goo blog サービス終了のお知らせ 

シルクロードと科学 ある物理学者の独りごと Silk Road and Science

天山山脈の北の麓の都アルマトイに、私が初めて訪れたのは平成7年(1995年)10月でした。

多数のご声援ありがとうございます!

2009-05-09 06:15:36 | シルクロード科学プロジェクト

 正論の論文掲載、産経新聞、東京新聞、中日新聞の記事掲載後、多数のご声援をいただきました。

 また、3月に発足しました日本シルクロード科学倶楽部には、全国各地から入会いただいています。

 日本人シルクロード観光者の被災調査に関連して、多数のご声援ならびに支持する声が上がっています。これらの応援を背に受けて、シルクロード科学プロジェクトを推進してまいります。ありがとうございます。

 国内での報道が今後も続きますが、先の大紀元、英国サンデータイムズに続き、海外の有名誌で、近い将来報道される予定です。

 これからも国内の皆さまとともに、シルクロードの悲劇の解消に向けて、人道の心と科学力で立ち向かっていきます。 どうかよろしくお願いいたします。 

                  J博士

 次は、ご声援の一部ですが、紹介させていただきます。

イザ・ブログ http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/248827/tb/#Iza

おつるさん http://blog.zaq.ne.jp/otsuru/daily/200905/05

なっちょ?さん http://chelse.iza.ne.jp/blog/entry/1027693/

QUさん http://net-warshi.cocolog-nifty.com/blog/

東トルキスタンさん http://uygur.fc2web.com/uygur.index.html

東トルキスタンに平和と自由をさん http://saveeastturk.org/jp/index.php/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8

コーヒーとモカクレアさん http://coffee-eclair.at.webry.info/200905/article_5.html

博士の独り語さん http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-date-20090501.html

政治の話題さん http://imano-seiji.seesaa.net/archives/20090501-1.html

nt 日記さん http://nt-diary.blog.so-net.ne.jp/2009-04-30-1

アニ妻ぶろぐさん http://dororon.blog.shinobi.jp/Date/20090501/

てかてか日誌さん http://blog.goo.ne.jp/tadahirojpn/e/2587ac53251670e4b945f1a2a0b04c94

藤井厳喜先生 http://www.gemki-fujii.com/blog/10/

大和櫻塾さん  http://tonogodz.blog70.fc2.com/blog-entry-393.html

ネットゲリラさん http://shadow-city.blogzine.jp/net/2009/05/post_311a.html


核爆発災害は隠せない! その2

2009-05-03 10:48:19 | シルクロード科学プロジェクト

 核爆発災害は隠せません、私たちの米ソの事例研究が証明しています。(「世界の放射線被曝地調査」2002年、「Nuclear Hazards in the World」 2005年、「核爆発災害」2007年) 

 残留している核汚染、被災者が体内に取り込んでしまった放射性物質の量、浴びた線量は、半世紀経た今日でも追跡調査でき、その全貌の解明に迫ることができるのです。カザフスタンおよびマーシャル諸島の核被災の科学調査が、それらのことを実証しました。

 人体が受けた線量の値が推定できれば、その健康影響の度合いリスクが判断できます。これは、レントゲン博士がX線を発見していらい始まった放射線防護学研究100年の成果です。この放射線防護学は、今日最も進んだ科学のひとつです。

 楼蘭周辺で中国共産党が強行したメガトン級威力の一連の核爆発による災害の規模や地理的範囲は、放射線防護学によって人体影響の度合いと地理的範囲の判定にまで結び付けられたのでした。(「中国の核実験」2008年)

 シルクロードでの核放射線災害の人口推定には、上記の科学研究に国連の当地の人口データベースから推定された人口密度の値を組み合わせたのです。細かい人口密度分は現状不明ですが、平均値を使用しました。

 中国共産党とNHKがいくら、シルクロードでの未曾有の核爆発災害の隠蔽を図っても、科学力で暴かれてしまったのです。 今後、さらに多くの科学事実が判明するはずです。

 1980年のNHK取材班のみならず、その後シルクロードを観光した27万人の核放射線影響の調査は急務です。これは日本自身の問題です。

 隠蔽を続ける中国政府の行為は国家犯罪です。ウイグル・チベット・モンゴルの人々への謝罪とともに、情報報を開示し、すぐに補償を開始すべきです。

 NHKの日本国民への裏切り行為も許されるものではありません。

 シルクロードにある今の核の砂漠の実態を報道し、謝罪すべきです。

        美瑛にて  高田純 理学博士

日本人観光者の影響調査

http://blog.goo.ne.jp/rsilk/d/20090502

NHK取材班は知っていた、楼蘭周辺の

http://junta21.blog.ocn.ne.jp/blog/cat10269084/index.html

広島で5月23日、日本の課題を講演します。

http://blog.goo.ne.jp/rsilk/d/20090501


核爆発災害は隠せない! その1

2009-05-02 08:19:36 | シルクロード科学プロジェクト

核爆発災害は隠せません。

核爆発は、中心温度が摂氏100万度以上となる火球が一瞬に膨張する現象です。

例えば、爆発威力が1メガトンならば、100キロメートル離れた場所から火球を目撃すれば、昼間の太陽の30倍以上の明るさに見えるのです。したがって、隣国が偵察機で核実験を監視すれば、その火球やきのこ雲の様子から、核爆発威力が推定できるのです。

地下深く爆発した場合にも、世界中に配置した地震監視網により、核爆発のゼロ地点と核爆発威力がわかってしまいます。

ですから、中国共産党がたとえ核爆発のデータを開示しなくても、米ソは独自に監視した中国の核爆発の全データ(年月日、核爆発威力、大気圏・地下別)を持っているのです。

したがって、楼蘭周辺で強行した中国共産党の核爆発のデータは、現地に行かなくても科学力でわかっていたのです。

私高田純は、主としてソ連が監視してまとめた中国の核爆発データを、隣国カザフスタン科学者から入手しました。

地表核爆発後に核の砂が舞い上がり風下地域に降下することで生じる核放射線災害の研究は、米ソで大いに研究されています。私も、大学院博士課程の学生の時にその問題に関わったのです。

本格的には、1995年に開始した旧ソ連セミパラチンスクでの核実験災害の影響調査で、その科学の全貌が解明できたのです。その計算方式がRAPSです。舞い上がった核の砂が降下する風下地域の線量を予測できます。風速風向のデータと核爆発威力のデータがあれば、ほぼドンピシャで、ゼロ地点から1000キロメートル離れた地域の線量を計算できるのです。その確度は、開発した本人も驚くほどです。北朝鮮の核実験の計算結果は、2007年にIAEAで報告し、既に論文となり、国際的に評価されています。もちろん、セミパラチンスクの事例でも成功しているのです。

風速風向に関する気象データも、カザフスタンから入手しました。これで、中国のメガトン級核爆発の核の砂降下地域の線量を計算したのです。

私の計算結果は、カザフスタン科学者が報告した中国国境のカザフスタンの町の線量値とドンピシャで一致しました。核爆発のゼロ地点から1000キロメートル離れた町のリスクは、胎児影響を受けるくらいに大きな値でした。

  ・・・・・・・・・・・・・ 続きは 明日   高田純 理学博士。

  核の蛮行は、科学力で暴かれる。

  悪魔と、その仕業の隠蔽に加担したものたちも、

  神様に裁かれる日が来る!


日本人シルクロード観光  核被災者調査

2009-05-02 05:14:54 | シルクロード科学プロジェクト

シルクロード核の砂漠を観光した日本人の被災調査

シルクロード科学プロジェクトJ5 

http://www15.ocn.ne.jp/~jungata/SSP-J5.html

放射線防護情報センターでは、シルクロード科学プロジェクトの一環として、シルクロード・ウイグル地区を観光した日本人の調査を実施します。

家族・友人の行方不明、帰国後の白血病や発がん、流産・死産・奇形、についての情報をお知らせください。個別にはお答えできませんが、寄せられた情報を整理し、科学的判断を加えます。その結果は、ホームページ上の他、論文や図書、また報告会などの形でお答えいたします。

なお遭難など甚大と考えられる場合には、個別にお返事を差し上げます。

情報提供の仕方

下記の情報を電子メールで受け付けます。次のアドレスへ送信ください

bpgoprojectj2+j5@gmail.com

 放射線防護情報センター プロジェクトJ5係

なお、電話での問い合わせは受けられません。人手がないのです、ご了解ください。

手紙の場合は受け付けます。

送信日   年  月  日

1 貴方の氏名       ご住所 都道府県名 

    連絡先メールアドレス

2 シルクロード観光した人の氏名 

  生年月日       旅行当時の年齢     貴方とのご関係  

3 シルクロード観光の期間   年  月  日 ~  年  月  日

4 旅程 できるだけ詳しく

5 気になる旅行中の出来事

  (閃光やキノコ雲の目撃、爆風・爆音、砂嵐の体験、 どこで、いつ)

6 帰国後の健康上の心配

    特に白血病や肺がんなどの発がん、胎児影響など、発病の年

個人情報は護ります。


シルクロード核の砂漠を観光した日本人の被災調査を開始します

2009-05-01 00:57:19 | シルクロード科学プロジェクト

 みなさん、中国共産党がシルクロードの要所であったウイグル人の暮らす楼蘭遺跡の周辺で強行したメガトン級の核爆発で多数の人口が死傷したのは間違いありません。私の推定で、少なく見積もっても19万人以上の急性死亡を含む148万人以上が死傷しているのです。

 世界ウイグル会議総裁で、ノーベル平和賞候補のラビア・カーデイル女史が言う共産党機密情報では、現地で75万人が死んでいるのです。しかも甚大な核放射線影響を受けた多数のウイグル人たちが、なんら補償もされずに放置されています。

 特に問題なのは、この事実を中国政府が隠蔽していることです。これは、前世紀から今も続く史上最悪の人権人道問題です。

 3.18東京シンポジウムで私は、これは対岸の火事ではない、日本の問題であると断言しました。

 ひとつは、こうした危険国家、独裁政府が、日本を標的にメガトン級の核を搭載した弾道ミサイルを配備しているからです。

 もうひとつは、NHKの番組に誘導されて、中国が核爆発を繰りかえしていた1996年までに、日本人が、楼蘭周辺のシルクロードを27万人も観光していたからです。このリスクには、核爆発に巻き込まれる最悪の事態から、帰国後に白血病などの健康被害が想像されるのです。

 NHKは、こうした危険な核ハザードを承知の上で、中国軍の援助を受けて1980年に楼蘭遺跡周辺を取材しました。しかもこの危険な裏面を隠した形で番組を制作し、放送を続け、そのビデオを販売し続けています。とんでもない公共放送です。日本人を裏切った行為であると、私は言いたい。

 日本の”反核団体”も同罪です。中国の核実験を黙認・容認し続けています。時に、中国派の政治団体は中国の核武装を容認しているのです。とんでもないことです。

 シルクロードでの危険な核ハザードは、こうして長年にわたり中国共産党と日本のNHK・偽反核団体により隠蔽されてきました。その結果、28万人以上の日本人がその核放射線のリスクを負わされたのです。

 放射線防護情報センターは、国内外の心ある人々・専門家の協力を得て、この問題の科学に取り組んでいますが、特に、日本人のシルクロード観光者の被害調査を開始します。

 この調査は、急務です。詳細は、次のサイトにありますので、ご覧ください。

 シルクロード核の砂漠を観光した日本人の被災調査

 http://www15.ocn.ne.jp/~jungata/SSP-J5.html

 この情報を、シルクロードを観光されたお知り合いに伝えてください。

 なお、関連情報が、本日の産経新聞朝刊と、月刊誌正論6月号に掲載されています。