うまさいと

お馬さんは好きですか?

きんぐじょーじ(前半)。

2005-07-20 03:19:37 | 競馬
今週の土曜日に行われるKing George VI & Queen Elizabeth Diamond S.(GB G1 T12f)の登録馬を軽く紹介。アルファベット順に。


Ace(エース): Danehill×Tea House(Sassafras), 10-c
A O'Brien勢の刺客。
デビューは3歳6月と遅かったが、そこからマイルで3連勝。Queen Elizabeth S.(GB G1 T8f)ではRaktiに屈したものの(5着)、今年に入ってからは中距離路線で安定した成績を残しており、徐々に力をつけてきている怖い存在。

Azamour(アザムール): Night Shift×Asmara(Lear Fan), 4-i
現時点での中距離王者。
デビュー当時から安定した成績で、昨年はマイルと中距離でG1を2勝。前走のPrince of Wales's S.(GB G1 T10f88y)を快勝し、最右翼となる。但し12f戦は未経験で一抹の不安が残る。

Bago(バゴ): Nashwan×Moonlight's Box(Nureyev), 2-d
昨年の凱旋門賞馬。Longchampでは無類の強さを誇る。
12戦8勝、2着1回、3着3回と安定しているが、3歳前半までに比べると古馬になってからはいまいち。Grand Prix de Saint-Cloud(FR G1 T2400m)の3着で評価を落としているが、底力は抜けているはず。

Doyen(ドワイエン): Sadler's Wells×Moon Cactus(Kris), 1-s
今年は惨敗続きの昨年の覇者。
昨年の今頃の飛ぶ鳥を落とす勢いはどこへ行ったのか。陣営も頭を悩ませる凡走続きは、もはや誰にも理由がわからない領域。今年はAscotではなくNewburryでの代替開催というのも、復活に妨げる要因の一つか。

Fight Your Corner(ファイトユアコーナー): Muhtarram×Dame Ashfield(Grundy), 7-a
Godolphin第二の長距離砲?
長距離路線からのシフト組。Dubai Sheema Classic(UAE G1 T12f)では最下位。Henry II S.(GB G2 T16f78y)で重賞初勝利を飾るものの、Gold C.(GB G1 T20f)では7着。微妙。

Gamut(ガマット): Spectrum×Greektown(Ela-Mana-Mou), 5-h
12f路線の古豪。
Jockey Club S.(GB G2 T12f), Grand Prix de Saint-Cloud(FR G1 T2400m)と連勝し、昨年は4着。その後は善戦するものの勝ちきれなかったが、前走Princess of Wales's S.(GB G2 T12f)で8馬身差の圧勝。不気味。

Grey Swallow(グレイスワロー): Daylami×Style of Life(The Minstrel), 8-f
Curraghでは1.5倍の力を発揮。
昨年のIrish Derby(IRE G1 T12f)の覇者。昨年のPrix de l'Arc de Triompheを除けば、安定している。前走Tattersalls Gold C.ではBago, Ace, Azamour, Norse Dancerをまとめて負かした。

Mubtaker(ムブタカー): Silver Hawk×Gazayil(Irish River), 15-a
2年前の凱旋門賞2着馬。
今年は勝っていないものの、二年前の勢いは印象に残る。タップダンスシチーのように数をつかわないで大事にされてる部分もあり、能力の衰えはさほどないとは思われる。


ということで前半終了。現時点での登録馬はあと8頭なんでちょうど半分。