昨日は日帰りで東京へ… セミナーに出席してきました!!
セミナーは無料だったのですが(通信教育の最後の顔合わせ?と言う位置づけ)、交通費が高すぎるよね。仕事でもないのに、この使いっぷりに我ながらあきれました。ちなみに先月もテストを受けに行ったので… 何をしてるんだ!!
考えてみれば、息子が東京の大学に進学してからちょくちょく東京に行くようになって、今ではまるで大阪か京都に行くように、ほとんど何の抵抗もなくいくことができる。最初は羽田から京急に乗っても、途中で地下鉄に変わる(乗り入れる)意味が分からず、途中の駅で降りてキョロキョロしてたのになあ。
大震災の後は、東京は本当に活気がなくなった。震災直後はさすがにいかなかったけれど、去年もまだ駅には以前のように人が溢れている感じがしなかったように思う。そして、何だか色あせて見えた。昨日は人が随分戻ってきた気がするけど、まだ活気は戻ってないように思った。
息子がこちらに戻ってきたこともあって、東京は私にとって以前ほどの魅力がなくなってきた気がする。こっちも年取ったのかな~。また前の活気に戻って欲しい気もするけど、このままでもいいのじゃないかと思う。以前は何もかもが東京に集中しすぎて人もあふれかえり、ちょっと異常なんじゃないかと思っていた。今くらいがちょうどいいかも。
セミナーは、出席者6人でとても少なくて驚いた。なので、一人一人の個人的な事情を話して、講師の先生がアドバイスしているうちにあっという間に3時間くらいが過ぎました。
様々なことを聞いたけれども、一番心に残ったのは、日本語を大事にしよう、ということでした。
今まで以上にその思いを強くしたセミナーでした。
今までは、内容にばかり気を取られて、できるだけ早く吸収しようと、わざとななめ読みしたり、段落を大きくざっと読んだりしていました。
そういうこともある意味必要かもしれないけれども、言葉を扱う仕事をするのであれば、じっくりと読むことが大切なんじゃないかと。
日本語だとわかってるから、つい内容を早くつかもうとして、言葉の一つ一つを吟味することなく読んでいました。
自宅に帰ったのは午後10時頃でしたが、新聞をその目で読んでみると、今までとは全く違った感じを受けて感動しました。
読み方、読む側の心の持ちようで、こんなにも記事内容が違って見えるんだなって。
それに、聞くことも。日本語はわかっているので、少しでも知っていることだと判断すると、すぐにざっと意味を取る方に神経を使っていたのではないかと思います。もっと、じっくり聞くことが大切。
大きな収穫のあったセミナーでした。
ところで、講師の方の出身地が我が家のすぐ近くだと判明して、すごく盛り上がりました。他の出席者には、かなりミクロな地元話だと言われてしまいましたが。何と小学校は歩いて数分の所にある、息子たちも通った学校だった!
阪神大震災の後に上京されたとか。そうだったんですね。大変だったとお察しします。
もうすぐ、1月17日 私にとっても大きな意味のある日がまためぐってきます。