつぶやくようになったと言います。そのようなつぶやきが好感されたようで、閲覧者は開始から半年で2万8千人を超え、官公庁の中では異例の多さになっているとのことです。失敗談を交えた軽妙なつぶやきにネット上では「公僕ツイッター界のカリスマ」などと呼ばれるようになったそうです。 

 ところが世の中には気難しい人がいるようで「軽すぎるのではないか」などとした批判が寄せられ、担当者は、開始4か月後に、一度は断筆を宣言しました。しかし、書き込みやメールで「もったいない」との声が相次ぎ、同庁は組織として男性警察官をバックアップするため、「日常の経験や感想を書き込むことができる」とする公式ツイッターの運用方針を新たに定め、4日後につぶやきを再開させました。 

 お堅い官公庁、特に警視庁としてはなかなか粋な計らいだと思います。あまりふざけるのはどうかと思いますが、警察官の日常の経験や感想を書き込むことは、市民に親しみを感じさせることになり歓迎すべきことでしょう。

 

 

 

 


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