空の爽やか散歩道

古今東西
昔今日記

お世話さまでーす。

2013-11-26 21:12:47 | 日記
日本、ドイツ、ギリシャ、デンマーク、イギリス。

いやー、お世話になってました。

歯医者・・・。

駐在員になる前に絶対に必要不可欠だったのが歯の検診。
色んな場所に飛び回るから健康管理に気を使うわけですよ。

長期出張前に歯の検査をし虫歯の治療を完璧にして
3ヶ月の出張に出かけるわけです。

しかし、とにかく出張中はストレスたまりまくりで
日本で完璧にしてきたおいらの歯達もナゼかお疲れになり
痛くなる。

我慢できるわけも無く、それぞれの国の歯医者に連れて行って
もらい、それぞれの異なった治療をしてもらう。

そんでもって、日本へ帰るとまたは医者へ行きその治療した
歯を見てもらう。

ギリシャ、デンマーク、ドイツの歯の治療は日本でも
特に問題なく手入れもされずに無事終了。

が!

問題はイギリス。

かなり最悪らしい・・・。

駐在員になった時、ドイツで歯の治療をした際、その当時
普段使われていなかったセラミックの被せ物をしてくれる
ドイツの歯医者さん。

すっげー!最初治療してもらったときの感動。

日本の場合、銀を良く使っていたのでドイツでも同じかな
って思っていたのにセラミック。

口を大きく開けても銀色のかけらもなし。真っ白!
またその歯医者が中中の技巧派。めっちゃ上手いんです。

ロンドンの先代駐在員がミーティングでドイツへ来る前に
歯医者を予約して欲しいといわれ、その歯科医へ予約。

先代駐在員を空港にてピックアップをし歯医者直行。
なんでも半年以上、仮の詰め物をしていただけ。
それもまた凄い話だが。

歯医者には到着すると10分足らずで直ぐに治療開始。
「麻酔は使うか?」の問いに先代駐在員「いらん!」

以前に前歯をイギリスで治療した時に麻酔が効いたまま
中華レストランに友人達と行き飯をボロボロと落としまくった
という苦い過去がある。
そこで、麻酔は必要なし!と男らしい判断。

治療開始。

いつ聞いても削る音は嫌なもの。先代は歯を食いしばれず
もがく事も出来ず、ただひたすら椅子を掴み、冷や汗を
流し、耐えていた。

そして、ついに出た!セラミック!装着!

治療終了。

世界各国共通の保険ブッパーインターナショナルで
支払いはバッチリ!(日本は利かないんだよね)

先代に笑顔が戻った。

「スー、ハー、スー、ハー!イタクナーィ!」

誰やお前?

当時の最先端の技術でした。(約10数年前のこと)

3歳児

2013-11-18 17:06:00 | 日記
今年もあっという間に終わる気がする。

もう11月の中旬。早いね。
ついこないだ3番目が産まれたかと思ったら”あっ”と
いう間に11月。

歳もとるわけさ。嫌やね~。

長女がナーサーリーに入園したのがついこないだのよう。
午前クラスに入園した。息子の時は何も分からなかったので
申し込みを出した時にはもう午前クラスはフル状態。
結局午前クラスは入園出来ず午後クラスになった。

娘の時は息子の時の資料を残していたので早い時点で
ナーサリー申し込みが出来たので娘は午前の部。

やっぱり午後より午前の方が数段良いと思っのはおいらと
嫁だけ?
娘はいまだに昼寝が必要な若き3歳児!
眠くなるとひじょーーーーーに性質が悪い!
正直言うと・・・・”マジムカつく!”と声を大にして
外で言いたい。公共の場で許されるのなら・・・。

プラス、赤ちゃんがえり。去年までは一人で歩きたくて
おトンの手も握らなかったこの女子は今では
「パパ~。あっこっこ。」と甘えて来る。

おまえなー、今の今まで「パパ嫌いー!」とかなんとか
いっとったくせに妹生まれて手のひら返すように甘えて
きやがって・・・。クーーー、かわいい娘だぜ!・・・。
って、ちゃうがな。

眠くなると頭の回路が完全に崩壊。まずはアンパンマンを観る。
ダンスをし始める。そして回る回る回る。
調子に乗り始める。親に叱られる。お気に入りの毛布を
持ってくる。毛布の端を持ち自分の顔にその毛布をつけながら
ウトウトしてくる。

これを逃すとまたはじめからやり直し。ここが正念場。
テレビの音を小さくし、知らん顔をする。
目を合わせたら最後だ。「アイス食べるー。」と言い始める。

約10分後、彼女は深い睡眠の中に入る。

ふー。これをおいらが仕事に行っている時に嫁はんが
毎日しているとなると本当にご苦労さんと言いたくなる。

始めの頃はさすがに慣れなかったナーサリーも数ヶ月経つと
慣れたものになっていっているようだ。

まずは英語。最初の頃は英語拒否をしていた娘も最近では
単語を覚え始めたようだ。
そして、息子の時にもお世話になったナーサーリーの
先生方が良く面倒を見ていてくれるようだ。

「今日はこんな英語を喋ったわよ。」とか娘を迎えに行くと
教えてくれる。

親ながらに”へー。”と感心させられる。

だが!だがだ。

一番困る問題があった。

お漏らし。

早く治るといいんだが。

ビニール袋にパンツを入れて持ってきている娘。
スペアパンツは学校で用意されている物。

そういえば、息子も何回か失敗してスペアパンツ履いていたな。

すっげーちっちぇーピンクのパンツ。
なっつかしーなー。

バシッ!

2013-11-12 20:44:34 | 日記
「頭、抑えといて。さー、用意は良い?いくわよ!」

「ウゲ。」

某日。

その日は朝から気が晴れなかった。ついにこの日が
来たからだ。来てしまったんだ・・・。

抜歯。

出社していたが途中で抜け出しで朝9時に歯医者へ向かう。
会社へは戻るつもりではいた。

歯医者へは10時15分についた。

久しぶりに戻ってきたよ。歯医者さん。
受付に行くと「あら久しぶり!」と2週間前と全く同じ人。

嫁はんを2回連れて行ったときは2回とも別の人やったのに
おいらの時は全く同じ。

おいら「お元気ですか?」
受付「元気よ!今日は・・・抜歯の日なのよね。
   頑張って!通路を通って曲がり角の所の椅子に
   座って待っててね。担当医が名前を呼ぶから。」
おいら「へーい。ありがとうございます。」

指示通り通路を通って椅子に座って5分も経たずに
担当医の助手に呼ばれ、治療室に行った。

担当医が「どう大丈夫?体調は良い?」
おいら「バリバリ良かです!」
担「あなたに前回のXrayを見せるけど残念ながらやっぱり
  抜かなきゃいけないの。ほら歯の周りを見て黒く
  なっている所。これは膿が溜まっている所よ。」
お「・・・・。なるほど。」
担当医「仕事へは戻るつもり?」
お「まーそのつもりだけど、抜歯の痛み次第かな。」
担当医「そうね。」

と、まーそんな感じやったんやがそうそう、そういえば
バラエティー動画でも女芸人も番組で寒い所へ行った時に
歯が急に痛くなり歯医者へ行くと膿が溜まっていて抜歯しか
無いといわれ抜歯していた。
いやはや、おいらと全く同じ。

椅子に座り口をあけ、麻酔注射を4箇所うたれる。
麻痺するまで待合室に戻る。

おいらが座っている横隣の椅子に座っていたカップル。
なにやら様子がおかしい。
明らかに男が動揺している。目がうつろだしドキドキ
しているのがはっきり分かった。
彼女の方はしっかりと彼の手を握りながら背中を摩っていた。

時間にして3分くらいか。ドキドキしている彼がとうとう
呼ばれ、部屋に入った。キュイーン!と歯医者独自の
ドリルの音が待合室に響き渡った。
時間にして5分足らず。彼は笑顔になっていた。

そして、おいらの名前が呼ばれ部屋に戻る。
担当医が「麻酔が効いてるか確かめるわね。」
ブスッ!何か先のとがった物でおいらの歯肉をさした。
おいら「痛くは無いけどなんか変ですけど」
担当「それじゃーここは?」ブスッ!
おいら「イッターーー!」
担当「(笑)ごめんね。もう少し麻酔するわね。」

麻酔補充。その時!すこし麻酔液が垂れおいらの喉を
通ってしまった。

麻酔は良く効いたが喉に通った液体がおいらを気持ち
悪くさせた。「ゴホッ・・・うぷっ。」
担当「大丈夫?」おいら「大丈夫だと思われますが・・
気持ち悪くなってきました。」
担当「トイレに行って来ていいわよ。すぐそこに
   あるから。」

トイレに駆け込むおいら。5分後。トイレから部屋に戻る。
良かった・・・朝飯食わんどいて良かった。
何もでーへんかった。

気分も落ち着いた所でさー本番。
助手さんから安全メガネを渡されそれを掛け口を開いた。

担当医「さーいくわよ!頭押さえといてね(と助手に
    言っていた)クラウンを最初に取るから。
    ほら簡単に取れた!次は根こそぎ行くわよ!
    エイ!」
おいら「ウゲッ」

担当医「ハイおしまい。口漱いでね。あっそうそう
    クラウンいる?」
おいら「貰っとこうかな。」
担当医「それじゃーちゃんと包んでおいとくわね。それから
    抜歯ケアーのマニュアルを渡すからその通りして
    おいてね。今日は何もしちゃ駄目よ。ゆっくり
    休む事。絶対安静です。」
おいら「ふぁい、ふぁかりまふぃた。ふぁりがとうぎょざい
    まふぁた。」

結局会社へは戻らず歯医者の言うことを忠実に守ったおいら。

家に戻ると抜歯の痛みよりも注射をさした箇所の方が
痛かったのは幸いだった・・・・。ってかなんで?

でも・・あー、血の味が気持ちワル~~。

その後・・・。

2013-11-05 19:56:09 | 日記
キャッスル内にあるチケットオフィスでカードの
登録最中に携帯が鳴った。

出ると「アー。ガレージの者ですけど。車の車検
    無事済んだので車取りに来ていいですよ。」

時計の針は午後2時半。

おいらは午後3時に車が取りに行ければ良いかなと
確かにガレージのおっちゃんに頼んだ。

が、

珍しく30分も短縮してMOTが終了するとは思っても
みなかった。

いつもなら3時が4時半とか5時頃までになるのだが
その日は本当に珍しいことだった。

だからか・・・。この大雨は。

「ありがとうございます。今から取りに行きます。
 それでは後ほど。」

とおいらは返答し、携帯をきった。

結局、カードを作っただけでおいらはその場を
離れなければならなくなった訳であって嫁と相談し
長男と次女を嫁が見て一番やんちゃ盛りの長女とおいらが
ガレージまで行くことに決定した。

カードを作っていた最中に息子のカードだけが上手く
仕上がらず、少し待っていてくれと言われたのでおいらが
待つことにして、嫁と子供達を早く友達のところへ行かせた。

カードを待っていると嫁が雨の中ダッシュ全開でチケット
オフィスに舞い戻ってきた。

おいら「なんしたん?」
嫁「なんかな、違うチケットが必要なんやって。」
何のチケットやっちゅうねん?

その日はハロウィン関係のもようしものがあったらしく
それ専用のチケットが必要とのこと。

再度、係員の所に戻りチケットのことについて聞いた。
「えー、子供1枚大人1枚あります?」
係員「今調べます。最後の2枚ありますね。10ポンドです。」
嫁、おいら「ラッキー!」
係員「あっ、ちょっと待ってください・・・。Oh-No-!
   これはもう予約されていました。
   済みません。売り切れでした。」
嫁、おいら「あらそう。」
こればっかりはしゃーない。

結局、息子と嫁は城内探索をすることになった。

友達夫妻に事情を説明し、おいらは長女を連れて
雨の中ガレージへ向かった。

傘をさし、歩く気のない長女を抱いてせっせことガレージに
向かう。雨が大降りだろうが、横風が来て傘が危うく
壊れそうになっても長女だけは離さない親心。

そんな親心をあざ笑うかのように長女が長靴を落とす。
長靴を拾う。落とす。拾う。落とす。拾う。
娘大爆笑!おまえアホか!

そんなやり取りを15分繰り返しようやくガレージに
到着。

車を受け取るとすぐさま城に戻ることにした。

城に戻るとちょうど良いタイミングで右横から友達夫妻
左横から次女を抱いた嫁と息子そして中央からおいらと
長女。
皆が待つことなく集まった。

もちろん外に出れば再度チケット購入しなければならないのは
暗黙の了解。ということでおいらは入り口で立っているだけと
なった。
娘は無料。息子と息子の友達を見つけると速攻で二人の所へ
行って、遊びまわっていた。

2組の両親達は世間話をしながら子供達を見守っていた。
見守っていた。見守っていた・・・さみー。
寒いぜ!雨はやんだものの、風はつめてー。
子供達なんかシャボン玉で遊んでそれ追いかけて暑くなって
汗かいてるっちゅうのに。

大人は寒いぜ!

そろそろ帰る時間。とその時、友達夫妻から長女へプレゼント。
誕生日を覚えていてくれていた。

友達の奥さんが長女に
「OTANJOBI OMEDETO。」(お誕生日おめでとう)
と日本語で娘に伝えてくれた。

物凄く一生懸命練習したんだろうなと思った。

まだ英語よりも日本語の方が強い娘は大喜びだった。

今まで寒かったのにナゼかとても心が温まった。

誕生日覚えていてくれて本当にありがとうございました。