飛鳥瑠璃的美生活のススメ

~大和撫子道~

青い月(ムーンパワー)

2005-09-19 10:27:27 | 日記・エッセイ・コラム
仲秋の名月ご覧になりましたか。子供の頃は本当によく月を見上げていました。ひんやりと青く冷たい光線は子供ながらに神秘的に映ったものです。
初めて買ってもらったオルゴールが「月の砂漠」(子供にはシブすぎ!なぜ「エリーゼのために」とか「乙女の祈り」とかではなかったのでしょう?)だったり、家に平山郁夫の「月明の砂漠」が飾ってあったりで、私の中では月と砂漠は心象風景のようになってしまいました。

話は変わりますがムーンパワーという言葉をよく聞きますよね、日本の卑弥呼や中国の楊貴妃は新月の力を使って相手の心を意のままに動かしたと言われていますし、ソロモン王に愛されたシバの女王も月の巫女となって神秘的な知恵と力を得ていたと伝えられています。そういえばジョセフィーヌも新月の力を使ってナポレオンの傷ついた心を癒したとか・・・・
実は「リマ」(貝を使って砂漠の上に「鏡の寺院」を作って月の巫女となった女王)にとても心魅かれている私は月の話をすると止まりません・・・・・(私が美しいと思うもの、貝、砂漠、月、そして以前夢に見たすごーく古い銀の鏡。リマの物語とリンクしてなんだかどこかで繋がっているような気さえしてきます・・・・)

最後に12年前に読んだ本の中から一説だけ、

「月の時代の特徴は、他人と自分との違いがはっきりしてしまうことだ。
あなたは、もう他人に作られたイメージで生きるのは、やめなければならない。
あなたは、あなた自身。あなたがはっきりと表現できる言葉、感じ方、仕事、そして能力で生きてみるべきだ。
自分の言動に小さな誇りと大きな自信を持ち、しなやかに動き、大胆に人生に勝負をかける。
月の光は、不思議な力を持って、あなたに自らを知りなさいと波のように伝えてくる・・・・」

         -魅惑の月光浴、三村寛子ー

こんな風に生きてこられたかなぁ・・・・
青い月の下で、ふとこの12年を振り返り、ムーンパワーを呼吸した夜でした。

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