今日は年賀状を書くのに1日かかってしまった。ふぅ~
メールがあるからいいようなものの、今まで年賀状をずっと送り続けていたので、何となくこの行事を済まさないと年末を迎えた気にならない。今じゃ、筆グルメで色々とできるから楽しい。自分らしさを何とか出そうと、あーでもない、こーでもない、といじりたくってやっとできました。なんか大仕事をしたみたいな感じだわ。
年末なのに大掃除をしなくなって、もう数十年。今年は時間があるので、やけに昔を思い出す。子供の頃は、父親が主になって年末30日くらいに本当に大掃除をしていた。箪笥を移動させて、畳を全部出して虫干しをして、もう一度もとに戻すときに何やら白い粉を板の上に撒いていた。多分虫よけの薬。その前に畳をぱんぱんとたたくのだが、どの家もしているので、あちこちからぱんぱんと威勢よく聞こえていた。懐かしいな~
今の家は全室フローリングだから、畳なんかないし。家具を移動させて掃除することも考えられない。これって、昔に比べて今の家が清潔になったから大掃除はしないってことなんでしょうか?そうでもないでしょう。あまりに大変で面倒くさいから、いつの間にかしなくなったのでは?そうすると、今の家は昔に比べて汚いでしょうね。多分。だって掃除が行き届かないもんね。アトピーの原因は意外とこんなところにあるかも。今の時期は空気がとても乾燥しているので、畳を日光干しするのは虫退治の面からとても理にかなっていますよね。でも、マンションだと畳を上げて干すなんて、とても考えられないです。
それに障子の張り替えもしていたね。これが結構楽しくて、破るときは必ずさせてもらっていました。そして、貼るときはピーンと貼るためにコツがいるとかで、父親がうるさくなんか言ってたように記憶します。これも、今の家には障子、ふすまがない。何ということ!!
息子たちは日本の家の畳や障子、ふすまをあまり知らずに育ってしまいました。うーん、こうやって文化って廃れていくのですね。畳に障子があると、部屋に入るときは膝まずいて、手で押しあける、なんて、今じゃ小笠原流だけでしょうか。マンション暮らしだとこういうことから全く離れてしまいます。
で、今年の大掃除、どうしようかな、としばらく前から考えています。畳や障子はないので、せいぜいていねいに掃除機をかけて、汚い所は拭き掃除するくらいですね。でも、ガラス戸がやっかいかも。大きくて上の方は手が届かないうえに、網戸なんかどうやって汚れをふき取ろうかと考えただけで頭痛い。洋風の掃除については、よく知ってる人が少ないだけに、何だかいい加減になって、そのままでいいや、なんてほったらかしてしまいそう。