シエラクラブはアメリカの環境保護団体で、カリフォルニアのヨセミテ国立公園を創設したジョンミュアが設立者です。
その活動は幅広く、環境保護から夏の野外活動まで実にいろいろあるのですが、その会員になるとバックパックを送ってくれます。
会員になったのは、5月ごろだったと思うので、約1か月後に入会記念の品物が送られてきました。
中を開けてみると・・・
こんなに素晴らしいリュックサックが!! 感激しました。
ふたのところについているシールは、1892年にシエラクラブが創立された時のクラブのロゴです。
どうすればこんなに素敵なリュックを手に入れられるかというと・・・
先ほどのシエラクラブのホームページを訪れてみてください。そのページ右上にある、"Join Now" のページから申し込むことができます。
入会金は15ドルからですから、とてもお得ですね。
入会したからと言って、別に活動をしなければならないわけでもなく、どこかに名前がでるわけでもありません。
ニュースレターが時々送られてくるので、どのような活動をしているかわかりますが、こちらから積極的に参加しない限り参加を強制されることは全くありません。活動自体は自然保護が主な内容で、全く過激なところはないです!!
シエラの山を保護するのがその目的で、自然を私たちの子孫に残していこうという明確なメッセージがあります。
夏にはジョンミュアトレイルという、1世紀くらい前にシエラの山に住んでいたジョンミュアが歩いた山道をハイキングする企画が毎年あります。いつか参加したいと思っているのですが、実現するでしょうか。
ヨセミテ公園には2度ほど訪れたことがあります。学生時代に行ったときは、無謀にも宿の予約もせずに行ったので何とか泊めてもらおうと大変でした。そのため、学生には不似合いなコッテージを紹介されたのですが、大変素敵なコッテージで感激したのをよく覚えています。その時は、公園のあまりの広さに圧倒されっぱなしで、シエラの山に囲まれた大変整備された広大な公園を朝早く友人と散策し、ミラーレイクという湖のそばで、結婚式を挙げているカップルに出会い、友人らしい人が演奏するギター曲が流れる中、白いウエディングドレスが大変印象的でした。
産業革命から都市化が始まり、技術が進歩してきた一方で自然は破壊されるばかりで、心身ともに様々な問題が出てきた、という今やますます大きくなっている問題がすでにその頃出てきたのでした。ジョンミュア自身も機械の操作中の事故で目を傷め、技術者の道を諦めて傷心の思いで、シエラの山にこもりました。
山での生活はそういった心をすっかり癒してくれ元気になったばかりか、山を含めた自然こそが人間にはなくてはならないものだと気づいたミュアは、いろいろな活動を始めたのでした。
また、行きたいなあ。