中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

悪ふざけ

2013-08-29 19:29:19 | 身辺雑記

 兵庫県内の県立高校2年生の男子生徒が、大阪市営地下鉄の駅のホームから線路に下り、別の2年の男子生徒が写真に撮って「ツイッター」に投稿していたことがわかりました。投稿を見た人たちから指摘を受け、同校が男子生徒2人に確認したところ、「面白半分だった」などと認めました。1人が携帯電話を落とし、拾うために線路に下りてポーズをとり、それをもう一人が撮影してツイッターに投稿し、「人身事故なう」と書き込んだと言います。線路に下りた生徒は無事で、運行にも影響はありませんでした。

 同校は二人を自宅謹慎とし、生徒2人は教頭に伴われて同市交通局を訪れ謝罪し、交通局担当者は「線路に下りるのは危険なだけでなく、下りられるという印象を世間に与えた」と厳しく諭したといいます。写真を撮った生徒は、数日前にも、明石市から帰宅中の山陽電車の車内で、網棚や座席に寝そべっている別の2人を写真に撮ってツイッターに投稿していました。 

 その後神戸市営地下鉄西神・山手線の大倉山駅とみられる駅で、線路内に少年4人が立ち入った様子を撮影した画像が「ツイッター」に投稿されていたことがわかりました。画像には、線路に下りた4人とホームに寝転がった1人が写っており、全員でピースサインをしていたといいます。この少年たちも高校生でしたが、先の高校生と言い、この少年たちと言い、自己顕示が強いのか、仲間内でじゃれ合っているのか、まったく程度が低いバカ者だと思います。

 最近若者の愚かな行為がよくニュースになっています。ある宅配ピザチェーンアルバイト店員らが顔にピザ生地をかぶった写真をツイッターに投稿したり、7月から8月にかけて、コンビニやファストフードチェーンのアルバイト店員が冷蔵庫に入ったり、食材であるパンの上に寝そべったりする画像を投稿していたことが次々と判明し、問題発覚後に店員が解雇されたり、閉鎖に追い込まれたりする店舗まで出ました。アルバイトとは言え、食料品を扱う店の店員としてはバカでは済まない言語道断の行為で、その品性と頭脳程度の低さはどうしようもありません。

 どうしてこのような若者が増えているのか、あるITジャーナリストは「想像力とネットリテラシー(情報の評価・活用力)の欠如が問題を引き起こす要因」と指摘しています。ネットの世界に溺れ、現実世界のありようが見えなくなったのでしょう。このような程度の低い若者が多数だとは思いたくありません。多くはまじめに生活をしていると思います。そう思わないとやり切れません。


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