空の爽やか散歩道

古今東西
昔今日記

どっちでもいいんじゃん

2012-02-14 20:30:32 | 日記
アムステルダムには結構、行ったような気がする。

オランダがドイツに近かった事、それに日本からオランダへ
の出張者が来た事がアムスへ行ったきっかけでもある。

オランダの出張がかなり重なっていた時、日本から来た出張者に
アムステルダムへの観光をプレゼントした。

オランダの出張先からアムスまでは車で、約1時間半。
まー、アムスの本当の目的は目の保養だったが(飾り窓)。

昼間はぶらぶらと、ショッピング。
出張者は必ず、買い物になると買おうか、買うまいか、迷う。
ここで、おいらの悪魔の囁き。
「今、買っておかないと、もうヨーロッパに来ないかもよー。
チャンスは 中々、ないよーーー。」
大概この囁きで、オランダだけでなく、ヨーロッパに来た
出張者達は購入する。

夜はお持ちかね、大人の時間。飾り窓。っていっても、これは個人の
問題なので、個室に入ろうが、入るまいが、お好きにどうぞ。
おいらは目の保養だけが必要だったので、入室はしてませんが。

目の保養が終る頃には家路へ変える時間。
もう、出張やら観光やらでクタクタなので、KFCにて、夕飯を買う。
これも、いつものパターン。出張者には悪かったが、マジ疲れていた。
アムスのKFCは結構な、賑わいだった。

おいらの順番が来る前に、店員と客のやり取りを聞いていた。

客が、Take awayで、オーダーをしたらしい。
そこで、KFCの店員はこう言いました。
「袋は何がいいですか?袋をつけますか?つけませんか?」
一瞬、耳を疑ったが、客の方もビックリした顔をしていたので
間違いはなさそうだ。

君のその質問で、どれだけの人が待ってるとおもっとるん!

どっちでもいいじゃねーか!と思ったのは
おいらだけ、ではないはずだ。
きっと。

何か違う。

2012-02-13 08:34:27 | 日記
現在、おいらが働いている会社の同僚たち。

まー、ウェールズだけに、殆どウェリッシュですが……。

思い起こせば10年前、会社の休憩時間、おいらはキャンティーンで
コーヒーを飲んでいた時、数人のカムリ共が入ってきました。

ウェールズ人はカムリって言葉に誇りを、持っているそうで
同胞という意味。ですが、こいつ等のどこが同胞なのか?って
毎回、思うことも。

とにかく、この人達も、コーヒー休憩。自分の好きなドリンクを
買って、席についた。

全員が作業服(オーバーオール)の内側ポケットから
何かを取り出した!

ペン、小さなモノサシ、そして、スクリュードライバー(+ORー)
その、小道具で何をするかというと、そうなんです!コーヒーを
かき回したり、ティーのティーパックを取ったりと、
まー、さまざま。
ペンの場合は ペン先に水滴がつくと描けなくなるからって
先端を口に入れ、思いっきり、すすりこむ!ってな具合。

その小道具達、ついさっき工場現場で、使っていた物。
機械油や、グリース(潤滑剤)や様々な液体も染み付いた
すばらしき、小道具達。

おいらの部署の場合、グリースは植物性を使っている為、
口に入れても体に害はまだないけど、機械油とかはどうかなと。

まっ、普段からトイレの中でコーラ飲んだり、チョコ食ったり
している、連中だけに、免疫というか、ついてるんでしょう。たぶん…。

近年のスワイン・フルーが影響したのか、最近は手を洗うようになった
従業員のカムリと他のブリティッシュの方々。

全く影響の無い時は もちろん手は洗わず、豪快にヨーグルトに
指を突っ込み、手で、こねくり回し、指をスプーン代わりにして
ヨーグルトを食べとりました。

何か違うというか、所変われというか。なんなんでしょう?

すげーっ!

2012-02-10 20:58:16 | 日記
ダニエルと分かったのですが、とにかく検査員の質問を終了
させない事には世間話は出来ないので、おいらは何知らぬ顔をした。

検査員→ダニエル→おいら→ダニエル→検査員ってな具合で
質問&答えが繰り返すこと、20分ぐらい。ようやく開放。

おいらは彼女に「もしかして、青森にいた?」と聞いてみた。
彼女は「あーーーー!」って。覚えていてくれた。イスラエル人
さすがに賢い。

でも、最終便の飛行機出発は残り20分をきっていたんです。が、
ダニエルのおかげでチェックインやらなんやら、5分ぐらいで終了。
オーストラリアに戻ったと思った彼女。結局、母国に戻り、空港の
係員になったとの事。でも、やっぱりこの仕事も向いてないと
いって、今度はコンピュータ関係に進みたいと言っていた。

彼女の方も、おいらがてっきりオーストラリアに行ってると
思っていたらしく、何でこんな所にいるの?なぜ、ドイツなの?
と聞いてきた。
おいらは「何でなんだろうね?」って答えておきました。

しかし、駐在生活中、彼女と会う事は2度とありませんでした。
最後に、彼女と握手をしてお別れ。元気でね、ダニエル。

無事、飛行機に乗り、夜にドイツ着。
その時は、まだ長期出張者の為、ホテル住まい。
それが問題。今宵のホテルはどこ?事務所の人はブッキング
してくれたん?

誰もおいらの帰ってきた事、分かる訳もないので、先代駐在員の携帯へ電話。

先駐)「ハロー」 お)「おいらです。」
先駐)慌てて、「今どこ?すぐに、迎えに行くよ!」

結局、その晩は彼のアパートで泊まらせて頂く事に。

イスラエル行方不明事件の話に花が咲き、朝方4時まで、くっちゃべり
彼はひっきりなしに「すっ、すげーーーー!」と
驚きと感動で目がキラキラしていました。

でも、あの時は本当に疲れたー。

見たことあるような……

2012-02-07 20:36:52 | 日記
乗るはずだった飛行機が飛んでいってしまった
イスラエルの空港。

長者の列は 中々、減らない。なぜならば、当時の
イスラエルは荷物検査がちょー厳しいんです。

質問、質問、さらに、また質問。
そりゃあんた、そうそう終わりません。

英語が出来ない人の為に、ヨーロッパランゲージは
喋れる人がいるらしく、荷物検査の前に、一人、一人に
係員が英語が出来るかと聞く。

出来ないと答えたらスペイン語、ドイツ語、フランス語は?
と聞かれる。
そんなやりとりも、この列の原因。

ためしにおいらは「ここに日本語が出来る人はいる?」
と聞いてみた。回答はというと
「May be」だって。どっちやん!
そんな事を言ったばかりに、おいらの順番は一番最後にさせられた。
正直、辛かった。待ち疲れ。タクシーでの移動疲れ。って感じ。

よーーーーやく、おいらの順番。待ち続けて2時間経った。
係員がきた。荷物検査のデスクへ行った。目の前には
偉そうに立っている、荷物検査員。質問始まる。と思ったら
「ちょっと待ってて。」と検査員。

持ってきたのは英語が日本語訳された検査項目。
検査員が、項目の1番から指を指す。おいらも負けじと
指を指しかえす。その項目は約15項目。

やっと、終わった!と思ったらまだあるんです。
確認の為とか言って、日本語の喋れる、係員が来ました。
最初から、こいっちゅうねん!

でも、この日本語が喋れる係員、どこかで見たことあるんです。
ん!まさか!念の為、彼女のネームプレート見たんです。

そしたら、やっぱり!

青森で会った、ダニエルだったんです!

行方不明

2012-02-06 12:56:38 | 日記
「彼が行方不明だ?どこに、いるかも分からない!」

イスラエルの客先から、おいらの先代だった駐在員へ
一本の電話があった。

ドイツ事務所のスタッフは大慌て。旅行代理店に電話するも
「個人情報は教えられません」という回答があったそうです。

イスラエル。何度、悩まされた国か。

そんな時、おいらはというと。

突然のストライキ勃発!交通機関が完全にストップ。
今回はいつ終わるか不明。と、客先に言われたのは 
まさに、仕事が終わろうとしていた4日前だった。
客先滞在期間は10日間。

通常だと、一週間もすれば終るそうだが今回は?だと
客先に言われ、結局、最終日までストライキ続行。
次の日は仕事もなくホテルで待機。部屋で窓からボーッ
と死海を眺めていた。
風呂でも入ろうと、浴槽に、湯を溜めていた時のこと
レセプションから電話。

レ)「タクシーが待ってるから早く支度して、空港へ行って!」
と言われ、ジャージ姿に髪の毛寝癖だったおいらは急いで
荷物をバッグに詰め込み着替え、髪形なんて気にしてられんかった。
そして、ホテルをチェックアウト。

何がなんだか分からなかったが、ホテルで待ってたタクシーの
おっちゃんが客先の名前とおいらの名前の書いた紙を持っていた。

タクシーに乗ると、おっちゃんは猛スピードで空港へ。
テルアビブ空港までは3時間の距離。
でも、おっちゃんドライバー、砂ぼこり巻き上げながら
運転し、2時間で空港まで到着。

そこで、問題勃発!
タクシーのおっちゃんがお金を要求!
通常ですと、客先とおいらの元会社の契約上、タクシー代は客先払い
なのですが 客先も慌てていたらしくタクシー会社に
何も伝えてなかった。と分かったのは、後のこと。
おっちゃんは 「外で待ってる」と言い、おいらが逃げないように
おいらの荷物を持っていた。
後で聞いて分かったんですけど、乗客以外、飛行場内は出入り禁。
テロ関係で。
とにかく、お金をドルに換え、何とか支払えた。

その後も問題が。
飛行場の中の荷物検査。ちょーーーーじゃの列。
結局、このおかげで、おいらの乗ろうとしていた
飛行機の時間が過ぎました。乗れませんでしたよ。ひこーーき!

あーぁ、飛行機行っちゃった。