Pieces~私の独り言(HN緑茶猫)

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破壊力にあらがうために考察1

2015-11-12 07:50:22 | 独り言
悪口を言われる、なんてことは、普通なことで、
悪口を言われたくらいで壊れてしまうなんて、なんと弱い人間だと、
政治家だって有名人だって芸能人だって、悪口をさんざん言われても、しぶとく生きていってるじゃないかと、

まぁ確かにそうなんだが、

要するに、
悪口を言われても生きていていい、

そう思うように育ててもらえなかったならば、
どうしたらいいのだ(笑)

良い子というものは
親や目上の言うことをキチンと守る子供であって、
親や目上からしたら「都合のいい人間」というだけだ。

私は

親から捨てられたら死んでしまうのだ、だから言うことをきけ、
経済的にも、お前なんかじゃダメなんだ、
こっちが金をくれてやるから、言うことをきけ、
お前がどう思うかなんかどうだっていい、こちらにとって都合の良い振る舞いをしろ、
そうしたら恵んでやる、
そうしたらお前の欲しいものをくれてやる

そんな風に思ってる親から育てられたんだと感じる。
要するに、経済的パワハラ、とも言える。

たぶん子供の私にとって、
素直に親を愛しているから、ショックだっただろう。
しかし、それでも、片想いしている人に対してするように、愛する相手の笑顔をみたいだろう、だから相手のために純粋に頑張るだろう。

感じとる能力は、子供は大変に優れているものだ。ただ、思考能力が向上途上であるし、言語・語彙・言葉も学び始めた時期でもあるから、思いを言葉に変換することは難しい。
あとから「欲望のために利用されただけ」「愛してもらってなかった」と、理解できたなら、あなたはどう感じるか。

男性なら分かるだろうか、
愛している女性に尽くすだけ尽くしたのに、実は、相手はこちらを都合のよい財布か足にしか思ってなかったら、
相当ショックを受けるし、怒りも感じるだろう。

良い子というのも同様に、親にとって都合のよい振る舞いをしろ、と要求されていても、
それを疑いもせずに「愛してもらっていて嬉しいなぁ」と勘違いしながら、純粋に尽くして愛を伝えている。相思相愛なんだと頭から信じている。

それが実は、都合のよい存在とだけ扱われていたことがバレてしまったら、どうだろうか。
裏切られた怒りを感じても、親を愛しているなら、怒りを切り捨てるかもしれないし、逆上して怒りを表現するかもしれない。

これは、人として、自然なことだと、まっとうな人生を過ごしてきた人にも理解できるだろう。


さて、悪口を言われても生きていていい、と思うために、どうしたらいいか、ということだが、

まず、
悪口を言われてしまうことは、いきる価値がない、
そう、激しく死の恐怖を感じるようになってしまった背景を考えてみる。

人だけでなく、生物が生きるためにまず必要だと思われる大事なもの。
水、空気。

水がなくなれば死ぬ。
また、空気すなわち酸素を取り込めなかったら死ぬ。

悪口を言われたら死ぬんだ、という強迫観念は
嫌われたら死ぬんだ、というものがコアに存在したことは自覚した。
そしてこれは、親に嫌われたら死ぬんだ、というものがコアのさらに奥に存在した。

親に嫌われたら死ぬ、
これを生き物で例えて言うなら、親に嫌われたら水と酸素を絶たれてしまう、という感覚だ。

そうなれば生きていけない、だから死ぬ。


嫌われたら死ぬ、の強迫観念の奥に、それがあったことは自覚した。

そうなると、自然に起こることは「嫌われていないかを気にする」というものだろう。

これは、まっとうな人生を過ごしてきた人にも確認される考えだ。
ただ、良い子として脅迫されて育てられた人間が感じるそれは、命懸けなレベルである。


続く

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