かわたれどき通信

それはいつどんな時でも起こりうる崖っぷち通信

サツキとメイと旧町名と

2005-05-31 23:53:55 | 都市・まちづくり
もう5月も終わりですね。
半年あるんだしーとか思ってた愛知万博ですがもう3分の1なんですね。
早く行かなきゃと思う反面、夏の暑い時期に混んでるところへ行くのは嫌だなぁという思いも。


>水戸の旧地名復活??
先週の産経新聞茨城から
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水戸市、旧町名復活へ 住民、行政が連携

新市の誕生により、各地の市名が次々と新しくなっているが、
水戸市では逆に、行政と住民が連携し、旧町名を復活させようという動きが出てきた。
住民の地名への郷愁が表れた格好だ。
県教育委員会も、合併などで新市名に変わっても
県立高校の名称を変えない方針を打ち出している。
一方、合併後の新市名に既存の地名と無関係な
「つくばみらい市」を採用した伊奈町と谷和原村には批判が集中。
「言葉の化石」とも呼ばれる地名への住民の愛着は深い。

水戸徳川家の城下町として栄えた水戸だが、昭和四十年代の住居表示事業により、
鷹匠町や鉄砲町をはじめとした多くの由緒ある町名が消えた。
市はこの旧町名を復活させる方針で今後、住民を交えた研究会を行う。
加藤浩一市長は「旧町名の復活は大変意義のあること」と話す。
現在の水戸市梅香にあたる鷹匠町は、もともとあった寺院を寺町に移し、
跡地を鷹部屋として鷹師を住まわせたことに由来するという。
このような由緒ある風雅な地名への愛着が、住民と市を動かした。
後略
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いかにも産経らしいというか、産経的な捕らえ方ですね。
さて旧町名、今の末広町辺りは「馬口労町」といったみたいですね。
東京の馬喰町と由来は同じ。
他にも水戸の市街地を歩いていると結構旧町名を偲んだ石碑が建ってたりしますね。
旧町名の復活といえばまず金沢市が思い浮かびますが、(三名園つながり?)
手続きも条例を作ったりしなければならずなかなか大変ですし、
現在の住居表示から元の地名に戻す際の区割りなども結構面倒かも。
住所の表示法は街区方式と道路方式(だったと思う、多分)の2つがあるんですが、
昔の町名は通りの両側が同じ町名の道路方式に近い感じ(京都などが今でもそうですね)、
しかし住居表示が行われる際ほとんどの地域で道路(or川や線路など)で囲まれた地域を
一つの町、丁目にする街区方式が採用されちゃったんで、
これを元に戻すのってかなり大変ですよね。
金沢の場合は地域と行政、さらには経済界までが一丸となって復活を推進したようですが、
果たして水戸の場合はそこまでできるかどうか・・・。
今後に注目ですね。

つくばかみらいについてはもう触れたくもない。
いくら未来をむすぶTXが出来ようとも、
頭ん中が前時代的な腐った田舎者が牛耳っているような糞田舎はどうにもならんね。
茨城の悪いところが凝縮。


今週は似非リーマン生活。
慣れてきたら自転車通勤してみようかな。