空の爽やか散歩道

古今東西
昔今日記

行方不明

2012-02-06 12:56:38 | 日記
「彼が行方不明だ?どこに、いるかも分からない!」

イスラエルの客先から、おいらの先代だった駐在員へ
一本の電話があった。

ドイツ事務所のスタッフは大慌て。旅行代理店に電話するも
「個人情報は教えられません」という回答があったそうです。

イスラエル。何度、悩まされた国か。

そんな時、おいらはというと。

突然のストライキ勃発!交通機関が完全にストップ。
今回はいつ終わるか不明。と、客先に言われたのは 
まさに、仕事が終わろうとしていた4日前だった。
客先滞在期間は10日間。

通常だと、一週間もすれば終るそうだが今回は?だと
客先に言われ、結局、最終日までストライキ続行。
次の日は仕事もなくホテルで待機。部屋で窓からボーッ
と死海を眺めていた。
風呂でも入ろうと、浴槽に、湯を溜めていた時のこと
レセプションから電話。

レ)「タクシーが待ってるから早く支度して、空港へ行って!」
と言われ、ジャージ姿に髪の毛寝癖だったおいらは急いで
荷物をバッグに詰め込み着替え、髪形なんて気にしてられんかった。
そして、ホテルをチェックアウト。

何がなんだか分からなかったが、ホテルで待ってたタクシーの
おっちゃんが客先の名前とおいらの名前の書いた紙を持っていた。

タクシーに乗ると、おっちゃんは猛スピードで空港へ。
テルアビブ空港までは3時間の距離。
でも、おっちゃんドライバー、砂ぼこり巻き上げながら
運転し、2時間で空港まで到着。

そこで、問題勃発!
タクシーのおっちゃんがお金を要求!
通常ですと、客先とおいらの元会社の契約上、タクシー代は客先払い
なのですが 客先も慌てていたらしくタクシー会社に
何も伝えてなかった。と分かったのは、後のこと。
おっちゃんは 「外で待ってる」と言い、おいらが逃げないように
おいらの荷物を持っていた。
後で聞いて分かったんですけど、乗客以外、飛行場内は出入り禁。
テロ関係で。
とにかく、お金をドルに換え、何とか支払えた。

その後も問題が。
飛行場の中の荷物検査。ちょーーーーじゃの列。
結局、このおかげで、おいらの乗ろうとしていた
飛行機の時間が過ぎました。乗れませんでしたよ。ひこーーき!

あーぁ、飛行機行っちゃった。

最新の画像もっと見る