空の爽やか散歩道

古今東西
昔今日記

すげーっ!

2012-02-10 20:58:16 | 日記
ダニエルと分かったのですが、とにかく検査員の質問を終了
させない事には世間話は出来ないので、おいらは何知らぬ顔をした。

検査員→ダニエル→おいら→ダニエル→検査員ってな具合で
質問&答えが繰り返すこと、20分ぐらい。ようやく開放。

おいらは彼女に「もしかして、青森にいた?」と聞いてみた。
彼女は「あーーーー!」って。覚えていてくれた。イスラエル人
さすがに賢い。

でも、最終便の飛行機出発は残り20分をきっていたんです。が、
ダニエルのおかげでチェックインやらなんやら、5分ぐらいで終了。
オーストラリアに戻ったと思った彼女。結局、母国に戻り、空港の
係員になったとの事。でも、やっぱりこの仕事も向いてないと
いって、今度はコンピュータ関係に進みたいと言っていた。

彼女の方も、おいらがてっきりオーストラリアに行ってると
思っていたらしく、何でこんな所にいるの?なぜ、ドイツなの?
と聞いてきた。
おいらは「何でなんだろうね?」って答えておきました。

しかし、駐在生活中、彼女と会う事は2度とありませんでした。
最後に、彼女と握手をしてお別れ。元気でね、ダニエル。

無事、飛行機に乗り、夜にドイツ着。
その時は、まだ長期出張者の為、ホテル住まい。
それが問題。今宵のホテルはどこ?事務所の人はブッキング
してくれたん?

誰もおいらの帰ってきた事、分かる訳もないので、先代駐在員の携帯へ電話。

先駐)「ハロー」 お)「おいらです。」
先駐)慌てて、「今どこ?すぐに、迎えに行くよ!」

結局、その晩は彼のアパートで泊まらせて頂く事に。

イスラエル行方不明事件の話に花が咲き、朝方4時まで、くっちゃべり
彼はひっきりなしに「すっ、すげーーーー!」と
驚きと感動で目がキラキラしていました。

でも、あの時は本当に疲れたー。