かわたれどき通信

それはいつどんな時でも起こりうる崖っぷち通信

セントラル劇場は大丈夫なんかな

2006-03-13 00:59:13 | いばらき
マックでさえなくなる銀座モールのさらに奥にありながら輝く日立の星。

>また一つ消える映画館
水戸東映に日立のヨーカドーの中にここにと閉館続き。asahi.com茨城から
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銀幕「古河光映会館」、歴史に幕

古河市に唯一残っていた映画館「古河光映会館」が5月12日に閉館する。
半世紀以上にわたり、県西地域や隣接する栃木県や埼玉県の住民に親しまれてきたが、
シネマコンプレックスの進出などで客を奪われていった。
杉森社長は「地元の映画ファンに支えられて頑張ってきたがこれ以上の経営は無理」と話している。
古河光映会館は杉森社長の父親の故茂さんが、製糸工場だった木造平屋建ての
建物を改修して1953年に第1光映館、56年には第2光映館をオープンさせた。
「映画が全盛期の時代」(杉森社長)とあって多い日は1日で約2千人が訪れたという。
当時、市内には古河光映会館を含めて五つの映画館があった。
地元に製糸工場があり、そこで働く女性従業員でにぎわったこともあったという。
中略
しかし、娯楽の多様化やビデオの普及などで映画館へ足を運ぶ客が減少。
つくば市や坂東市、隣接する栃木県や埼玉県にオープンしたシネコンも観客の減少に拍車をかけた。
杉森社長は「地元の映画館の火を消せない」と思い、アニメ映画の割引券を持って
市内の幼稚園を歩くなど営業活動にも力を入れた。
宮崎駿監督の「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」などのヒット作で
一時は客足が戻ってきたが、長くは続かなかった。
母親から「近くに映画館がなくなると子どもと行けなくなる」、
お年寄りからは「自転車で行けなくなる」などの声が映画館に寄せられているという。
社長は「支配人の長男に映画館を引き継がせたかったが時代の波には勝てなかった」と話した。
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県北住人だった僕にとって古河ってのは同じ県でもむちゃくちゃ縁遠い場所で、
この映画館に行ったことなんて勿論無いんですが、なんか残念ですね。
シネコンの隆盛で時代の流れと言えばしょうがないんでしょうけど、
それにしても茨城県内の街中の映画館はここ数年閉館続き。
そう考えるとタイトルにも書いたセントラル劇場と相賀館が残ってるのは奇跡に近い?
(ここんとこ行ってないからわかんないけどまだ無くなってないよね???)
僕が最後に映画館で映画を見たのはテアトル西友での千と千尋だったし、
もののけ姫も日立セントラルで見ました。ハウルは見なかったけど。
記事にもあるけど、やっぱジブリは映画館にとってデカいんですかね。
今春には水戸駅南口にシネコンが入るCOMBOX310がオープン、
果たしてリードシネマは持ちこたえられることができるのか、注目です。


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1 コメント

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日立セントラル復活 (e.t.)
2006-10-16 08:30:40
はじめまして日立の住人です

日立セントラル劇場は今年2006年1月休館しましたが、7月29日リニューアルオープンしました。

東京新聞2006/6/12最終面<TOKYO発>で大きく取り上げられています。それによりますと経営者は自宅を売却してまで復活にかけたとそうです。またこの新聞記事によってNHK特報首都圏で取り上げられたり、映画雑誌が取材して載せるそうです。
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