エフ横から流れている「翳りゆく部屋」がよく似合う
(ユーミンの歌を椎名林檎がカバー)
どんより曇った今日の横浜。
気温も11℃くらい。晩秋の気配が色濃く漂っています。
そして・・・美味しそうな匂いが漂う・・・
新橋・末げんのランチ「かま丼」↓です。
末げんは、東京・新橋の鳥料理の老舗名店ですが
ランチのかま丼も、美味しさとお手軽さで有名
(夜は行ったことがありませ~~ん)
かま丼は親子丼なのですが、親が(?)そぼろ状のひき肉。
さっくりとした、このお丼は私のお気に入り
お味は辛すぎず、甘すぎず。汁も多すぎず、少なすぎず。
とても美味しい親子丼です。
そして、こちらはランチの唐揚げ↓
中が生ではないけれど、絶妙の揚げ加減!!
お肉のジューシーな味を損なわない美味しさでした。
お店のかたの客あしらいも、てきぱきとして感じがよく
老舗の名に胡坐をかいてはいないようで、好感が持てます。
そして・・・ここは・・・もう一つのことでも有名
明後日25日は、三島由紀夫が自決をした憂国忌ですが
前夜24日に、彼が<最後の晩餐>をしたお店だそうです。
もちろん・・・下々の者が食べるこんな「かま丼」ではなく、
ちゃんとしたお料理だったでしょうが・・・。
三島文学の愛好者ではないし、イデオロギーにも無知ですが
豊かな語彙と流れるような美文は、本当に素晴らしいと
思っています。
いつか週刊誌で読んだのですが、正田美智子さんだった頃の
皇后様と歌舞伎座でお見合いをなさったとか。。。
名門のお嬢さまと、歌舞伎座で!!
そんな逸話さえ、格調高い文学の調べが聞こえてくるようです
最後の晩餐をした頃は、黒塀のシックな料亭だったそうですが
今は新しいビルとなっています。
お店の中の様子は、こちらの記事で。
そうです・・・
あの<トイレのスリッパ爆走事件>の老舗名店は・・・
このお店だったんです