最近とても悲しいことがありました。
家から駅まで歩いて行く途中にある、立派な桜の木が20本あまり、切り倒されたのです!!!!!
残ったのは、道路沿いの4本だけ。
今の時代に考えられません。
桜と言えば桜守りがいて、何十年も大事に育てるはずの桜の木
切り倒された時は、泣きそうになりました。
ある超有名大企業の独身寮だったのですが、そこが大手Dデベロッパーに売られて、マンションが建つそうです。
独身寮の時は、その前から咲いていた桜の木を全て保存して、植栽としていました。
道路沿いに並んだ桜は春には素晴しい桜並木となります。敷地内にあった10本程度の桜の木も道路から十分に眺めることができるので、それはそれは壮観な眺めでした。べつに遠くまで行かなくても、十分毎日お花見ができたのです。
しかも、秋になると見事な紅葉を見せてくれました。
その独身寮自体もまだ建って10年も満たないと思います。とても瀟洒な外観でスマートな独身寮だったのに…
桜の木は誰のものでしょうか?
敷地内に建っていたら、当然敷地を買った人のものですか?
都市景観に随分貢献していたと思いますが、それをばっさりと企業の都合で伐ってしまっていいの?
きっと新しく建ったマンションに入る住民の方々も、素晴しい桜の木があったことを知ると、それが切ってしまわれたことを嘆くと思うけど。。。
桜の木のある都市景観の価値はどのくらいなんでしょうか?
多分、金銭にはできないものでしょうね。
何十年もかけて育ってきたわけですから…
『人でなし』、物騒な言葉ですが、思わず出てきた言葉
その大手Dデベロッパーへの私の信頼度は地に落ちてしまいました。
新聞で前社長の「私の履歴書」を読んでいた時は、それなりにいい会社だと思っていたのですが・・・
あれはひどい、前代未聞です。
もう伐っちゃったから、どうにもならんよね。