うまさいと

お馬さんは好きですか?

五連覇へ。

2005-09-15 19:14:29 | 競馬
コアな方々にとっては、先週のLeopardstownよりも今週のCurraghの方がたまらないのかもしれないなと思ったり。土曜日にはIrish St. Leger(IRE G1 T14f)が、そして日曜日には2歳戦のNational S.(IRE G1 T7f)が行われます。後者はくろうまさん辺りがきっちりとスポットを当てて下さることを期待しまして、私は前者のIrish St. Legerに焦点をあててみたいわけです。

Irish St. Leger(IRE G1 T14f)
ABC順 過去4走 馬名 齢 馬主 調教師
1 -234 Acropolis/4/Michael Tabor/A P O'Brien
2 3347 Akarem (GB)/4/Hamdan Al Maktoum/Kevin Prendergast
3 2-40 Cherry Mix (FR)/4/Godolphin/Saeed Bin Suroor (in GB)
4 1-1F Cloone River/9/Mrs Kathleen Gillane/Paul Nolan
5 15-3 Collier Hill (GB)/7/R H Hall & Ashley Young/G.A.Swinbank (in GB)
6 621- Cutting Crew (USA)/4/Mrs P W Harris/W.R.Swinburn (in GB)
7 -216 Franklins Gardens (GB)/5/Mrs M Barwell/M.H.Tompkins (in GB)
8 3195 Gamut/6/Mrs G Smith/Sir Michael Stoute (in GB)
9 012 Hippodrome/3/Michael Tabor/A P O'Brien
10 4446 Holy Orders/8/Allan McLuckie/W P Mullins
11 2963 Liss Ard /4/John Joseph Murphy/John Joseph Murphy
12 5313 Mkuzi (GB)/6/Sheikh Mohammed/John M Oxx
13 1132 Shalapour/3/H H Aga Khan/John M Oxx
14 4-13 Songlark (GB) /5/Godolphin/Saeed Bin Suroor (in GB)
15 4-43 The Whistling Teal (GB)/9/Mrs F A Veasey/G.Wragg (in GB)
16 -133 Vinnie Roe/7/Seamus Sheridan/D K Weld
17 -219 Yeats/4/Mrs John Magnier/A P O'Brien

で、またなぜこのIrish St. Legerなのかと言いますと、これはもう単に4連覇中のVinnie Roeが、5連覇という偉業を達成するかどうかにかかっているからなのです。同一G1を4連覇の時点で一体どれだけタフなんだと考えるわけですが、その間の2着馬を見ていくのもまた一興かと。04年の2着馬はBrian Boru。A O'Brien師の期待を裏切った同馬はこの年も迷走してたなぁ(遠い目)。03年の2着馬は今年も登録しているGamut。04年のGrand Prix de Saint-Cloud(FR G1 T2400m)を勝つまではあまり有名ではなかった気がするわけですはい。私が知らなかったというだけですが。02年はPuginって・・・知りませんorz。01年のMillenaryは現在も現役で走っており、重賞を11勝。Persian Punchへの道を歩もうとしていると言ってもいいのかな、とは思いますが、実際はよくわからん。
さて、では今回の見所はと言いますと、Vinnie Roeに挑みかかる面子に注目が集まります。Ballydoyleからは、Colonation C.(GB G1 T12y10y)の覇者でGrand Prix de Saint-CloudでコケたYeats、昨年のPrix de l'Arc de Triomphe(FR G1 T2400m)の4着馬Acropolisは今年の3走では勝てずじまい。そして新鋭HippodromeはMontjeu産駒ということで少し注目しておこうと。単なるペースメーカーかもしれないわけですが。
Godolphinからは何とも形容のし難い実力を持ったCherry Mix、長距離路線で活路を見い出そうという意味ではSonglarkも一緒か。Mkuziは馬主と調教師がちと面白い組み合わせかなと思ったりしたわけですが、これは特に珍しくはないのかな?
その他の陣営ではAga KhanのShalapourがIrish Derby(IRE G1 T12f)で3着、 Ballyroan S.(IRE Lis 12f)で2着と大舞台での経験もあり、Vinnie Roeにも先着していると。さて、そのBallyroan S.で3着だったVinnie Roeはというと、昨年もそのレースで2着から巻き返しているわけですし(その前2年は勝ってるけど)心配はいらないかと。
話題は戻って、同一レース、しかもでかいところの5連覇と言われると何となく思い付く(勿論私はその時は生きてないです)のがJockey Club Gold C.(USA 16f)でのKelso辺りかなぁとか。いずれにしろ、前人未到の大記録とは言えるんだろうなぁと。昨年のアイルランド年度代表馬の走りを目に焼き付けたいです(動画下さい)。
実際にどれだけの面子が揃うのかはわからないですが、楽しみな週末になるだろうと。