猛暑の中を歩いて病院へ

連日の猛暑

何もなければ、エアコンの効いた部屋にいるのが一番

患者さんは車の送迎が必要だろうね

ところで、今回も患者さんは日本語が少し出来る方なので、といういつもの枕詞

会ってみると、確かに住所は綺麗な漢字で記入するし、会話も普通に出来る

私は通訳として同席したので、もちろん全て通訳していた

最後にこれからの通訳の必要性について聞いた

すると、患者さんは私の方を向いて、ペコリとお辞儀しながら、「よろしくお願いします」と

分かったように頷きながら聞き、簡単な質問には流暢な日本語で手短に答えているけど、お腹の中ではしっかりと理解していない場合が多いのではないか

医療関係の方々には、くれぐれもこの「分かったふり」ジェスチャーには惑わされないようにお願いしたい

偉そうに聞こえるとは思うが、通訳者を上手に使って、医療コミュニケーションを上手くとって頂きたいと切に願うばかり

満員電車に乗る

日常が戻りつつある

今朝の満員電車は凄かった　

久しぶりの朝早くからの仕事

忘れていた感覚

このまま元通りになるのか

いえいえ、恐らくかなり違ったものになるのでは

皆んな恐る恐る、そろそろと元に戻ろうとする？

違った世界に慣れつつ、前の世界を懐かしむ

目に映る景色は同じように見えても、やっぱり違うね

時間は確実に流れ、感覚も変わる

久しぶりに朝早くから、初めて入ったスタバで、ヨーグルトとコーヒーを飲んでる

こんなことなかったもんね

自営業はフリーランスか？

先日、スマホを新しくした

まだ仕事に使ってるので、最新のスマホにしたら、サクサク動いてくれて、とても嬉しい

ショップの店員さんはさぞかし対応が大変だったかもね

分からないことはとことん聞いて、嫌だと断る

当然だと思ってるけど、今時言われるがままにする人も多いのかも

最後に個人情報を記入した

仕事してる場合は会社名を書かないといけないけど、自営業なのでなし

ないのは困ると言われて、私が困った

そこで、フリーランスと書いたら、それもダメ

で、はたと考えた

今時、フリーで働いている人はごまんといるはずだけど、皆んなどう書いてるんだろうねえ

職業と聞かれたら、通訳業と書くけど

会社名はないし

対応してくれたお姉さんは、一旦奥に入って行って、相談したみたいで、戻ってきて、フリーランスでOKが出た

やれやれ

途中、会社名がないのであれば、専業主婦にチェックを入れろと主張するお姉さんと、もう少しで喧嘩になるところ

私はこれでも仕事を続けて数十年、自分を専業主婦だと思ったことは、その間一度もない

若いお姉さんから見たら、私は専業主婦なんだろうか

女性の生き方をこれでも真剣に考えてきた、ウーマンリブ世代の生き残り？と自負している

女性が一生働き続けて当たり前の世の中になってきたと喜んでいた私は甘いかもね

これからは、もっとキュッとした目付きでキツい言葉を使って、・・・

あー、シンド

今まで通りにするわ🤨

不安に感じるのは外国人も同じ

この頃、患者さんの通訳をしていると、不安に思っている様子がみてとれる

あっちこっち気になるところがあっても、別段異常が見つかるわけでもなし

そんな時、戸惑うのは通訳者ではなく、患者本人

日本で言葉もわからず、病院にも不慣れ

大きな不安を抱えたとしても、不思議はない

先日の先生は、心療内科を探してみるとおっしゃったので、一安心

本人も自分のメンタルがやられているなと、多少は自覚しているみたいで、実のところどうして良いか分からず、非常に戸惑っている

異常ありませんでした、ここではこれ以上治療は出来ません、さようなら。

と言われると、外で泣く患者さんも多い

私にはどうすることもできず、ただ見守るのみ

どうか、異常なし、と言って突き放すのではなく、これからのことを少しでも話し合って欲しい。そのために、医療通訳者を使って欲しい。

リモートセミナー

この頃のセミナーはリモートが当たり前

対面は考えられなくなった　ほんの3年前までは一堂に集まってセミナーの開催をしていたのにね

遠くからでも気軽に出席できるのはありがたい、が、気楽すぎてお知らせをもらうと直ぐにポチと押してしまい、毎日セミナーの目白押しとなってしまうので、管理に気を遣う

とは言え、パソコンの前にずっと座って画面を見詰めて1時間や2時間過ごすのは、どこかに集まって心はどこか遠くの山にある場合とは違い、特に顔出しを要求されるとお尻だけでなく、頭もエネルギーを消費するのでつらい

セミナーは顔出しは勘弁願いたい

その反面、必ず顔を出して話し合うことも大切

セミナーではなく研修や会議がそうだけど、これもパソコンの前に釘付けは正直辛い

遠隔でも参加できるのでとても重宝しているが、1時間以内にお願いしたい

大学の講義もこのごろはオンラインもしくはオンデマンドが多いかもしれないが、今年はどうだろう

去年までは90分の講義を三分割して欲しいと依頼された

さもありなん😏 

それにしても、気軽さ、手軽さ、気楽さの代償として、人の息吹を感じられない寂しさ、ボッチ感にさいなまれるかもしれない

時には実際に会って、その人の息づかいやケミストリーを感じないと自分が人間であることを忘れそうになる

そうか、アンドロイドってこんな感じなん？