引き続き旅行記です。
アンコールワットからの帰途、ホーチミンで2泊しました。 初めてのベトナムで今回は全てが驚きの連続。 ホーチミン空港の立派さにびっくり。成田に匹敵する大きさだとか。 しかも、大林組だっけ、日本の建設会社が造ったもので、今後ベトナムは25年にわたってローンを日本に返していくのだそうです。
1日目はベトナム戦争の地下壕に観光 私や夫の頭の中にはベトナム戦争と言えば、反戦運動、大学紛争、べ平連、赤軍、などなど大変物騒なことばかりが頭にいまだに浮かびます。 私は高校も大学もぶっ壊された後に入学したので、何だか学校はやる気なさげな人であふれていた様な…
なので、行く前から緊張気味。一体どんなところなのだろうかと。でも、ガイドのフックさんというおじさんがとても気さくだったので、あまり深刻にならず平静さを保ちながらなんとか無事に終えました。
で、当たり前なのに新鮮な驚きだったのは、ベトナムは北が勝ったので社会主義の国なんだなあ。何だか… しかも、中国とは怪しい関係… 今でもそうらしい。わずか2か月前には南沙列島をめぐり怪しい雲行きになったために、お米と塩の輸出を止めたとか そんなことはつゆ知らず、観光しててええんかいな。今は収まってると言ってたけど、大陸で地続きの国は本当に大変です。あっちこっちから攻められるのではないか、とか、国境付近によさげなものがあったりしたら、すぐに取り合いになるとか。。。 はぁ~ 周りを海に囲まれた国でよかった。新しい法律では国民皆兵になったとかで、40過ぎのフックさんも徴兵されたら喜んでいくと言ってました 弾薬を運ぶくらいできるからって ジョーダンで言ってたと思いたい
道路にあふれるバイク すべてホンダらしい 2車線ある道路も1車線はバイク専用 また通勤通学の混乱を避けるために、会社も学校も時間をずらしているとか。7時始まり、8時始まり、9時始まりなどと地区別に決められていて、それが順繰りに数か月ごとに変わっていくって・・ 大変だな
それにほとんど無免許運転にもギョーテン
そのため、事故もすごく多いけど、ほとんどすべて示談らしい。→ ほんとなのかしら
その次の日は、メコン川クルーズでした。クルーズと言っても小さなボートです。広大なメコン川に繰り出していったときは、またとても不安になりました。 フランス語の先生をしていた(いる)という日本語ガイドのお姉さんの案内でした。以前に日本の有名なサッカー選手(名前は忘れた‐川島選手だったっけ)をガイドしたとかで、やたらと日本のサッカーに詳しかったです。
ベトナム人は細くて45キロくらいなので、この穴から出入りしていた。アメリカ人は身体が大きいため入れなかった。至る所にこのような穴が開いています。
周りは密林。今は整備されていますが、当時はもちろん木だけで道もない所。落とし穴もいっぱい。この下には大規模な地下壕ができていました。沖縄の地下壕をお手本にしたとか。。。
観光用に入口を大きくしたもの。この兵士(本物)の後について穴に入りました。中はまっくら。兵士さんのもっている懐中電灯の光だけが頼り。穴は四つん這いになって歩ける程度の小さなもの。曲がりくねっているので、兵士さんに遅れると真っ暗… 土が固く、掘っただけで何もしなくても周りの壁が落ちてくることはない。
ここは地下会議室。6畳程度あります。今は屋根を付けて上の土もなく広々。壁にこの旗。左は共産党の旗で、右がベトナムの国旗だっけ。水色は何を現してるんだっけ… 忘れてしまいました。やっぱり共産党?社会主義? いまだに頭を整理できない
朝の通勤の様子。歩いている人はいません。近くに行くときもみんなバイクらしい。だから1日中このように混雑しているとか
メコン川は茶色です。向こうに見えるのは中洲 大きな中洲が4島もあります。大きさは想像できないくらい大きい。実際、向こう岸は中洲があるため、見えません。
中洲の中の用水路(?)のようなところをボートに乗って観光しました。シュロヤシがたくさん生えていて熱帯らしい気分。