イギリスとアメリカの英語は発音やら言い回しなど、違うことが多い。今までアメリカ英語ばかりだったので、イギリス英語に触れると違和感がぞぞっとしていたが、この頃はイギリス英語に接する機会も増えてきた。
BBCを見るようになったことが一番の違い。今まではCNNばかりだったから。それを見ていて思うのは、BBCの方が正直面白い。CNNはどちらかと言うと国内ニュースが主だけれど、BBCは世界のニュースをまんべんなく伝えてくれる。多分、イギリスの植民地が世界に散らばっていたからだろうと思うけど。だから、取り組みも結構真剣だと思うけれど、どうでしょうか。
6月からは日本のキャスターも日本人バイリンガル女性に変わり、日本からのニュースがなじみやすくなったと思う。こんなバイリンガルの女性が出てきたことはすごいなと思う。
イギリス出身の人は日本人が何かと言うと、アメリカ、アメリカと言うので、何故だろうと思っていることが多いような印象を受けます。
先日も、病院で先生が「これはアメリカと同じで、…」とおっしゃったのですが、後で、連れて行った人がイギリスの医療保険制度の優れているところ、つまり国民皆保険で、医療は全て無料だと強調していました。それなのに、何故アメリカ?と言う感じだったのです。
くしくも先ほどのBBCニュースでは、オバマ医療保険制度と呼ばれている保険制度改革が最高裁で合憲だという判決が出た、と大きく報じていました。オバマ大統領の弾んだ声も流れ、これからはアメリカも変るのかなあ、と思ったり。しかし、共和党の候補者がまだまだこれから、と息巻いていたので、医療制度改革は難しいのですね。
日本も医療観光をめぐる混合医療制度については、かなり難しい問題があるようです。まあ、いつになるのやら、or 永遠にならないのやら… さっぱりわかりません。
話が飛ぶ―――のですが、アメリカ(合衆国)はもうすぐ白人よりもラテン系など非白人の数の方が多くなり、過半数を占めるようになるそうな。アメリカ人の英語も一様とは言えず、さまざまな御国訛りがあり、仕事先で一緒になる人も様々です。この前ご一緒した在米20年と言っていた人も、今でもその片鱗がうかがえました。聞き間違えると失礼になるのではないかと思いながらも、やっぱり間違えてしまい凹みました。まあ、騒音のひどい環境でしかも前を向いて仕事をしている二人の後ろで通訳していたので、ある程度は仕方ないかと思うのですが、本人が凹むと私はもっと凹む。どないしたらええんやろ。