まやの部屋

過ぎていく一瞬 
心に浮かんだことや気になることを書きとめる日記

新しい年度の始まり

2020-03-17 16:00:37 | 仕事
桜が咲く頃になると何だか鼻がクシュクシュするけど、胸もざわつく。
小さい頃からずっと慣れ親しんできた、4月新学期。今はもうそういったドキドキ感がなくなって、ただただ鼻むずむずに悩まされるだけになって、ちょっとさみしい。
 いつもお世話になっている医院でも入れ替わりがある。多くの先生方がいろんな所に移って行かれるのもこの頃なんだろうか。
 医療通訳のことをよく理解されて、こちらの通訳がやりやすいように配慮してくださる先生も移られた。大変残念、というかまた一からやり直しやな。
たくさんの患者さんが待合室で待っているときに、文化の異なる外国人を相手に丁寧に診察してもらうと大変嬉しくなる。特に、短くわかりやすく話してくださって、しかも通訳の時間をちゃんと取ってくださると、本当にやりやすい。外国人の患者さんだって、日本に来て右も左も分からず、身体の不調を訴えているのだから、本当に大変な思いをしている。白衣を着たお医者さんの前で緊張するのは洋の東西を問わず同じだ。
 新しい先生には外国人の診察に慣れて欲しいなあ。患者さんもいちいち通訳を通して自分の苦境を話すことにもどかしさを感じている。これからはどんどん外国人も増えるだろうし、通訳を利用して診察をすることに慣れていただいたら、双方にとっていいことだろうと思うけどなあ。
 

新しいソファ

2020-03-16 09:59:57 | 日常
ソファを新しくした! 先日、我が家にやってきた新しいソファ、淡いグレーとグリーンの細かいドット柄で座り心地満点。
 考えてみれば、前のソファにもずいぶんお世話になったなあ。確かウン十年前に購入したものだよねえ。臨時収入?があったので、それで思い切って買った、グリーンの総革張りのソファだった。とても気に入って、毎日それこそ座っていたな。
 子供たちもソファで跳んだりはねたりして遊んで、大きくなった。
 そのためか、あちこちに敗れが出てきて中のウレタンがはみ出して、とてもかわいそうな状況だった。もちろん、カバーを掛けて見えないようにしていたけど。
それも限界になって、とうとう買い換えすることになった。
 我が家はリフォームしてから畳の和室は無し。全部フローリング床にして、すっきり段差無し。和室がなくても平気だけど、子供が走り回るには何もない和室が一番いいかもしれない。変幻自在の和室に比べて、飾り立てる洋間は日本と西洋の文化の違いが如実にでるわけで。
 ディズニーや西洋の妖精のお話を小さい頃に聞いたり読んだりしているうちに、どうも刷り込みになるのかな。西洋式の家を憧れてしまう。
 今の我が家を見ても、リビングルームに新しいソファを置いただけで、何だか様になっている。そこに座れば、もう私の世界。テレビを見たり、新聞を読んだり、コーヒーを飲んでのんびり庭(と言っても、猫額)を眺めたり。
このような生活スタイルにすっかりなじんで、和室に入るとかえって緊張し、肩に力が入ってしまう。足を折り曲げて座ることはほとんどなくなった。かといって、ごろんと横になるわけにも行かず・・・そのまま寝てしまいそう。
 そうは言うものの、この頃は昔からの伝統的な日本の良さにも憧れがでてきた。着物を着て和室でお茶席なんかいいでしょう。ま、肩は凝って、足がじんじんしびれて顔がひん曲がりそうだけど・・・
 一体、いつ頃から日本の伝統的な生活が緊張をしいるようなイメージになったのでしょうか。
 

普通に過ごしています

2020-03-15 11:05:58 | 読書
 朝の通勤電車はがら空きで気持ちよく出勤できる。いつにないことだな。
花粉が飛んでいるから、マスクと目深にかぶった幅広のつばの帽子は欠かせないけど。
コロナが大変な時期は私の中では終わった感がある、というか、もう我慢の限界に近くなってきた。
なので、普通に過ごしている。会社の部屋に入るときと出るときは手指の消毒をしてるけどねえ。かかったらどうしよう、と思うと怖いけど、最小限の努力で何とかならないかなと考えている。甘いだろうか。
 家にいると安心かと思ったら、スーパーに行ったら買い物するし、アマゾンで買い物したら、宅配の人から荷物を受け取るし、朝は新聞を読んでるし、考えればきりがない。
いつも手指を清潔にすることを考えてたら、潔癖症みたいに5分ごとに手を洗わなきゃ。
 コロナも花粉も共通項は目に見えないのに、大きな威力を持つこと。権力者よりある面ですごい脅威を持っているね。夏が来て、太陽光がさんさんと降り注ぎウィルスを空気の中で消毒してくれたらいいなあ。
できれば、3月中にお願いしたいところだけど・・・
 毎日の生活が目に見えない脅威にさらされて、おびえながら過ごすとストレスが尋常なくたまって他の病気になりそうだね。
普通の生活、といってもライブハウスに行くことはないし、クルーズにも乗らないし、ジビエを食べたりしない。いたって普通の生活。
 時間ができたので、庭にお花を植えようと思ったけど、お花や土を買おうと思っていた市内の植物園のショップが閉店したわ。恐らく4月いっぱいくらい閉店するのじゃないかな。春のガーデニングシーズンもこれで終わり。
 いつもの生活を普通に過ごすことは最低限の生存権だなあ。何とかならないでしょうか。

通勤電車は空いている?

2020-03-04 17:08:48 | 仕事
朝のラッシュが緩和されているのかなと期待してたけど、思ったほどじゃない。少しましな程度ですね。皆、休みたいのはやまやまだけど・・・みたいな感じで働いているんでしょうねえ。
 私も例に漏れず、休みにはなりません。医療通訳はこんな時こそ活躍しなきゃ、という変な道義的理由なんぞも少しありますね。(本当かしら?)
 とは言え、観光客はいないですし、英語の場合は欧米人は大概もう帰国したのかなあ。居住者はそうも行かないと思うけど。電車でちらほら見かける欧米人(白人)はマスクはしてないですね。これもきっと考え方や習慣の違いだとこの度のことではっきりしました。マスクはあくまで、重病者が他人にうつさないためにするため、だと。
 病院同行もできるだけ避けたいところ。しかしそうもいかず。
先日行ったところでは、思いのほか多くの人が救急待合に来ていました。すぐに別室に連れて行かれましたが、もちろん私は外で待機です。
 医師がその部屋に来るのですが、そうすると私も一緒にその部屋に入ります。部屋は狭くいつもは何やかやと荷物を置いている部屋のようにお見受けしました。
 ただ、ちょっといやだと思ったが、通訳さんもどうぞどうぞ、と患者さんの真横のイスを勧められたこと。普段だとそれでいいのですが、こういうときはどちらかというと医師や看護師さんと同じ目線で(つまり、その横で)通訳したいな、と。
 小さい部屋なので音に問題は無く、どちらかというと部屋の奥のイスに座っている患者さんの真横は、ちょっといやだと思った次第で。
 じゃ、いやだと率直に言えばいいのですが、そこは患者さんの手前も有り、あまり避ける行動を如実に取りたくない(いい子ちゃんになりたい)。
 その夜は帰ってから気が気じゃなかった。真夜中に喉がカーッと痛くなって目覚めたときはほんまにどないしたろ、と暗くなりました。
 しっかり目を覚まして、温めた牛乳を飲んで、風邪薬を2錠、ビタミン剤を2錠飲んでまた寝ました。でも、すぐに寝られず、翌日は寝不足。風邪薬のせいで頭はくらくらするし、大変でした。でも、風邪の症状はピタリと治まり、今も大丈夫です。
 ああ、また同じような依頼が来たら、引き受けようかな、どうしようかな。
 同僚は断ったと言ってたし。遠隔医療通訳を盛大利用して欲しいもんだわあ。