今年のお正月も無事迎えることができました。
おせち料理は買い出しから始まってお重に詰めるまで、何とか日付が変わる前に終えることができ、お正月は皆が集まって過ごすことができて感謝しています。
若いころは何で皆忙しい時に、おせち料理を汗かきながら作るのだろう、と不思議に思っていたのですが、今は、おせち料理をお重に詰める瞬間の幸せな気持ちを毎年味わうことができることに大きな意味を感じます。
さまざまな食材にいろんな意味を付けた先人の知恵にも感心。
一番大きな意味を感じるのは、一月一日から新しい年が始まり、全てを一旦リセットしてしまう考え方。こうやって昔から日本に住んでいる人は、日々新たな気持ちで過ごせるよう、工夫を重ねてきたんだなあという思いを強く持ちます。
何でもまた新しい気持ちですることができるのは本当にいいことではないでしょうか。
そのための区切りに、お寺は108つ鐘を鳴らしてくれるし、年越しの火を焚いて、心が清められるのですね。(でも、一度もお寺で年越しをしたことはないですけど)
毎日のように会っている家族でも、今年もよろしく、などと言いながら、お屠蘇をいただき、おせちを食べる。
そして、心あらたに『一年の計』なぞを考えて、少し客観的に自分の生活を眺めてみることができる時を与えてもらえる。
本当にいい習慣ですね。私はお正月が大好きです。
で、今年の一年の計は何?