まやの部屋

過ぎていく一瞬 
心に浮かんだことや気になることを書きとめる日記

魔法の片付け

2011-12-30 09:39:15 | 日記

先日も書いたけれども、年末大掃除ならぬ片付けの真っ最中。掃除はやっぱり畳などがないので、掃除機でプーと家中をかけるとそれで終わり。あっけないものだ。それよりも頭を悩ませるのが片付け。

断舎利が流行って早数年。今年は魔法のお片付けなどなど、片付け本が大流行り。友人の一人もその類の本を読んで夢中になったそうだ。私は数年前ドイツ帰りの主婦が起業した掃除代行業(確か、フルオグルッペとかいう名前)の人が書いた掃除の本を読んで、ドイツ式の暮らしとはさぞ優雅だろう、なんて片付けなどとは全く無縁のことを考えたものだ。その本では、すぐできるので毎日掃除しなさい、というのがメインメッセージでした。

確かに、使った後はさっと拭く、がきれいに暮らすこつだとその本から学びました。台所や洗面台、などはそうやってすぐふく習慣をつけようとしました。でも、そうやって水で洗い流す度に考えちゃうことがあるんです。洗面台だと、まず顔を洗う、洗面ポールを洗う、とするとこの私の顔の皮脂が混じった汚い水は私の家からなくなって、うまく家はきれいになったけど、この水は排水管を通って下水に流れ、その後近くのあの川に流れていき、そこから海に流れ・・・・・

なんてね。やっぱり究極的にはきれいじゃない!海に流れてきれいに浄化されるといいのですが。

話がそれました。それで、片付けですが、3年前のリフォームの時トラックに2台分くらい捨てました。ギャーと言う感じ。子育てしたら、それくらいはどこの家でも物が増えちゃうんですね。そしてきれいになった我が家で夫と二人、これからはすっきりした家で住めると喜んでいたのですが、やはり不安は的中し、また物がどんどん増えてきました。

豊かさとは物が増えること、とは昔の貧乏だった日本人がアメリカの「奥様は魔女」というコメディードラマを見て憧れて思ったことなんでしょう。私もすっかり消費文化に毒されて、すぐに買い物をしてしまいます。そして、「捨てる」 これはれっきとしたアメリカの消費文化です。

「良いものを大切に長く使う」 これが日本の伝統文化

物が少なかった時代の知恵とも言えなくもないですが、今となっては「捨てる」ことを見つめなおして、大切に使う、ことを考えてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


来年の手帳

2011-12-28 09:12:48 | 日記

先日来年の手帳を探して本屋さんに行ってきました。

売り場には様々な色、デザイン、形の手帳がたくさん売っていて、目移りすることこの上ない。それでも、主流は能率と高橋。どちらもよく似た内容なので、どちらを使っても変りはないように思う。

1週間見開きで、時間軸が縦か横 私の好みは横 見開いた時に右のページに何も書いてない、あるいは細かい罫線が引いてあるのがいいです。だいたいの行動は1週間単位で考えることが多く、予定もその時間枠でだいたい細かく決める。そして、右のページにはやらなければならないことや、考えていることなどを自由に好き勝手に記入します。

やらなければならないことを箇条書きにして、左に□マークをつけ、やり終えたらチェックマークを入れていくのです。

今年は、会社を辞めてから、気分を変えるためにアフタヌーンティーで白い手帳を購入しましたが、多分それは今年の2月くらい。辞めた当初は毎日せっせと記入していたのですが、だんだんとつけなくなり、後半は真っ白・・・ 

この手帳も使いやすく、来年もこれにしようとお店に見に行ったのですが、残念ながらなかった。それで、あったかグッズを買ってしまったのは、先日の日記の通りです。衝動買い…

そこで、来年の手帳はいつも通り高橋にしようと手に取って、ふと横を見たら、変わったサイズの白い手帳が目に入りました。

和田裕美さんの営業手帳でした。縦長の大きさで、今までと違い新鮮な感じ。中を開けて見ると、私好みの横使い。しかも右ページは何もない。何だかピーンとくるものがあり、さっそくレジに行ったのですが、あいにく現品限り。そこで、一瞬考え、取り寄せてもうらうことにしました。

昨日、やっと手に入れてきました。

手帳を変えるとわくわくしますね。来年はどんな年になるかな

 

 


年末にすること

2011-12-26 22:54:29 | 日記

今日は年賀状を書くのに1日かかってしまった。ふぅ~

メールがあるからいいようなものの、今まで年賀状をずっと送り続けていたので、何となくこの行事を済まさないと年末を迎えた気にならない。今じゃ、筆グルメで色々とできるから楽しい。自分らしさを何とか出そうと、あーでもない、こーでもない、といじりたくってやっとできました。なんか大仕事をしたみたいな感じだわ。

年末なのに大掃除をしなくなって、もう数十年。今年は時間があるので、やけに昔を思い出す。子供の頃は、父親が主になって年末30日くらいに本当に大掃除をしていた。箪笥を移動させて、畳を全部出して虫干しをして、もう一度もとに戻すときに何やら白い粉を板の上に撒いていた。多分虫よけの薬。その前に畳をぱんぱんとたたくのだが、どの家もしているので、あちこちからぱんぱんと威勢よく聞こえていた。懐かしいな~

今の家は全室フローリングだから、畳なんかないし。家具を移動させて掃除することも考えられない。これって、昔に比べて今の家が清潔になったから大掃除はしないってことなんでしょうか?そうでもないでしょう。あまりに大変で面倒くさいから、いつの間にかしなくなったのでは?そうすると、今の家は昔に比べて汚いでしょうね。多分。だって掃除が行き届かないもんね。アトピーの原因は意外とこんなところにあるかも。今の時期は空気がとても乾燥しているので、畳を日光干しするのは虫退治の面からとても理にかなっていますよね。でも、マンションだと畳を上げて干すなんて、とても考えられないです。

それに障子の張り替えもしていたね。これが結構楽しくて、破るときは必ずさせてもらっていました。そして、貼るときはピーンと貼るためにコツがいるとかで、父親がうるさくなんか言ってたように記憶します。これも、今の家には障子、ふすまがない。何ということ!!

息子たちは日本の家の畳や障子、ふすまをあまり知らずに育ってしまいました。うーん、こうやって文化って廃れていくのですね。畳に障子があると、部屋に入るときは膝まずいて、手で押しあける、なんて、今じゃ小笠原流だけでしょうか。マンション暮らしだとこういうことから全く離れてしまいます。

で、今年の大掃除、どうしようかな、としばらく前から考えています。畳や障子はないので、せいぜいていねいに掃除機をかけて、汚い所は拭き掃除するくらいですね。でも、ガラス戸がやっかいかも。大きくて上の方は手が届かないうえに、網戸なんかどうやって汚れをふき取ろうかと考えただけで頭痛い。洋風の掃除については、よく知ってる人が少ないだけに、何だかいい加減になって、そのままでいいや、なんてほったらかしてしまいそう。

 

 

 


今年の一番・・・

2011-12-26 11:12:20 | 日記

今年一番印象に残った人は、キムさん (金正日ではありません。念のため)

10月に旅行したカンボジアでお世話になったガイドさんです。

「飛行機が遅れたという情報はこちらに伝わってないです。」とちょっとムッとして、でも私たちに無事会えたことで、内心ほっとしていることが表情から読み取れたキムさん。5時間近くも飛行機の到着が遅れたのに、その理由もわからずいらいらしながら心配して、飛行場で首を長くして待っていてくれたのでしょう。アンコールワット遺跡のあるシムリアップ空港でのことでした。

痩せて小柄なので一見若く見えるのですが、終始そつのないガイディングで、写真テクも相当なもので面白い写真をたくさん撮ってくれました。トンレサップ湖やオールドマーケットなど、洪水の影響で今回は観光はできないと出発前に日本の旅行会社から連絡が入っていたのですが、現地で彼にこちらの希望を伝えると気軽に応じてくれ、全く支障なく手配をしてくれました。他に観光客はいなかったので、きっとすこしくらい無理して連れて行ってくれたのかもしれないのですが。

私も一応英語ガイドの端くれ。つい、その目で見てしまうのですが、とてもレベルの高いガイディングでした。

マニュアル通りでない、柔軟な対応がとても新鮮でした。

 

そして今年一番印象に残った場所は、アンコールワット遺跡

数年前に訪れた北京の万里の長城ではその気の遠くなるような長さに圧倒されましたが、このアンコール遺跡は仏頭の大きさと多さ、それに破壊のすさまじさに驚きました。今まで、東南アジアは私にとって距離は近いけれども心理的に遠い国。それが今回少し縮まった気がしました。ホテルなどにヨーロッパ風の文化が色濃く残っていて、そこにいる限りヨーロッパ風リゾート地の居心地の良さを味わうことができます。私たちもそういう所に行けるようになったのですね。でも、心の奥底ではちくちくするものを感じざるを得ませんでした。

ヨーロッパのOECD協約では、搾取や子供労働を厳しく禁止しています。その本当の意味がよくわかっていなかったと思いました。彼らは昔そういう風にしてお金を稼いでいたので、それを反省しているのですね。未就学児と思われる子供がワンダラーと言いながら、小さな手にたくさんの絵葉書やブレスレットを持って私たちの目の前に差し出して、はだしで近づいてきた光景はショッキングでした。

搾取ではない繁栄がもたらされることを願わずにはいられません。

 

 

 

 


あったかグッズ

2011-12-21 16:09:16 | エコ生活

この冬も節電が始まりまりました。正直、いやーだな。だって寒いし、風邪ひいたらどうすんの。エアコンをつけないとリビングは寒くていられません。今もつけています。温度もある程度高く設定しないと足やお腹が冷えるので困る。

ほんとに困った・・・

そこで、今日インフルエンザの予防注射に行きました。 今まで予防注射したことなかったのに。今年は仕事に行くと、常時50人程度の人が出入りするので、それもあったけど。そして、その後あったかグッズを購入しました。

 

近くにある○○ガーデンズというおしゃれなショッピングモールの中にある、アフタヌーンティーで。

我が家の床はフローリングなので底冷えし、足元にヒーターを置こうと考えましたが、電気が足りない!ということで、こんなルームスリッパにしてみました。今、はいていますがとても暖かい。思った以上に暖かく、これだと足元ヒーターはいらないです。

それと、羊さんの湯たんぽ。これも今膝に乗せていますが、とても暖かい。お湯の暖かさは格別ですね。ほんわかとした暖かさ。

そして、ブランケット。これは優れもので、3通りに使えるとか。今は羽織ってきています。とても暖かい。

この3点セットのおかげで、今はとても暖かい。この冬はこれでしのげるかな。

それにしても、仕方ないとはいえ、電気が足りないなんて未曾有のことです。原発は確かに絶対安心ではないのですから、もう一度福島のようになっては困るし。でも、いくら急なこととはいえ、もう少し何とかならないのでしょうか。火力発電だと環境によくないですし、資源も日本にない。で、どうするの?

風や日光などに頼るのはいいと思うけど、一体いつになれば、どの程度回復して、元通り使用できるようになるのか、全くわかりません。いつまで我慢が続くのでしょうか。それとも、このまま生活様式が変わっていくのかもしれないですね。

それにしても、我が家は3年前にオール電化にしたところ。この電気不足は全く予想していなかったので、ちょっと痛い。