シルクロードと科学 ある物理学者の独りごと Silk Road and Science

天山山脈の北の麓の都アルマトイに、私が初めて訪れたのは平成7年(1995年)10月でした。

東日本放射線衛生調査2 青森~仙台

2011-04-08 07:59:09 | 放射線防護情報センター

 第二日目は、JR青森駅前からバスで出発し、車内で線量率を計測しながら、東北自動車道で仙台に向かいました。 途中、岩手県北上あたりから、環境放射線は若干ですが上昇しはじめました。北上~仙台間の100日間線量(100日間に、その地域の人が受ける線量)は概してレベルE。青森を10:30出発、仙台に15:20到着しました。    高田純 札幌医科大学教授

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岩木山

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岩手山

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仙台市内の五橋公園にて調査

線量率は毎時0.20マイクロシーベルト

100日間線量はレベルE 安全範囲

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放射性セシウムのほかに、短い半減期の核種(今のところ識別できていません)があります。ただし、この不明核種は、短期間に消滅すると予想しています。つまり、環境放射線の値は次第に低下していきます。

調査開始してからの高田の積算個人線量値はわずか5マイクロシーベルトで、現時点でレベルF。

仙台市内の居酒屋にて夕食を取りました。ホヤ、牛タン、漬物、ごはん1杯、味噌汁、お茶2杯、日本酒3合。

翌朝8:30の甲状腺線量検査結果は、レベルF。

 (C) 高田純 2011 放射線防護情報センター