まやの部屋

過ぎていく一瞬 
心に浮かんだことや気になることを書きとめる日記

ホーチミンはバイクがいっぱい

2011-11-07 17:15:41 | 旅行

引き続き旅行記です。

アンコールワットからの帰途、ホーチミンで2泊しました。 初めてのベトナムで今回は全てが驚きの連続。 ホーチミン空港の立派さにびっくり。成田に匹敵する大きさだとか。 しかも、大林組だっけ、日本の建設会社が造ったもので、今後ベトナムは25年にわたってローンを日本に返していくのだそうです。

1日目はベトナム戦争の地下壕に観光 私や夫の頭の中にはベトナム戦争と言えば、反戦運動、大学紛争、べ平連、赤軍、などなど大変物騒なことばかりが頭にいまだに浮かびます。 私は高校も大学もぶっ壊された後に入学したので、何だか学校はやる気なさげな人であふれていた様な… 

なので、行く前から緊張気味。一体どんなところなのだろうかと。でも、ガイドのフックさんというおじさんがとても気さくだったので、あまり深刻にならず平静さを保ちながらなんとか無事に終えました。

で、当たり前なのに新鮮な驚きだったのは、ベトナムは北が勝ったので社会主義の国なんだなあ。何だか… しかも、中国とは怪しい関係… 今でもそうらしい。わずか2か月前には南沙列島をめぐり怪しい雲行きになったために、お米と塩の輸出を止めたとか そんなことはつゆ知らず、観光しててええんかいな。今は収まってると言ってたけど、大陸で地続きの国は本当に大変です。あっちこっちから攻められるのではないか、とか、国境付近によさげなものがあったりしたら、すぐに取り合いになるとか。。。 はぁ~ 周りを海に囲まれた国でよかった。新しい法律では国民皆兵になったとかで、40過ぎのフックさんも徴兵されたら喜んでいくと言ってました 弾薬を運ぶくらいできるからって ジョーダンで言ってたと思いたい

道路にあふれるバイク すべてホンダらしい 2車線ある道路も1車線はバイク専用 また通勤通学の混乱を避けるために、会社も学校も時間をずらしているとか。7時始まり、8時始まり、9時始まりなどと地区別に決められていて、それが順繰りに数か月ごとに変わっていくって・・ 大変だな

それにほとんど無免許運転にもギョーテン 

そのため、事故もすごく多いけど、ほとんどすべて示談らしい。→ ほんとなのかしら

その次の日は、メコン川クルーズでした。クルーズと言っても小さなボートです。広大なメコン川に繰り出していったときは、またとても不安になりました。 フランス語の先生をしていた(いる)という日本語ガイドのお姉さんの案内でした。以前に日本の有名なサッカー選手(名前は忘れた‐川島選手だったっけ)をガイドしたとかで、やたらと日本のサッカーに詳しかったです。

 

ベトナム人は細くて45キロくらいなので、この穴から出入りしていた。アメリカ人は身体が大きいため入れなかった。至る所にこのような穴が開いています。

周りは密林。今は整備されていますが、当時はもちろん木だけで道もない所。落とし穴もいっぱい。この下には大規模な地下壕ができていました。沖縄の地下壕をお手本にしたとか。。。

観光用に入口を大きくしたもの。この兵士(本物)の後について穴に入りました。中はまっくら。兵士さんのもっている懐中電灯の光だけが頼り。穴は四つん這いになって歩ける程度の小さなもの。曲がりくねっているので、兵士さんに遅れると真っ暗… 土が固く、掘っただけで何もしなくても周りの壁が落ちてくることはない。

ここは地下会議室。6畳程度あります。今は屋根を付けて上の土もなく広々。壁にこの旗。左は共産党の旗で、右がベトナムの国旗だっけ。水色は何を現してるんだっけ… 忘れてしまいました。やっぱり共産党?社会主義? いまだに頭を整理できない

朝の通勤の様子。歩いている人はいません。近くに行くときもみんなバイクらしい。だから1日中このように混雑しているとか

 

メコン川は茶色です。向こうに見えるのは中洲 大きな中洲が4島もあります。大きさは想像できないくらい大きい。実際、向こう岸は中洲があるため、見えません。

 

中洲の中の用水路(?)のようなところをボートに乗って観光しました。シュロヤシがたくさん生えていて熱帯らしい気分。

 

 

 


見事な彫刻

2011-11-05 00:04:31 | 旅行

アンコールワットなどの遺跡群の壁面には全て詳細なレリーフが施されています。回廊と呼ばれるところの壁面にはラーマーヤナなどの叙事詩や天国と地獄の様子など、大変興味深い壮大な絵が刻まれています。

一体何年かかって、何人の彫師が彫ったのでしょうねえ。

 

これは象に乗っている王様 戦争の様子

クメール人は福耳だそうです 

 

 

クメール人戦士

 

 

 

籠の上にあるのはお魚ですね お魚は大切な資源だったのでしょう  

木の上にいるお猿さん  車輪のところにいるのは犬?

 

上が天国で下が地獄の様子

閻魔大王 審判を下しているところ

 

 

 

 

いい者と悪い者が綱引きをしているところ… だったっけ

 

 


大きくなったり小さくなったりする湖

2011-11-02 22:26:26 | 旅行

アンコールワット観光の翌日は、車で1時間ほど行ったところにあるトンレサップ湖に連れて行ってもらいました。水上生活が見られるということ。

この湖はとても大きくて、何でも乾季で琵琶湖の3倍、雨季には10倍以上になるとか… ガイドのキムさんも雨季には乾季の3倍の大きさになると言ってましたが、それを聞いても私の頭の中は?? 大きくなったり小さくなったりする湖があるの? ふ~ん、と思ってもやはり

例のごとく、車をブッ飛ばして船着き場へ… 

とにかく無事ボートに乗り込んだのですが、ボートには運転手のいかにも若いお兄さんとガイドのキムさん、それに主人と私の4人が乗っているだけ。いかにも古そうなボートだったので、もし、このボートがひっくり返ったら、ボートの運転手のお兄ちゃんとキムさんは私たちを助けてくれるかな~ などと一瞬不安な気持ちがよぎったのは事実ですが、すぐに岸辺の様子に目を奪われてそんな気持ちはどこへやら、いつも通り矢継ぎ早に質問する私に少し閉口気味のキムさん。

雨季だったので、いつもだったらバイクで爆走しているらしいところもみんな水の下。寺院も水の中、参道も見えず、門も上半分が水の上に見えてるだけ。

は~、こんな世界があるのね、バイクを船にすればいつもと同じように移動できる、のでしょうか。

大きな湖の周りには6つの村があって、そこでは1万人以上の人々が暮らしているとか  立派な教会と立派な学校、日本と同じような紺と白の制服を着た子供たち。それに反して、貧しそうな家々、個人の家は貧しいんだな。このギャップに度肝を抜かれて、どうしてなのと叫びたい気持ちをぐっとこらえ、しかも、どうしてこの人たちは水に浸からない所にお引越ししないの という喉まで出かかった、恐らく大層バカな質問をしたい気持ちを押し殺して、キムさんのガイドを聞いていました。

その気持ちを少しは察したのか、キムさんは、ここの人たちは雨季には魚を釣り、乾季にはお米を植え(何しろ三期作らしい)生活している、と話してくれました。そうなんだ。

3本の高いアンテナは携帯電話の受信をしているとか。携帯も使えます。やっぱり、アンバランスだわ

そして、水平線の見える湖に少し驚きを覚え、こんな自然の営みと共に生活している人たちにあっぱれとしか言えない。

緑色の植物はホテイアオイ 向こう岸に集落が見える  全部水に半分くらい浸かっている 乾季はこのあたりは道でバイクで走るらしい

豚小屋も水の上 

 

船は移動だけでなく、輸送手段としてもいかんなく能力を発揮  女性がよく働く

 

向こう岸は見えない  広い 

後ろに見えるポリタンクに多分ガソリンが入っている