空の爽やか散歩道

古今東西
昔今日記

ラリー

2013-12-27 09:01:40 | 日記
なんとか、元気を取り戻した息子。

そろそろゲートが開く時間。カフェにいた、とある家族も
いそいそと片づけをし始めてゲートに並ぶ準備をしていた
のも雰囲気でよーく分かった。

おいら達も「さーいこか」とゲートに足を運んだ。
ゲートへ向かうと、人、人、人。結構列が出来るもんやなー。

ゲートが開くと中は映画館。シートが並べられていた。

”これじゃー、沢山の人は入られへんわな。”

時間制で入場する理由がわかった。

しかしやな、中に入ったはええが、これただの映画館
ちゃうんか?

スタッフの説明が始まって照明が暗くなった。
案の定、ハリー達がが出てきて過去の思い出でを
語り始めた。

「やられた。」とすこしばかり思ったおいら。

と、ハリー達がスクリーン上の中で大きな門を開け
その中に入ると・・・・。

急に明かりがつき正面のスクリーンは大きな門に変わった。
そして、その門が開くと・・・。
もうハリーポッターの世界やった!

これを見た子供達も嫁はんも大喜び!

そして、スタンプラリーの始まり。
スタッフさんから貰っていた専用パスポートにスタンプを
押す。まさに名前のままスタンプラリー!

スタンプは各所にあり、子供達はそれを見つけ続ける。

見所は色々とあると思うのだが吐き気から回復した
息子と、2時間ほど昼寝をしていた長女は元気爆発。
動き回り、スタンプを見つけまわる。

正直、覚えてるのは一番最初の晩餐会所とバタービアーが
外で売られていて、めっちゃ人が並んでいた事。
あと、実際に使われていた”橋”が置かれていた事。

それだけスタンプ探しと子供達を追跡することに熱中していた。

スタンプも普通のいスタンプと違ってインクで印されるものと
違い、無色で力を込めて押さないと形が浮き出ない。

1番最初のスタンプはやり方がよく分からなかったが、隣にいた
イギリス女子達が教えてくれた。

そして、スタンプを見つけるたびに「ドスンッ!」と
力いっぱい押し付けた。

ここまでの鬱憤を晴らすかのように・・・。

ウダウダ。

2013-12-20 06:14:55 | 日記
ハリーポッタースタジオ。

目の前にはハリー達が乗って対戦したチェスの
等身大スタチューが並んでいた。

家でプリントアウトした用紙をチケットに変えてから
チェス等身大スタチューの前で写真をとった。
もちろん、殆どの人が同じ考え。

やっぱ、写真撮るわな。ほんまデカイし。
いくら映画だったとはいえ、あんなデカイの
目の前におったらビックリするわ!

入り口に入るとハリー達の手形がありこれも当たり前だが
手を合わせてみる。

その時点で子供達の興奮度MAX。
こうなると段々言う事を聞かなくなるんは承知のうえ。

3時半までまだ多少時間があったので、入り口から右側に
あるお土産屋へ。人がわんさかおった。

殆どの子が買っていたのは魔法の杖。あれっていっぱい
種類あるねんな。知らんかった。

余裕のある方はハリー達が乗っていた競技用箒。子供の
背丈にはピッタリな大きさかと。

お土産を見るだけで買うのはツアーの後で。といって
おいたのでその場は何事もなかった。

問題はその後。

少し疲れたのでカフェで休んでいると息子がぼやきだした。
「あ~ぁ、あの杖欲しいなーーー。」

辺りには家族連れの子供たちや修学旅行生が杖を買って
遊んでいた。

息子の気持ちも分からない事もないが、息子には

「あの杖だけは買ってあげる事できへんねん。
 お前は落ち着きがなくていつ人に怪我させるか
 わからへん。
 お前忘れたか?木の棒持ってた時、おもいっきり
 投げたやろ。それ誰に当たった?
 おいらの腕やろ。それも超至近距離で。
 あれだけは絶対にあかん!」

と、念を押していた。

彼の気持ちがMAX越えプラス本調子でないのが重なり
ウダウダとわがままを言い出してきた。

そうなるとこっちも段々と腹が立ってくる。

そして嫁がカチンッと切れた!

今回のプレゼンターはうちの嫁はん。
子供達を楽しませようと色々と頑張っていた。

一番手のかかる次女を寝かしつけてから夜遅くまで
どこに行くか色々と調べ、電車代やらチケット代など
今回は全て嫁はんが出した。

嫁「もうー、絶対に連れてこない!そこまでグデグデ
 言うんやったらもうええ!自分のお小遣いで勝手に
 好きなもんこうたらええ!そやけどもう絶対に
 あんたはどこにも連れていかへんからな!覚えとき!」

おいら「おいらもお母さんの意見には賛成やな。」

息子の目には涙が・・・。

ふーー。

こんなとこまで来て叱られて。

疲れがどっと出た・・・。

まだ入り口のカフェやで。アァァァ~!

鍼 ポタッ。

2013-12-13 13:18:21 | 日記
冬休み!今年も1ヶ月休暇をとった。

体を十分休め、来年も頑張っていこう!って
いっても子供たちの学校があるから正直無理・・・。

そうそう、ロンドンへ行ってきました。
目的はワーナーブラザーズのハリーポッター
スタジオツアー。

スタジオのあるWatfordジャンクションまでは
ロンドンユーストンから20分。

トラベルカードゾーン1to9+Watfordを買って
電車でGO。

そっちの方が専用バスで行くよりもかなり割安。

チケットはネットで予約。おいら達家族は午後3時30分
からの入場チケット。

どうせ3時半まで暇だしWatfordは行ったことが
なかったので早めにロンドンを出た。

心配はただ一つ。息子の体調。
ロンドンへ向かう朝、ウェールズは大雨。

靴下がぬれてしまうハプニング。靴下を新しい物と
交換したが案の定、咳が出始めた。

スタジオへ行く前夜、嫁はんに早く寝ておけと
こっぴどく言われるも興奮して中々寝付けず彼は朝を
迎えた・・・。

電車に20分ほど揺られ後残り数分で到着という時に
彼は「ゴホッゴホッ」といや~な咳をし始めた。

念のために自宅から持ってきておいた生ゴミ用の
ビニール袋。

それを息子に手渡したときだった!
デターーーーーー!

良かった間に合った。それも朝食は食べていなかったので

少しズボンにはかかったが無臭。

セーフ!

すこしの間、駅のホームで休ませ気分が良くなった所で
街中に行った。

その日は少し肌寒かったので、息子の服を購入し直ぐに
着させた。

そして、駅前のバス乗り場へ戻り、ツアーバスを待った。

5分ぐらい待っているとどこからでも分かる2階建ての
ハリーポッターのバスが現れた。

バスに乗る人達もどこからともなく”ドッ”と現れた。
そんなもんなんだよね、なぜか。

往復チケット(1人2ポンド)。

駅からバスが出発すると、どんどんと人込みの中から
遠ざかっていった。

静かな道を抜けると急に出てくる巨大駐車場!
そして目の前にはハリーポッタースタジオが!

息子の元気が戻った!

良かったよ元気になってくれて。

と思っただけやった・・・。

2013-12-04 15:20:03 | 日記
今じゃ、当たり前のようにあるモバイル。
スマフォ、iPad 出てくる出てくる新機種。

駐在員前に長期出張者としてドイツへ渡り、初めて携帯を
駐在所から渡された時は感動ものやった。

ただ一つ気になったのは大きさ。

当時、おいらが日本で持っていたのはドコモ。
もちろんポケットにすんなり入る代物。

ドイツの場合。
デカイ。とてつもなくデカイ。

ジーパンのポケットにすんなり入るわけでもなく
しゃーない、手で持つしかあらへん。

良かった点は全ヨーロッパ、中近東、イスラエル、アフリカで
使えたこと。

そんときゃまだ日本の携帯は国内向けやったからね。
時代を感じるよ・・・。

電波が届かない時は右端にあるアンテナを伸ばし
電波を拾う。

テキスト機能なんざーない時代。
待ち受け画面って何?この携帯には何にもないよ。

そんな携帯を始めてもらってから行った出張がデンマーク。
車で行くとコペンハーゲンからフェリーを使う、若しくは
長い端を渡る場所が出張場所。

その時は、おいらはオランダで仕事の疲れがピークに
達しており、緊張の糸が切れていて歯痛。

代理店が一足先に出張所へ行っていたので車では行かず
飛行機の乗り継ぎ便を使う事になった。

乗り継ぎ便を待っているとまだ新品のおいらの携帯が
鳴った。
代理店からだった。

オランダ出張の後、直ぐにデンマークやったので
歯の治療がドイツで出来なかった。
そこで、オランダ滞在中デンマーク行きのチケットを
駐在所事務員が手配。オランダ出張終了後、事務員が
車でオランダまでおいらを迎えに。
そんでもってチケットを手に入れたのが夕方。

オランダ滞在最終日に歯に違和感を感じたおいら。
代理店へ直ぐ電話。「歯医者の予約!」

その事で代理店が電話をしてきた。
「大丈夫か?歯医者予約したから。最初は客か?
 それとも歯医者か?」
おいら「客に顔合わせて速攻で歯医者。」
代「OK!」

憂鬱に浸りながら乗り継ぎ便に乗る時刻。
席を立ってチケットを取り出し、さー行こか・・・。

そして、ふっと気がついた。

無い!無いやんけ!今まで持ってた携帯が。
おー、我が携帯よ!どこへ行った~!

辺りを探しまくるがどこにも落とした気配なし。
刻々と時間が迫る。
焦るな、焦るなよ。じっくり考えろ。ポンッ!

あそこだーーーーーー!

今まで座っていた所に戻るとあったよ!あるやんけ!
テーブルの上においらの携帯が!

ふー。と気が抜けて携帯を持とうとした瞬間。
ドンッ!
携帯を落とし、アンテナ部破損。

最悪の出張じゃーーーー。
と思ったら本当にそうなったのだった。