うまさいと

お馬さんは好きですか?

新たな敵が現れた!(byぜんのろぶろい)

2005-07-31 12:16:41 | 競馬
Weld reveals latest plans for Grey Swallow(racingpost)

ってことでInternational S.(GB G1 T10f88y)にGrey Swallowが出てくるかもしれんということです。

King George IV & Queen Elizabeth Diamond S.(GB G1 T12f5f)では2番人気ながらもAzamourの7着に敗れたわけですが、次走としてはAzamourやMotivatorなどが出てくると思われるIrish Champion S.(IRE G1 T10f)が挙がっておりました。しかしここにきて、最新のプランとしてInternational S.にも寄っていく可能性があることを示唆しています。

管理するD Weld師は7月最初にNewburyで実はGrey Swallowが怪我をしていたということを昨日明かしたようです。今はもう回復しているそうですが。その上で「明確な目標としてはIrish Champion S.だけど、同時にInternational S.も考えてる。それが終わったら父のDaylamiのようにアメリカに行くかどうか決めるよ」といった趣旨の発言をしていると思います。ってことで、Breeders' Cup Turf(USA G1 T12f)に参戦する可能性が結構出てきたかもしれんですな。

Grey SwallowはIrish Derby(IRE G1 T12f)を勝って、Prix de l'Arc de Triomphe(FR G1 T2400m)では大敗するものの、今年復帰初戦のTattersalls Gold C.(IRE G1 T10f110y)ではBago, Ace, Azamour, Norse Dancerを退けて優勝しています。この時がGood to Yieldingだったわけで、どちらかというと馬場が重い方がこのお馬さんにとってはいいのかもしれない。とかいっといてIrish DerbyはGood to Fastですけれど。Oratorio, Norse Dancer, Electrocutionist辺りと少なくとも同レベル、普通に考えればそれ以上の存在ではあると思うので、ゼンノロブロイにとっては新たな強敵出現というところか。Curraghではないというのが救いではあるけれど。これ多分出てくるとしたら追加登録になるよねぇ。

ふと思ったんですが、日本で「馬場が堅すぎて・・・」って敗戦コメントは普通出ないねぇ。「馬場が悪くて・・・」はあるけど。これはやっぱり向こうが、日本よりも雨が多い地域で、芝がふかふかってのもあるから、普段が堅すぎることはないということなんでしょうか。ってか本当にふかふかなのかな?コメント欄でロブロイさんが「Royal Ascot時のYorkの芝はかなり荒れていたらしい」とおっしゃっていましたが、2ヶ月で回復するものなのかなぁ。何か手当てとかするんだろうか。

お帰りなさい、Mamoolさん。

2005-07-31 02:53:48 | 競馬
たまには重賞じゃなくてもいいじゃん。ってことで、Glorious Goodwood開催の最終日の前日のお話。この日の第1レースであるGlorious S.(GB LR T12f)でMamool(マムール)が復帰緒戦を飾りました。

Mamoolといえば、03年にGrosser Preis von Baden(GER G1 T2400m), Preis von Europa(GER G1 T2400m)とG1を連勝し、Melbourne C.(AUS G1 T3200m)へと遠征。ここでMakybe Divaの23着と惨敗したものの、レース中の右後脚球節の骨折が原因だったことが判明して休養に入りました。04年は怪我から復帰2戦目のSeptember S.(GB G3 T12f)を快勝。ちなみにこの時の2着馬は先日のGrand Prix de Saint-Cloud(FR G1 T2400m)を圧勝したAlkaasedだったりします。GodolphinのDoyen, SulamaniがPrix de l'Arc de Triomphe(FR G1 T2400m)を回避したことを受けて急遽そのレースに出走しますが15着に惨敗。03年の雪辱を期すとばかりに再挑戦したMelbourne C.では再びMakybe Divaの7着に敗れ去りました。それ以来音沙汰が無かった(私が知らなかっただけとも言う)わけですが、05年はここで復帰してきたのですねぇ。ってか引退したと思ってました。

強いて言えば、このMamoolが現役を続けなければいけない程にGodolphinの古馬の駒不足というのは深刻なのかもなという気はします。昨年はDoyen, Sulamaniの二本立てで、前半はDoyenが頑張り、後半はDoyenが失速したのを受けてSulamaniが頑張った(といってもカナダに行っちゃったけど)ことで何とか急場を凌いだ感じがします。一昨年もやはり遠征部長のSulamaniがアメリカの芝戦線を荒らしまわっていましたし。その前の年(02年)は12f路線にMarienbard, 10f路線(兼遠征部長)にGranderaがデーン(Marienbardは後半一気に伸びた感じですが)と居座ってたわけですよねぇ。

Godolphinのイメージとして、3歳で活躍したお馬さんを買い取って4歳以降に期待するというやり方(Sulamani, Doyen, Cherry Mixとか。Marienbardは転厩時期はいいんだけど、トレード時期もこれと一緒でいいのかな?)なんかが挙げられますが、Cherry Mixは今年大失敗だったわけです。今年は2歳で活躍したお馬さんを早めにトレード(Shamardal)なんてこともやってますか。これは以前からやってたのかな?とにかく昔から色々やってるということなのかなぁ。何にしろトレード多いよねとか思ったり。

つーことで、生え抜きのMamool(2歳時の調教師がD Loder師なのは、この方がGodolphinの2歳馬を担当してたんですよね確か?)にはトレード族に負けずに末永く頑張っていただきたいなぁと思う次第です。

ちなみに、Glorious Goodwoodの最後の目玉であるNassau S.(GB G1 T9f192y)はAlexander Goldrunが貫禄勝ち。G1は4つ目かな。Virginia Warersさんは6着か・・・。

土曜日のアクセス数がユニークなら100足らずなんだけど閲覧数は500超えてる。不思議なこともあるもんだ。