空の爽やか散歩道

古今東西
昔今日記

ビーチタイム

2013-07-27 07:29:38 | 日記
よくまーこんなに暑い日が続くものやなー。

この国に来て十数年、こんなに暑い日が続いたのは
ないんやないかと思うくらい日が照っている。

確か2年前くらいにはインディアンサマーがあった。
短いイギリスの夏。でもその年は9月いっぱい夏してた。

今年もそうなるんやろうか?

しかし!このチャンスを物にしなければならない!

膿!・・・。海!そう海!

海へ行く前夜。「明日暑かったら海いこか。」
皆大喜び!
「一応、晴れる事を祈ってなあかんで。」

祈りは通じた!というよりここ何週間天気予報も雨という
文字があらへんかったし、まぁ当たり前かな。

子供たちは珍しく朝早く起き、家を朝9時に出た。

ビーチには30分ほどで到着。

まだ朝早いから人はいないやろうなと思ったが意外にも
駐車場には車が駐車してあり人がビーチへと歩き始めて
おった。

おいらも駐車場チケットを買い家族と共にビーチの道へ。
駐車場から丘の上に続く道を上る。道が開くと目の前には
潮の匂いと共に海が見える。

なぜなんやろう?いくつになっても人というのは海を見ると
喜ぶ。どこに国の人もこれは一緒?なんやろう。きっと。

荷物を置く場所を見つけ、最初は息子を連れていざ海へ。
泳ぎの練習。
海へ入ると・・・めっちゃつめて~~~。
やっぱりイギリスの海はつめて~~。

それでも冷たさに慣れてきた。息子に泳ぎを教えるようと
するが体がうまく浮かばない。
おいらの腕を掴まらせ体を浮かばせようとするも体がなぜか
後方にまわる。鉄棒の後ろまわりと言ったほうがはやいか。

前まわり!と言ってもやはりまだ無理か。
無理に泳がせても嫌いになっては元もこうもない。

無理はせず、徐々にコツをつかまらせよう。
30分ほどで練習終了。後は好きに遊ばせた。

次は娘の順番。水遊びが好きな彼女。
冷たかろうがなんだろうがバシャバシャとはしゃぎまわる。

バケツを持ってバケツの中に砂を入れ、それを持って海の中。
その繰り返しを1時間。

正直疲れた。

そして気がつけばビーチはすでに人、人、人。
こんなにいたんか!

3時間ほどでビーチタイム終了。シャワーを浴び砂を落として
駐車場に戻り着替えに行く。
駐車場に戻ると駐車スペースが無いほどの車数。
はやく着て良かった。

着替えをし、再度ビーチへ戻る。
ビーチの周りには色んなアトラクションがあり子供達は
更に大喜び。

アイスを食べたり、遊んだり。
時間はあっという間に2時間経った。

さー家に帰ろか。

車に乗り家に帰る途中で案の定、運転手以外は寝ていた。

運転手・・・おいらやんけ!

屋台

2013-07-22 15:56:28 | 日記
日曜日に知り合いに会いに家族でブリストルまで
出かけた。

車に乗り込みセブンブリッジを渡る。
夕方になり日が落ちる瞬間に点灯がつく。が
今は夏だし、運転してる時は午前中やったし・・・。

嫁はんが子供達に点灯がつくと綺麗なんだよーって
説明をしておった。

知り合いに会う時間は午後1時半。車で家を出た
時間が9時半。ブリストルまで通常やと40分くらい。

早すぎるやんけ!

というのもブリストルテンプルミーズ駅近くにある
PaintworksのEvent Spaceという所でLove Food Festivalが
あるという事やったので、どんなものかと見に行こうかと
相変わらず行き当たりばったりで前日に決め、行ってきました。

通常、日曜日このプレースにある店などは閉まって
おるそうですがこの日だけはEvent spaceの場所はオープン。

ものっすごく、こじんまりして小さなスペース内には
チーズやらヨーグルト、スコッチエッグとか色々と
売っていて、外の小さなスペースにもホットドッグとか
アジアン飯が売られていたり花とかも売られていたりと
小さいながらに人が結構入っていました。

もちろんアジア料理といったら我が故郷日本の屋台も
出ておりました。

寿司と天ぷらが売られておりました。

店主はどう見ても日本人ではなくインド系の方。
アシスタントさんはフィリピン人やそうです。

とはいえ、ここまで来て日本食もなんだし結局
何も買わずに過ぎていく・・・。

子供達の目当てはやはりアイス。
シングルで2ポンドっちゅう値段は結構お高め。

息子はチョコレートアイス、娘はストロベリーアイス。
この日の朝はすこし曇りで涼しかったのですごし易い
と思われたのもつかの間、ものっすごく暑くなり
子供達もバテていた。

さて、嫁とおいらは何にするか?

ボーっと店を眺めていると何かに誘われるようにおいらの
体が勝手にその店に行き始めた。

ホットドッグ屋。

屋台のおばちゃんが「色んな味があるわよ~。えー、まずは
スパイシーでしょ、それから・・・」

おいらはその瞬間「ゲッ!普通の味ない店か!」と
心の中で叫んだ瞬間。

「プレーンでしょ。それから・・。」とおばちゃん。
おいらはすぐさま
「プレーンで。プレーンフレーバーをく・だ・さ・い。」
           
シングルを2本買うと6ポンドになるのでダブルの5ポンドを
1本購入。

ソーセージ2本を長いコッペパンに挟み込み炒めた玉ねぎを
ソーセージの上にのせてもらった。

アメリカンマスタードとケチャップ掛けて嫁と子供達の
元へ戻るおとん。

予想通りでかいホットドッグだったので嫁と食べるには
丁度良いでかさ。

ソーセージはもちろんブリティッシュソーセージ。
焼き加減は表面は真っ黒こげで固め。
まっ、こんなもんでしょ。

味は・・・結構美味かった。というよりもブリティッシュ
ソーセージに味が慣れてしまったおいら達家族。

10数年前まだこのソーセージが不味いと思っていたおいら。
今では食べずにはいられなくなっている。

だから、他の店にも目がくれずこのホットドッグの
屋台に誘われてしまったのやろう。

暑い

2013-07-15 14:22:37 | 日記
暑い・・・。

ただ単に暑い・・・。

なぜこんなに暑い・・・。

まーそのお陰で窓ガラス(ダブルグレージング)の
水滴が消えたが。

ダブルグレージング内に水滴がつきはじめたのは
去年の12月くらいから。

暑くなりゃー勝手に無くなるだろうと思っていたら
なっ!なんと、水滴が窓内側下部に流れ始め気がつけば、
数センチ程、水が溜まっていた。

これはどうするか?

最初は窓を解体して水抜いて組み立てして直そうと
浅はかな考えだった。でもこれどうみても無理。

業者に頼むか、自分でするか。自分ですることに決定!

水抜きはいたって簡単。

まず、電動ドリルを用意。仕事柄持っていて良かったと
つくづく思う。

そしてガラス専用のドリルを購入。DIYの店にならどこにでも
売っている代物。
タイル&ガラス専用って書いてある。

確かに普通のドリルとは形がちと違う。
本当にこれで大丈夫なん?と少し思ってしまった。

準備をし、いざ参る!
ドリルを窓下部の場所を斜めにしながら穴をあけるよう
にする。

ドリルだけじゃ上手く窓に穴はあけられへん。ちゃんと
ドリル用スプレーをドリルに吹っかけては少しずつ穴を
あけていく。

勢いあまって1枚目のガラスだけではなく2枚目にも
穴をあけては大変やから。

穴が多少でもあくと溜まっていた水が急に”ブクブク”
と勢いを増して浮き沈みする。

こうなればゴールはもう少し!

穴があいた!水が出る。その穴に小さなスポイトを
差込み水を抜いた。

スポイトが無い場合はキッチンペーパーの先を細くした
物を穴にさすと水が抜ける。

口腔外科でよく膿を抜くときに医者がメスで幹部を切った
場所にガーゼかなんかで膿を抜きやすくするのと同じ原理。

穴がひとつだけだと空気が上手く行き渡らないので
斜め上にもう一つ穴をあける。要は左上に穴をあけたら
右下に穴をあけるわけです。

フラットじゃなく家やったら内側じゃなく外側で窓に
穴をあけ、あけた場所から水を入れてあげると
簡単に水滴が消えるがおいらの場合はフラットで上階に
住んでいるので外側じゃー無理!だから内側で作業し
毎日内側の窓についていた水滴を眺めていた。

そしたら!この暑さで消えました!水滴達が!

いやー、助かりました。

これは!

2013-07-08 11:51:59 | 日記
疲れのためになりたくもない唾液腺炎になり
飲みたくもない痛み止めを飲むことになった。

正直2回目なので多少慣れはあるものの、痛いものは痛い。
何が辛いかって鈍痛から急に耳を通ってくる急激な痛み。

飯はもちろん噛めない。水が必要。ようは飲み込むのみ。

最初は「まー自然治癒しかないから、しゃーないな。」
と思ったものの、いつ治るか分からないものとの格闘は
中々辛い。

結局会社を休み息子を学校に連れて行きGPに行って
予約をした。
11時45分に予約を入れると時計は9時半。嫁と娘2人を連れ
ASDAへ買い物。少しばかりの時間つぶし。

そして買い物途中、ふと1週間前に高熱を出し、元気になった
上の娘の顔を見ると・・・・。

目のまわりにブツブツ出来とるやんけ!なんやこれ?
確かに足とか発疹らしき物はあったがそれは治り始めたから
ということで外にだしたんやが。

買い物を直ぐ済ませ再びGBへ娘の予約を取りに行った。
幸いおいらと同じドクターで同じ時間での予約が取れた。
「時間が1時間ぐらいあるけど待ってる?」と
受付の人に言われたが「また戻ってくるよ。」と
家に戻りつかの間の昼食。もちろんおいらは何もいらへん
かった。

GPに行くと中には1時間前に居た人がまだ座っていた。
いやな予感・・。

時間だけが過ぎて行く。

おいらと娘の予約は11時45分。もちろんそんな時間は
とっくに過ぎておった。

「もしかしたら呼ばれてたのかも。うちらが気づかへんうちに」
と嫁が良い事を言ったので受付に聞いてみた。

「今日はドクターが一人だけだから・・・ゴメンね。」
と軽くいわれた。
要するに名前は呼ばれてへんかった。

そして、患者さんが一人一人家路に帰る。

ついにおいら達の名前が呼ばれた!って一番最後やんけ。

ドクターに娘の症状を伝えると「少し見せてみて。」と
いわれ服をめくろうとした時、娘は注射と勘違いをした。
大泣き、暴れまくり!

結局症状はよく分からないまま風疹と言われた。
風疹の割には体中に発疹はなかったが。

この国じゃー風疹は特に大きな病気じゃないらしく
「子供達同士、離すこともないから大丈夫。」と
ドクターに言われた。って日本じゃ普通じゃないと思うけど。

そしておいらの番。病状を伝え以前ロンドン診療所へ
行った時に貰った抗生物質の入っていた箱を見せ
「これ貰えるでしょうか?」とドクターに伝えると
ドクターサイン入り処方箋用紙を貰った。

嫁がGP近くの薬局へ行ってくれた。が、そこには抗生物質
なし!

その近所の薬局も全て無く大きな薬局へ行かないと
手に入らないことが判明。

結局行ったところがTESCO内の薬局。
「あー、どうせないんやろうなー。」と心なしに思っていたが
「あるわよ!10分ほど待っててね。」と薬局のおばちゃん。

ありがとーごぜーやす。

抗生物質を服用して日曜の朝。左肩に肩こり。
おいらはうつ伏せになり息子にマッサージ代わりで肩に
乗ってもらった。

その様子を見た娘が遊びと勘違いし、腰に乗ってきて
その上でダンスをし始めた。

なにしとんじゃー!

娘が急に「おしっこ!」と言い出しトイレに連れて行き
子供用便座を用意したおいら。

その時やった!下を向いたおいらの口の中から急になにやら
飛び出してきた!
もちろん口は開いてはいない。が、なーんか変な味。

洗面台のシンクの中へ「ペッ」と吐き出した。何じゃこりゃー!
血がでまくりやー!・・・膿が出た。

その瞬間からあの悪魔の痛みは消えていった・・・。

助かった。

出勤

2013-07-03 04:42:10 | 日記
上の娘が熱を出したと思ったら子供の病気に
よくある手足口病だった。

特にあせる事もないのだがなぜかその菌が親にも
影響があったという事だ。

嫁は口内炎、おいらは唾液腺炎に再びなった。
どちらとも疲れからくる体調の変化でなるらしいの
だが・・・。

唾液腺炎の経験があって良かったと思うのは自然に
治るという事を分かっているから歯医者に行かなきゃ
いけないとか変に思わなくて良いという事。

痛み止め飲んで自然治癒。若しくはGP行ってドクターに
会って抗生物質の処方箋を貰うだけ。

痛みが走ったのは娘の熱が下がり元気になった3日後の
月曜日の夜。

次の日は出勤をしたもののやはり痛いものは痛い。
いくら経験があるとはいえなりたくてなった訳やない。
それに安静にしてなきゃいけへんし。

会社には朝6時20分行ったものの、
「あのねー、口がもう開かないし耳と顎が
 物凄く痛いから帰るよ。」とマネージャーに伝えた
おいら。

マネージャーは「直ぐに帰って休め。大丈夫だから。」
と結局朝7時3分に会社を出て家路を急いだ。

そして帰宅時の運転中にふと日本の会社の事を思い出した。
サッカーの試合中、顔面を蹴られ顔左半分が腫れあがった
おいら。

おいらが所属したサッカーチームは会社のチーム。
上位リーグに行く為の入れ替え戦。
初戦は2-2の引き分け。これに勝てなきゃ上にいけない!
前半、1-0で勝っていたおいら達のチーム。
相手チームは上位リーグで順位が下位のチーム。
相手もあせるから色んなことをしはじめる。下位とはいえ
さすが上位リーグだけあった。

前半残り10分にその出来事があった!相手との1対1の場面に
でくわしたおいら。キーパーやったおいらは迷わず飛び出し
1対1をとめるも相手が思いっきり人の顔面に蹴りを入れてきた。

ボールはおいらの顔の目の前やったから審判は不慮の事故
として相手にイエローカードを与えたがおいらの方は
口の中が切れるは顔左半分腫れあがるし。

結局試合は2-1で勝っておいら達のチームは上位チームに
行ける事になったがおいらは前半終了までちゃんと試合をし
後半はベンチに下がった。嬉しいのやけど痛いほうが先。

次の日もちろん会社。しかしおいらは休んだ。口は開かんし
食べ物は水とヨーグルトのみ。会社にはおかんから電話を
してもらった。

その日の夜7時、おいらに電話がかかってきたとおかんが
受話器を渡した。もちろん喋れへんおいら。
一応電話に出た。所属部長からやった。
「明日出社しろ!仕事が残ってるんや!上手く喋れへんでも
 かまわんやろ。ええな出社やで。」

ムッカー!なにいっとんねんこのおっさん!
次の日の朝、出社し、朝に皆が集まる休憩所へ行くと
おいらの顔を見た全員が愕然とした顔でおいらを見ている。

そりゃそーさ、腫れてるし口には少し血痕残ってるし。

同僚でサッカー部のチームメートは
「あの部長、”どうせかすり傷程度の事やろ。ほんま大袈裟や”
 って言ってたで。」

まじめにやつの顔面蹴ったろかと思った。
部長が現れおいらの顔を見ると「あっ!」とした顔で
横を通り過ぎ、朝会の後に呼ばれ
「まー、無理はするなよな。仕事は大丈夫だから。」

おまえ、マジムカつくで。お前が人のこと呼んだんやろ!
アホか。

そんな事を運転中思い出したおいら。

ヨーロッパ人痛くなったら家かえる。
日本人痛くても会社に出勤。

その違いか・・・。