まやの部屋

過ぎていく一瞬 
心に浮かんだことや気になることを書きとめる日記

英語で仕事(診察室)

2019-05-30 21:11:50 | 仕事
先日、ある患者を連れて中規模病院に行った。紹介状も予約もあったけど、案の定2時間は待たされました。よくあることなので「またか」と思いましたが、患者さんは「僕が外国人だから…」としょげていたので、そんなことはないと説明するのにひと汗かいたのですが。

 ところで、2時間くらい経った頃、ようやく呼ばれて診察室に入って行くと、以前お目にかかったことのある先生だとすぐに気付きました。先生はすぐに、てきぱきと手短な英語で質問を始めて、ようやく私の存在に気がついた様子。で、一言。「あ、前に来られましたね?」と。「はい」と私が答えると、「じゃ、あなたならお願いします。」と言うと、そこから後は日本語になりました。

 正直、本当に嬉しかったですねえ。頑張り甲斐があります。
診察はサクサク終了しました。
ただその後、診察室を出てから聞いた患者の話に少し驚きました。実は患者さんは前に他の病気で他のクリニックに行ったそうです。そこは、先生が実に簡単な英語で診察されたそうなんですが、先生がこれまた威圧的な態度だったらしく、患者さんは気おされて、「はい、」「はい」とただ答えていただけだったそうな。挙句に、8種類くらいの薬を渡されて、その内容もはっきりとわからないままに、飲んでいるそうな。
 英文で詳細が書かれた薬の用紙を握りしめて、(今日の先生にも見せていましたが)、きっと心配なんでしょうか。

 可愛そうだと思いましたが、もちろん私にはどうすることもできません。
 クリニックが英語対応可能と標榜すると、どうしても通訳者が一緒に行くことが減ります。そうすると、上記のような事態が出てくるのですね。患者さんが真面目であるほど処方された薬を飲んで、治らなければ、また一からやり直しになります。

 

デジタル読書

2019-05-17 14:46:26 | 読書
本が部屋の面積を占めることに気づいてから、本はほとんど全て実体のないものとなった。お蔭で本の数は減る一方です。来週には家にある本をたくさん箱詰めにして、ブックオフに送る予定です。
 その代りにキンドルが2個(だっけ?)iフォンにipadにキンドルアプリを入れて読んでます。いいところは、どこへでも持って行けることですが、パワー切れになると使えないので、充電は毎日欠かせないですけど。
 キンドルもこの頃ではあまり使わなくなりました。何といってもipadですねえ。夜寝る前にipadで読書。あまりすると眠れなくなるそうですけど…
そう言えば、この頃眠りが浅いかも…
 また、本のアプリもいろいろたくさん入れたけど、結局キンドルが残った。さすが、GAFA
 楽天の雑誌アプリもしばらくずっとお世話になってたけどねえ、数か月前にカード更新の際に止めました。雑誌も始めは好奇心で色々と読んでいたけど、飽きちゃっいましたねえ。時間ばっかりかかる。
 情報ってソースは色々あるけど、この頃はちょっと油断してると時間泥棒にやられてしまいます。メールで送られてくる様々な情報源にアクセスして読んでいると、あっという間に1時間が過ぎていく。そして、その情報は読んでいる時は何だかちょっと得した気がするけど、少し経つとすっかりその内容は忘れてしまう。残るのは、時間がなくなったという事実だけ。
 本ももちろん情報源なんだけど、格段に内容が違うし充実度もちがう。やっぱり本を読まないと。メールで送られてくる情報は玉石混交なので、少し距離を置いて読まないようにしようと思いました。
 でも、気づいたらメールからアクセスして読んじゃうんですよね。暇だったら、興味を引く内容が多いのでいい時間つぶしになるかもです。
 
 健康情報もあふれてるし、テレビにメール、新聞、などなど、もちろん本もたくさん。医療通訳の仕事を始めた一昔前に比べて、格段の情報量。頭の中もごちゃごちゃになりかねません。気をつけないと。
 

2019-05-07 09:45:32 | 健康
この連休はこまめに庭掃除に励んだ。狭い庭だけど、いつの間にか大きな木が何本も生えてきて、ほっておくと夏には超ちっちゃなジャングルみたいになる。雑草もはえ放題となり、まったく未知の世界になってしまうからねえ。
 いまはただただ、赤ちゃん雑草を抜いて、落ち葉を掃く。
 それでも掃除をしていると、新たな発見(大げさ)もあった。今、頭を悩ましているのが、コナカイガラムシという小さな虫。とても小さいけど、たくさん発生すると、大きな木も枯れる。その虫と格闘すること約1か月以上。
 それでわかったのは、昔ながらのおばあちゃんの早朝の庭掃除には意味があったこと。そういう小さな虫は枯葉などを目隠しにして、その下に巣くうことが多い。なので、一瞥だけしても葉っぱしか見えないので、虫がいるとはわからないのだ。
 庭の隅々まできれいに掃き清めるとはよく言ったものだ。見てきれいなだけではなく、実際の効用もあるわけで。今まで気がつかなかった私は、何と間抜けなこと。また、朝早くすることで、蒸し暑さを逃れることもでき、夏の蚊にかまれる率も少ないのだろう。
 やっぱりきれいにするに越したことはない。木の根っこをきれいに見えるようにしておくと、虫もつかない。これほんと。
 それにしても、これから暑くなると、早起きして庭掃除は大変だなあ。きっとまた亜ジャングルと化した庭を見ないふりをして、秋を待つのかなあ。

長い連休も今日でおしまい

2019-05-06 11:31:06 | 日記
今日もいい天気で、気持ちいい。長かった早春休みも今日で終わりか… 何だか名残惜しいわあ。
連休初めに秋田の角館に旅行して、昨年空振りに終わった桜を見てきました。今年は満開で大変うまく言ったと思ったのだけど、あいにくの雨・雨 お蔭で?観光客はあまりいなくて、ゆっくりと楽しむことができましたが。
 夜桜が期待以上にきれいで感動しました。雨も降っていたけど、ライトアップに満開の桜が映えて、しかも人もまばらでしっとりと楽しむことができて、とてもラッキーでした。
 2泊目は宿がとれなくて、田沢湖高原までちょっと足を延ばしましたが、これが意外にもよくて、高原のさわやかな風と残雪ー実際にはちょっとした牡丹雪も降ってとても寒かったのですがーの風景が心に残りました。カタクリの郷にも寄り、紫色の可愛い花がなだらかな山の斜面一面に咲いている様子は今年になって一番のヒットだったかな。
 中盤には、いつもの温泉に息子一家とお泊り。この頃には天気にも恵まれて、近くの山の牧場で羊さんたちとひと時を過ごすことができました。
 こんなわけで、結構身も心もゆっくりと休むことができて、よかったです。
 巷では、元号が変わり、新しい天皇皇后のお姿を拝見して、何だかホッとしました。こちらもよかったです。ちなみに、元号を外国人に英語で説明するときは、Emperor's year とか、Imperial eraと新聞では訳されているようですね。これで実際に話してみると、よくわかってくれました。ただ、生前退位については少し説明が必要かもしれないですね。
 明日から、またいつものモードに入れ替えて、さあ頑張ろうっと。😃 

英語学習の本

2019-05-02 20:38:07 | 英語(通訳/翻訳)
kindleunlimitedにお試しで入った後、そのままずるずると会員になった。10冊まで1か月読める。気に入った本は、やっぱり買ってしまうかも。それが手でしょうねえ。また、買うかどうしようかと迷う本を躊躇なく読めるのもいいです。

前置きが長くなったけれど、英語学習本は昨今星の数ほどあるけど、これはなかなかヒットだったかも。
「海外ドラマはたった350の単語でできている」Cozyと言う著者名ですが、れっきとした日本人のようですね。

海外ドラマは私も好きでよく見ます。英語で見るのですが、全部わかるわけではなく時々イライラしますけどね。この本は、最終的に海外ドラマを字幕なしで見られるようになるように、英語を勉強しましょう、という趣旨。
私がいいと思ったのは、スピーキングの後でリスニングを伸ばそう、というステップを踏んでいるところ。スピーキングは難しいと思われがちだけれど、自分が言いたいことを言うのであれば、少し練習すればできるようになると思う。
しかし、リスニングはそうはいかない。たゆまぬ練習が必要。リエゾンされた米口語の早口はいつも追いつくのが必死です。

 仕事柄、訛りのある英語を聞くこともよくあり、そんな場合はほとほと困る。聞き返すしかないが、本人が訛りだとわかっていない場合は、同じように発音するので、やっぱりわからん。まあ、例えば、「そやさかい、・・・」とか「ほんで・・・」とか、大阪人だったら頻発するけど、標準語の日本語しかわからない外国人は???となるでしょう。

 話がそれたけど、リスニングの練習を海外ドラマでどうやってするのかと興味があったので、後半部分をじっくり目に呼んだ。すると、著者はかなりの凝り性で、ドラマを英語の字幕付きで見て、その後セリフをシャドーイングして!!!、最後にディクテーションするんだって。

 これだけ毎日みっちりと3か月したら、TOIECはぶっちぎりで高得点になると思う。でも、蕁麻疹が出そう(笑)
セリフのシャドーイングはかなりしんどいと思う。だって、大概ドラマの中では登場人物は高速で話しているし、追いつけるんかいな。

ずっと前、英語ニュースをずっとシャドーイングしてたことがあったけど、CNNとかBBCとか。ニュース英語はきれいで割とゆっくりなので、できるような気がしたけどね。それでも大変やったわ。

ちょっとやってみようかと思う。リスニングは少し怠けていると、すぐに聞けなくなるし、戻すには生英語を一定の時間は聞かないといけないので、毎日のこととなると時間を見つけるのが大変なんです。

その点、仕事に行くと、リスニングはぐっと伸びる気がする。何といっても、私は真剣。一言も聞き漏らすまいと、耳ダンボになるからねえ。しかも、聞き逃したり、聞き間違えると、診断に影響すると思って、全身耳みたいにしている、つもりです。

 なので、お医者様も英語が話せるからと言って、通訳を入れずに診察するのはあまりお勧めしないです。リスニングは練習の時間がかかるし、生英語にずっと触れていないとすぐに低下するので、そんな時間は恐らく取れないのじゃないかと思ってしまいます。

 もちろん、すごい上手な先生もいらっしゃいますので、その時はひっそりと横でじっとしています。

 とにかく、一度はこの方法でやってみてもいいかもしれないと思いました。