空の爽やか散歩道

古今東西
昔今日記

ピース

2012-08-29 20:52:04 | 仕事
アリゲーター地獄から抜け出し、客先にチャーリーの車で
向った。

向う途中、ガススタに立ち寄り燃料補給と昼飯用の
パスティーを買う。

ヨーロッパのペトロステーションはセルフサービスが殆ど。
自分で燃料を入れる。
南アフリカはセルフかな?と思ったら従業員がいてペトロを
入れてくれる。日本と一緒。

もしかしたら、そこの追えと炉ステーションだけかもしれないが‥
そこは不明。

従業員さんは黒人さん。

支払いをして、車に乗り込む。ブォ~ン。キッキッキーッ!
急にチャーリーが車を止めた。

ガス給油口のキャップが緩んでいたらしい。
よー、お前気づいたな。

怒り狂う22歳の若造が黒人を相手にまくし立てていた。
ええやんけ、ガス入れてもらえるんやから。

そして、客先へ行く途中なぜかラグビーの話をする若造。
悪いがラグビー興味ないねん。

「ラグビーの南アフリカ代表に黒人は要らない!白人だけで
 良いんだ!」
と若造が急に言い出した。

お前、なに言い出すねん!!!

彼の黒人嫌いはスーパー級。おまえはアホか。
ワールドピースといっているのは白人でそんなお前も
白人やんけ。
だんだんムカッパラたってきておった。

代理店のオフィスでも白人主義。黒人さんは草むしりとか
庭の掃除をしていた。クソ暑いさなかに。
給料もさほど出ない。

白人の家もものすごい豪邸だ。代理店社長の家に
行った時なんかインターフォンで入り口を開けてもらい
家に着くまで車で10分ぐらい。
庭はゴルフコースなみ。でけー。
その中で黒人さんが働いていた。それもその庭‥‥
コブラがでるらしい‥。

ひでーよ。マジで。

アリゲーター

2012-08-27 15:12:58 | 日記
ヨハネスブルグに飛行機が到着し、両隣のねーさん達に
よく眠れた?といわれ少しの間、機内でボーとしていたおいら。

乗客は中々降りない。
「どこに行くの?」右隣の席のねーやんがおいらに聞いてきた。
「ヨハネスブルグ」

両隣のねーやん達が「ここがそうよ!早く降りて!」
まるで自分のことのようにビックリ顔!

ボーとしていたおいら、急に目覚めて急いで機内を出た。
実はこの飛行機、ヨハネスブルグ経由でケープタウンへ
向かう飛行機だった。

危なくケープタウンへ行くことになるところやった。やばかったわ!
空港で代理店のエンジニアが迎えに来ていた。

チャーリー。当時22歳のこの若者、朝4時に起きてチャリンコに
またがりトレーニングをする男。彼女は当時30歳のリンダ。

なぜそんなに朝早くトレーニングをするかというと
「朝は一番安心だから」

ネルソン・マンデラ第8代大統領の誕生で黒人解放や白人が
身を守る為に銃を持っていたりという理由で朝が一番安心
だそうだ。

確かに南アフリカの客先何名かでパブに行き若者二人が
「俺のが一番だ!」「いいや俺のが一番だ!」と銃につき
言い争いになった事があったという事をその客先自身から
聞いたことがある。

念の為、落ち着いていた一人の客先の男が二人のチャカの
玉を抜いて話をさせたそうだ。

そんな話をしながらチャーリーの愛車改造BMWで代理店に
到着。

ふー、しかし風邪で殆ど上の空。更に輪をかけアフリカあっちー。
やる気が出ないまま、紙を見つけ鶴をおっていた。

そんな時、「おー、それどうやってやるんだ!」と代理店の
電気の仕事を主とするドイツ系アフリカ人のおっちゃん。
ちなみに、チャーリーはデンマーク系アフリカ人。

そのおっちゃんにおり方を教え実際におらせると
「孫に持っていく」と喜んでおった。

いよいよ、客先に行く時間だ。チャーリーと一緒に事務所を
出ようとすると、おっちゃんが
「折り紙ありがとう!シーユーレイターアリゲーター!」

風邪で痛い頭がよけい痛くなった。

熱で足腰が弱っとるのに腰から崩れ落ちた‥‥。

12時間

2012-08-22 21:09:07 | 仕事
とある日の夜、おいらはデュッセの日本食屋に夕飯を
食べていた。

夕飯を食べ終えタクシーに乗った。行き先は‥‥
空港。

何しに行ったかって?フッフッフそれはね‥‥。
南アフリカに出張の為‥‥。なんでやん!

まー、でもその時は最悪やったんです。風邪ひいてまして
鼻水、涙目、頭痛、熱少々。休みたいけど休ましてくれへん。


出張中は野菜不足になるからなるべく出張前に食べていた。
そして行きつけの日本食レストラン。
飯前の一服。タバコに火をつけ”ふ~”頭がふらつく。

その時は海藻類もと思い、わ~かめ好き好き!
こいつに決めた!海草サラダで決めてみた。

風邪の時の海草サラダ。気持ち悪くなった。さらに悪化。
それじゃー、温かい物をという事でうどんをすする。
おー、あったまるやん!一瞬の出来事だった‥‥。
そんな時はお茶だ!日本茶!おかわりしすぎてトイレ連発。

食後の一服。タバコに火をつけ”ふ~”気のせいか喉が
痛くなってきていた。

そんなこんなで空港へ行く時間。

デュッセルドルフ空港からオランダのアムステルダム空港へ。
アムステルダムから南アフリカのヨハネスブルグ空港まで
約12時間のフライト。

ダイレクトで飛んできれりゃーありがたいねんけど、ほんま
デュッセの空港の使い勝手があまりよろしくないねん。

デュッセからアムスまでのフライト中は眠さが襲ってきても
我慢をしていた。

が、アムスからヨハネスまでのフライト中‥‥。
なーんにも覚えてへんねん。

おいらの両隣にはおねーさん方が座っていた。おいらは真ん中の席。
アムスからヨハネスへ向け飛行機が飛び立った‥。
そこから記憶が消されている。

ドドドドドドッ!大きな揺れにおいらは目を開けた。
そこはヨハネスブルグ空港。

そう、12時間眠り続けていたらしい。
両隣のねーさん方は笑いながら「おはよう。よく眠れた?」と
聞いてきた。

おかげさまで。

多分、風邪のため鼻詰まりによるイビキが凄かったんだろうと
思われます。

お二人さん。申し訳ないっす。

冒険

2012-08-20 16:40:53 | 日記
息子初めての冒険。洞窟の中へおいらと一緒に行った。

巨大なコブラが現れた時の出来事。
息子「こっこわい~~!」おいら(笑い)‥‥‥。

久しぶりのロンドン。

そこはチェシントンワールドオブアドベンチャー。
水族館あり動物園ありアトラクションありの遊園地。

子供が夏休みなので親子4人で行ってきました。

子供達2人は前日の夜からソワソワして中々寝付けず。
それを何とかね寝かしつけ、朝6時50分の電車でパディントンへ。

その電車の中で息子は「チャギントンまだチャギントン!」
チャギントンは電車のアニメや!チェシントン!

パディントン→ウォータールー→チェシントンと電車乗り換え。

ワールドオブアドベンチャーに向かい駅から歩いていると
ん?どこかで見た風景だなと懐かしさにふけるのも当たり前
なんと、ワールドオブアドベンチャーの斜め前はおいらが駐在時代に
あったオフィスがあった場所。

いつも車で反対方向から来ていたから、めっちゃ気づかなかった‥。
なにしとんねんおいら‥‥。あほや。

夏休み期間やから凄いんです親子連れ。

それでもメインアトラクションの待ち時間は一時間ぐらい。
ディズニーランドに比べれば、最小時間ちゃうんですかね。

身長制限があるし、娘も2歳やからメインアトラクションには
乗れへんかったけど、それでも十分楽しめる場所。

嫁とおいらで交代で息子とアトラクションに。
娘は水族館とか子供が自由に動物とたわむれる場所に。

息子とおいらがトゥームレイダーの洞窟というアトラクションへ
行った。そこは真っ暗闇。

乗り物にはシューティング用のガンが備え付けられ敵?らしい
奴らにシュートしていく。

その時!大きなデカコブラが出現!息子怖がる。おいら笑う。

ワールドオブアドベンチャーは大人から子供まで何度行っても
良いと思える場所ではないでしょうか。

おもろいです!
また連れて行きたいと思います。

No.1

2012-08-16 20:18:49 | 仕事
ナンバーワンにならなくてもいい~
もともと特別な オンリーワ~ン!

そう、その通り!ええねんて、別に。
というのも、今勤めてる会社のとある二人組みが
自称ナンバー1。

一人はマネージャー。なんでもかんでも出来ると勘違いしている
とても自信過剰の経験値11の男。
もう一人は、ついこの間マネージャーコースというようわからん
コースを終了した経験値6の男。

この経験値っちゅうのはその仕事に携わった年。
要するに11年目と6年目。

おいらは日本にいた時から今に至るまでずっと同じ仕事だから
今年で22年目。

上の二人もおいらと同じ仕事。

この自信過剰の二人組み、言わなきゃいいのに会社の連中に
自分が1番と言いふらす。

そしてなぜか、言いふらされた連中がダッシュで
おいらに伝えにくる。

おいらとマネージャーで機械と製品の事で口論に
なった時がある。もちろん奴のいっていることはチンプンカンプン。
マネージャーが製品検査で検査部へ行き、なにやら検査員達に
言っていたところへ良いタイミングでおいらが検査室に入室。

検査のおばちゃん達、このトンチンカンなマネージャーが
いる前で「このトンチンカンが一番じゃないよ、あんたが一番さ!」
といきなりおいらの肩を組んできた。
想像するに愚痴をこぼしていたに違いない。

6年目のトンチンカンチン一休さんの場合。
彼とおいらの仕事が出来るレベルはまったく同じ!と
ジムにという腕はボディービルダー、腹は‥‥‥タプッ!の
男にそういったらしく、彼もまたおいらに伝えてきた。

いう奴もいう奴だが伝えに来る奴も伝えに来るやつらだ。

伝えに来た人にはこういう風に言うようにしてある。
「いやー、この業界いつでも勉強でっせ。おいらかて22年の
経験があるけど、まだまだ勉強してまっさ。何か問題が
ある時はいつでもトンチンカンズの二人に聞いておくれ。
簡単に解決してくれるよ。二人合わせて17年の経験があるから
大丈夫なんでしょ。」

まー、ジンクスでI am No.1といってしまう人達がいる会社は
おちるところまでおちる。
これ、おいらの駐在時代の経験上、色んな国の色んな会社に行って
見て感じた事。

ど~して~こんな会社に入ってしまったんだろう~
ほんまや~~!