空の爽やか散歩道

古今東西
昔今日記

監視つき

2012-10-30 20:55:01 | 日記
とにかく、6ヶ月間だけ住んで逃げよう。

洞穴のようなコテージに住んでしまったおいら。

何処をどう掃除してもホコリだらけ虫だらけ。

速攻で買ったのがカーテン生地。それをリビングと
キッチンのカーペットの上に敷いた。

そして、どうしてもベッドルームを使う気になれなかった。
動物的勘ってやつでしょうか。

怖いもの見たさに2階にあるベッドルーム行ってみたが
部屋の窓が少し割れていた。

ソファーがベッド代わり。

そして、折りたたみのハシゴらしきものを見つけた。
屋根裏部屋に通じるハシゴだ。
ハシゴを伸ばして屋根裏へ…そこには古いフランス人形が
一体置いてあった。うわっ!

当時のおいらは忙しく、7日間働きずくめ。休み無し。
もちろん、家に戻るのは夜7時過ぎ。

カーテンなんて開けられる暇もなし。ましてや隣はパブ。
何処で誰が見てるかわからんし、周りの家もブラインドを
多少開けるぐらい。

そして3ヵ月後、家の中のインベントリーチェックを
したいとバーバラから手紙が届く。しかし切手は
貼っていない。
という事は、勝手に来てポストに入れたということだ。

インベントリーチェックの日。

11時半にバーバラが来るから11時には家に着けばよい。
と会社から途中抜け出し家に11時に着くとバーバラが
勝手においらの住む家に入っていくのを目撃!
(通常、待っていなければいけない。)

その後を追うようにおいらも家に入った。
バーバラは一瞬 ”ヤバッ”という顔をしたが
元々、私の家よ!というような感じで素に戻った。

問題が起きたのはキッチンに行ってから。
ガスコンロの回りが汚いとバーバラが言い出した。
おいらは”えっ?”という顔になった。
それは、もともと汚かったから。このおばん何いっとん?

そして「これじゃダーティーモンキーよ!」と
このおばはんがおいらにいった。

カチン!ときたおいら。「もともと汚かったけど」と
いってみた。

おばはんは”ムッ”とした。そしてチェックが終了。

数日後、1month noticeがおいらの手元に届く。
要するに出てけ!という事。

理由1キッチン。ガスコンロの手入れ。
理由2キッチンに敷いてあるカーペット生地。
おばはんの勝手な想像。敷物は彼女のベッドルームに
置いてあった毛布と思っていたらしい。
買ったんは俺や!
理由3カーテンを開けないから。おばはんの娘の家が
おいらの住むコテージの目の前にどうやら在った。
おばはんは娘においらの行動を常日頃、監視しているよう
言っていたらしい。
そう、書いてあったから本当の事だろう。

そして家を出て行くときに、デポジットのうち50ポンドを
家の掃除代とかで取っていきやがった。
最悪なばーさんだ。

ここのコテージを借りた人は毎回6ヶ月経たないうちに
出て行くと後で聞いた話。
分かる気がする。

おいらが家を出るとそのコテージは売りに出された。
が、誰一人としてこのコテージを買う人はいなかったそうだ。

そりゃ、そうだ。

結果、バーさんとジーさんがまた住む羽目になったらしい。 

引越し

2012-10-29 07:18:16 | 日記
「さー、これで契約書の最後。土曜日から貴方の
 物よ。」とバーバラにいわれ鍵を渡された。

バーバラとはコテージの持ち主。ばーさん。
じーさんと二人で暮らしていた。
よくこのコテージを貸しているらしい。

後でこのコテージをおいらに紹介した会社の上司から
聞いた話だが評判は良くないとうことだった。

それを最初にいえや~!

コテージは右にパブが繋がっておりその隣においらの
住むコテージ、その隣が小奇麗なコテージが繋がって
おり、またその隣もお洒落なコテージ。

小奇麗、お洒落。コテージって普通そうやろ。

おいらの住んだコテージだけがボロボロ。岩の塊の
中に住んでいる感じ。洞窟といった方が早い。
石がゴロゴロ。

「土曜日にはあなたの物」と言っていたわりには
金曜日にロンドンへ行き引越し荷物を持ってきた。

そして、土曜日。ロンドンからウェールズに戻り
家の鍵を開けるとそこには”走れジョリー”が2匹
ほどいた。

彼らと目が合ったおいらもキョトンとしたが彼らも
キョトン!

2匹はバーバラ夫婦が飼っている犬。まだこの2匹がいると
いうことは…。そう、バーさん達、まだおったのよ。

荷物を車に入れたまま、ロンドンに逆戻り。
結局、日曜日に引越しになってしまった。

引越し荷物を部屋に入れる。犬の匂いが凄かった。
ちなみに犬の毛もいたる所に。

掃除をしてみた。ホコリ、ごみ、バナナの皮。
沸いて出てくるゴミの山。

ついでに夜になると家の中に虫達も出現。
玄関先にはナメクジ達がにょろにょろと。

「ベットを新品にするから」といっていたわりには
結局、おいらの滞在中ベッドはボロボロのまま。
新品なんてきやしない。

そして、もっと最悪な事態が………。

2012-10-24 20:37:16 | 日記
ウェールズに職場を移して一番最初に住んだ所が
コテージと呼ばれる家?らしき館。

決して日本のように優雅なイメージではない。

あまりそのコテージには住みたくなかったが
契約上ロンドンのフラットを出ていかなければならなかった
為とこれ以上のホテル代をなくす為だったから。

ホテル代?それは何故か?

今働いているアホ会社の要望で”早く来てほしい”。
という勝手な事情でアホ会社へ行かなければならなく
なってしまった。

まだ住む所も見つかってなかったにもかかわらず…。

じゃー住む場所は?ホテルへ1週間。
その間に責任を持って見つけるから!と奴らの強気な態度。

仕事でも偉そうにしてるけど、そういう所でも偉そうに
するんやなお前ら。

そして職場を移してから3日後に住む場所が見つかったと
報告あり。会社の上司の推薦。
あら、めずらし。仕事は遅いけど、そういうのは
以外と早いねんな。

という事で、いざ、おいらと上司で出陣!


しかし、あまり住む気にはなれなかった。
が、そりゃ嫌でも住まにゃー。なんてたって、
ロンドンのフラットを出て行く期限まで残り4日。

「嫌だったら、やめても良いんだぞ。あせっても
 しょうがないからな。」とコテージを推薦した会社の上司。

あのね、もう時間がないんよ。しゃーないんよ。まじで。
君らの変な要望でそうなったんだから。
ロンドンのフラットも急いで契約解除したんやからね。

とにかく6ヶ月間だけ我慢しよ。そう思っていた。

その館がすげーのなんのって。

うっ!うわ~~~~!

2012-10-21 14:34:14 | 日記
息子の学校の同級生の誕生日会が普通の日
(木曜日)にあった。

おいら達一家には車は1台だけなのでおいらは
5時間の有給をとり、嫁と娘と共に息子の学校に
行き、息子を迎えに行った。午後3時半。

そして、そのままパーティー会場へ。午後4時到着。
会場にある駐車場で車を止め車内にて息子の着替えタイム。

午後4時半パーティーが始まった。

子供達も普通の日でそれも木曜日というこれまた
中途半端な日に誕生日会ということで疲れているにも
かかわらずアフタースクールでも、皆と一緒なのが
うれしいのだろう半端ないハシャギようだった。

そのまま、はしゃいでいてくれているだけならば
可愛げがあったんだが・・・・・・。

2時間のパーティーだったが今回はヒジョウーに長く
感じたと思ったというのが本音。

子供達が普通に遊んでいたのは30分くらいだろうか。
おいらの息子が急に遊んでいた輪から抜け出し泣き顔に。

「どうした?」と聞くと
「俺何にもしてへんのに急に蹴ってきたりパンチしてきた。
 本当に俺何にもしてへーねん。グス、グス。エ~ン・・」

とにかく気持ちを落ち着かせるために少しの間、家族で
一緒にいた。
そして、気持ちが晴れたのかまた遊びにいった。

多分だが、これが子供達の気分が最高潮に達しマヒして
きた時間帯なのだろう。

会場には3つのパーティーがあった。
1つ目は息子が通う学校の同級生の誕生会。
その隣に違う学校の人達の誕生会。
3つ目はハロウィンパーティー。

砂場で娘を遊ばせていると、なにやら騒がしい子供同士の
揉め事のような雄たけびが・・・。

最初は子供達が砂かけでもして遊んでいるのだろうと
気にもしていなかったが、ふと後ろを振り向くと
他校の子供と息子が通う学校の同級生の砂かけ対戦。
泣く叫ぶ、他校のおかん達は子供達叱る。

午後5時位に双方のパーティー会場でパーティーディナーの
時間の為、ようやく静かになる。
その静かになった場所で娘は遊んでいた。
静か娘を見守るおいら。

とその時!今度は息子の同級のバースデーボーイが泣きながら
自分のパーティー会場から飛び出してきた。

その子の親も追いかけ息子と話をするも息子は「NO」の
一点張り。気持ちが落ち着くまでブランコで遊んでいた。

ディナーも終わり、バースデーケーキタイムも終わり
また子供たちが遊びだす。午後5時半。

残り時間1時間!辛抱辛抱。
しかし、時間もっのすごくなげー気がするのは気のせいか?

おいらと嫁が娘を砂場からプレイルームへ行かせると
数人の子供達が1人の子供を追いかけていた。
その時、数人の中の1人が急に追いかけていた子供を
殴る蹴る!

それも、おいらと嫁の目の前で。

殴られ蹴られた子供は立て看板にあたり
転がり、怒り爆発!立て看板を上にあげ、殴ってきた
子供に投げようとした瞬間、嫁が仲裁に入り、おいらは
立て看板を元の位置へ。

その他の親達は見ていたのにもかかわらず、手も出さず
ビックリしていただけ。

もちろん、この子供達も息子の同級生。

午後6時20分。いい加減疲れてきたので終了10分前だったが
帰ろうという事で帰宅準備とバースデーボーイの家族に
挨拶に行こうとした時、違う場所でまた新たな戦いが。

これもまた息子の同級生。

ただ今5歳児6歳児バイオレンス中!


観光?

2012-10-17 20:13:35 | 日記
おいらは、とある場所のとある駅にいた。

はたして無事に目的地に着くのだろうか?
そんな心配をしながら電車を待っていた。

駐在時代、仕事でイタリアに行ってはいたが
イタリアで買い物する事なんて10回中1回あれば
いい方だった。

もちろん、仕事できているがやっぱりなんか楽しみが
ないと!なんちゅー野望はすぐに消えてしまったが‥。

出張は無事終了すれば金曜日にドイツへ帰るのだが
週末はどうしても”デュッセに帰りたくない病”が
体の中から、心の奥底からどんどんと出てくる。

出張先から飛行機でデュッセ行きの飛行機を乗った瞬間
もがきまくり。退屈な週末が待っている。

そこでイタリアの出張が決まった時、代理店にそれとなく
聞いてみた。

おいら「今度、そっちの客先に行くけど空港の
    ピックアップよろしく。あっ!それと
    もしもだよ、土曜日にミラノ1泊でホテル
    とれるかな?」
代理店「客先に話しておくから。ホテルは客先で
    とってくれると思うよ。」
おいら「ありがとう。」

これがイタリアの週末1泊の始まりだった。

客先に行くと「ホテルは大丈夫!」といわれた。

ほんとおおきに。

おいらのプランは土曜の朝までパルマにいて朝一で
ミラノへ行くプラン。という勝手な想定。

が!客先プランは土曜日の昼12時まで客先が仕事
なので客先に12時までおいらが残りそこから
駅まで連れて行くという最悪プラン。

結果、昼12時まで残り12時半頃にパルマの駅に着き
チケットは客先がチケット窓口に頼む。
イタリア語喋れんからね。
でもファーストチケットがやはり良いので人差し指1本を
客先にみせると感がええね。
無事1stチケットをゲット!

問題はそこからだ。
当時のイタリアの電車はいつ来るのか不明。
何時何分になるのか誰も予想できない。
ましてや、プラットフォームまで変わる始末。

そういう場合は周囲をみてイタリア人のマネをする。
電車が近くまで着たら「ミラ~ノ?ミラ~ノ?」と
人に聞きまくる。

やがて、ミラノ行きの電車が。ようやく乗れた頃には
時計の針は午後2時半過ぎとかざらだ。

パルマーミラノ間は約1時間半ぐらいだったかな?
時計の針は午後4時過ぎでそこからホテルを見つけたり
すると、結局ドーモには行けへんのよね。

普通に考えると‥‥。やっぱりドイツに戻った方が
良かったりもする‥‥。