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赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

『ぼうかつ』って・・・

2009-12-27 | 日々のひとかけら

来年の福袋。婚活福袋を出すデパートが何店かあるようですね。
草食系と肉食系のターゲット別になっているそうです(笑)

さて、こんかつ(婚活)・しゅうかつ(就活)。
すっかり一般用語になってしまったようですが・・・
「ぼうかつ」って聞いたことがありますか?

私は、先月函館のデパートで聞いたのが初めて。
これです↓

   
  
頭の中で漢字変換をして、「防滑」・・・滑り防止・・納得。
でも、昔はこんな言葉はなかったので新北海道弁か?
それとも、靴の業界用語でしょうか?

11月に帰省したとき、両親のところへ行く前にデパートへ
寄ったのは、雪道対策の靴を買うためでしたが
<防滑靴底>に、こんなに色々な種類があるとは!!
(お店からいただいたパンフを掲載)

  

雪道やアイスバーンになった道を歩くには、普通の靴底では
絶対に無理。
いつ降り出すかの微妙な季節だったし・・・
気に入った靴がなければ、こちらから履いていった靴の底を
張り替えてもらう予定でした。
       ↓(パンフ掲載)
  

幸い、歩きやすそうでシンプルなのがあったので、それに
決めましたが、帰省中に雪が積もることはなかったので
はかずに、横浜へ送りました。

冬用の靴というと、思い出すのが札幌から東京へ越してきた時。
4月でした。
「もう雪道を歩かなくていいんだ~」と、近くの小さな靴屋さんへ
行き、「靴底を普通のに張り替えてください」と頼んだのです。
吉祥寺にあったそのお店のご主人さん。
職人さんらしい人でしたが、「はあー。こういう靴底なんですね。
初めて見ました」と、珍しそうに眺めていました(笑)

それを友人に話すと「えー!里帰りの時、どうするの?」
「冬は帰らないし、帰るとすればスキーツアーだから
普通の靴はいらないもの」と答えた私です。

今思えば、私も若かったけれど、両親も若かった。
突然冬に帰ることになるかもしれない・・・なんて・・・
当時は考えもしなかった。
幸い、冬に突然帰る事態は発生していませんが。
でも、いつでも飛んで帰れるように、防滑シューズはある意味
保険ですものね。

そうそう・・・吉祥寺で張り替えてもらったその冬。
東京でも雪は降ったのです。
量はそれほどでもなかったのですが、新宿の高層ビル街に
通勤していたアタシ・・・
高層ビルの陰は、いつまでも雪が融けない。凍ってる。

今でも、新宿の高層ビルを見るたび、近くを通るたびに・・
冷たいビル風に吹かれながら、張替えなきゃよかった~と
転ばないように気をつけて歩いたことを・・
懐かしく思い出すのです