遠くて近きもの・・・・極楽。舟の道。人の仲。
清少納言「枕草子」より
私この文章がとっても好き☆
これは十万億土の彼方にあると言われている極楽も、ひたすら仏を念ずればたちまち到達する。
舟旅は遠いと思っていてもすぐに着く。
そして、いつの間にか結びついている男女の仲。・・・・という意味
特に最後の“人の仲”は予測不能なだけにいとをかし！！って感じ☆
でも予測不能なのは未来も同じ。
未来に起こる問題は神様の意志
・・・・・で思い出す私の大好きな歌
血を燃やす
一夜の夢を
蔑むな
恋とは神の
意志なのだから
与謝野晶子「みだれ髪」
未来を自分で創ろうと頑張るからいろんな不安や苦しみが出てくるような気がする。
明日は寝てても来るんだから来たことをたんたんと真面目にやってれば自然に創られてく。
・・・・こんなモードだから、私って悩まないのね☆
だっていろんな問題も、届かぬあの人との一夜も神の意志なんだから・・・・（←ここは瑠璃のフィクションだからね☆）
そういえば、清少納言のこの文章に山下景子さんが著書「しあわせの言の葉」のなかで次のように書いてました。
・・・・・それにしても、遠いも近いも、結局は心の中にあるものなのですね。自由な心ではばたけば、近づきたいものに近づける・・・・。いつの時代も同じです。
同感！
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