まるこの「時事和訳ブログ」

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韓国の整形美顔手術をした着服者が逮捕

2013-02-22 | Weblog

(写真)男は数十億ウォンを横領したとされています

韓国の警察が、雇用主から数百万ウォンを横領して逮捕を逃れるために美容整形手術をしていた男を逮捕したと地方紙が報じました。

30代のその男は、4.7億ウォン(430万米ドル)を着服して、ホステスバーやメルセデス・ベンツ・セダンに使ったとして告訴されています。

ユンと呼ばれているその男は鼻の整形手術や美容整形手術をしていたと警察。

警察が情報を得た後、彼はソウル郊外で逮捕されました。

ユンさんは、半導体企業の金融部門で働き、会社の資金を自分の銀行口座に移していたと警察が言います。

報道によると、彼は家族に緊急の用事が生じたと理由をつけて1月に会社を辞めました。

彼は、多額の現金を引き出して、韓国の江南地区で10日間浪費したとAFP通信が伝えています。

ユンさんは逮捕された時すっかり変わっていたと警察報道官がAFP通信に語りました。

「彼は鼻と目の整形手術をしていたので顔がすっかり変わっていた。」

警察は2人の共犯者が逮捕されたので彼を追跡することができたと地方紙が伝えました。

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整形手術で顔を変えても見透かされるのですね。でも、共犯者が先に逮捕されたからのようなので、単独犯で顔を変えたら逃れられたかも・・・・・・

もちろん、いけないことですが!


日本が3人の死刑囚を処刑

2013-02-21 | Weblog

 

(写真)日本は、2011年は死刑執行をしませんでしたが、2012年3月に再開しました

日本で3人の死刑囚が処刑されました。安倍晋三首相の下では初めての執行です。

3人は木曜日の朝処刑されたと法務大臣が発表しました。一人は女児を殺害しました。

日本は、伝統的に一度に数人の死刑執行を行います。今回は、2012年9月以来の執行になります。

日本は、死刑制度を有する数少ない先進国で、通常複数の殺人をまとめて処刑します。

「事件を慎重に考慮して執行を命じた。」と谷垣法相が記者会見で語りました。

「いずれも犯人の利己的な理由で犠牲者が尊い命を奪われた非常に残忍な事件だった。」

処刑された3人は、7才の女児を殺害した44才のコバヤシ・カオル、2008年に東京のショッピングモールで男を殺し7人を負傷させた29才のカナガワ・マサヒロ、2002年に金を要求してバーのオーナーを殺した62才のムトウ・ケイキと発表されました。

人権団体アムネスティ・インターナショナルの日本支部は、木曜日の死刑執行を強く非難すると言いました。

ほとんどの人が死刑執行を支持していますが、人権団体は、日本の死刑は特別苛酷で、死刑囚は面会も運動もほとんど認められていないと言います。

数十年執行されてきましたが、囚人は処刑の時を前もって知らされません。

日本の有罪判決確定率は99% で、大半の有罪判決は自白に基づいているので憂慮していると人権団体が強調していると記者が伝えます。

現在死刑囚は130人以上います。その中には東京の地下鉄でサリンガスを撒いた1995年の事件の首謀者である麻原彰晃がいます。

2011年は、執行がありませんでしたが、2012年3月に前の民主党政権下で実行されました。安倍氏は2012年12月に総選挙で圧勝して政権を取りました。

2011年の死刑の公式支持率は80%以上でした。

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さっそくこのニュースです。安倍政権になってから何もかも駆け足ですね。谷垣法相の決断の早さにも驚きです。

死刑制度に関してはなかなか国民的議論が進まず、制度の維持が続いています。民主党時代に女性法相が問題を投げかけましたが、自民党政権は聞く耳を持たないようです。


クエッタ(Quetta)の爆撃:親戚が犠牲者を埋葬し始める

2013-02-20 | Weblog

 

(写真)三日間の抗議の後、爆撃された犠牲者の親戚が遺体を埋めました。

(写真)中央アジア・モンゴル系の子孫とされるハザラ族

パキスタンのクエッタ市のシーア派イスラム教徒が土曜日の爆弾攻撃の犠牲者を埋葬し始めました。

親戚は、当局の怠慢に抗議をして爆弾の犠牲者の埋葬を三日間拒否していました。

銃撃でおよそ90人が死亡しました。スンニ派過激グループのラシュカル‐ジャンヴィが犯行声明を出しました。

シーア派イスラム教徒のハザラ族が多く住む地域が標的になった爆撃で160人以上が怪我をしました。

埋葬の現場にいた何人かの抗議者は、軍がクエッタで仲裁の合意をするまで犠牲者は埋葬されるべきではないと言いました。

火曜日に、パキスタンの警察は、爆撃の容疑で170人を逮捕したと発表しました。

治安筋は、警察が反シーア派の攻撃で告訴されていた爆弾製造者を含む4人を殺したと発表しました。

最初、当局はシーア少数派の殺人を見て見ぬふりをしていると非難されていました。

アシュラフ首相は罪の無い人の命を奪った犯人の逮捕を命じましたが、それ以上の詳細は発表していません。

しかし、強硬路線のスンニ派過激集団に対して持続的な逮捕活動をするかどうか疑う人もいます。パキスタンの情報局員が、過去、彼らを支持していたからだと記者は伝えます。

くり返し攻撃をしている現場で地方の軍も政府軍も守ってくれないことを知ってシーア派教徒は怒りを覚えています。

土曜日の攻撃の後、商業都市カラチを含むパキスタンのいくつかの都市で攻撃と抵抗がくり返されました。

1月には、爆撃犯が市のスヌーカー・ホールを狙っておよそ90人を殺したので、犠牲者の親戚は同じように抵抗しました。

報道によれば、2月の初めにシーア派モスクで別の爆撃があり24人が死亡しました。2か月もたたないうちにシーア派の死者は200人以上になりました。

ハザラ共同体にとって何の保護もないことが驚きではなくなっている、クエッタで起こる頻繁な殺人や爆発はハザラ人が恐怖の中で生活していることを意味していると記者が伝えています。

多くの人が家を出ることを心配し、危険地域で働く人々は雇主に家に居るように言われていると記者がつけ加えます。

Balochistan地方の州都クエッタは、イランとアフガニスタンに接していて分離主義者の反乱だけでなく宗派間の暴力が頻繁に起こっています。

過去数年の攻撃で、クエッタに住む数百人のシーア派のハザラ人が殺されています。

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アラブの春以来、イスラム復活現象が起こり、宗教対立や民族対立など種々の問題を引き起こしているような気がします。同じイスラム教でも宗派の違いや民族の違いで少数派が犠牲になったり、外国人も犠牲になり始めています。


教祖の死後初めての統一教会の結婚式

2013-02-17 | Weblog

 

(写真)パートナーを選んでもらった400人の教会員

数千人の人々が、創設者の死後初めて統一教会が組織した合同結婚式を韓国で行いました。

首都ソウルの北東部のGapyeongで、およそ3,500人の揃いの服を着たカップルが参加しました。

さらに"Moonies"として知られる24,000人の信徒が、ビデオ・リンクを通して他の国でも挙式しました。

9月に死亡した文鮮明の未亡人Hak Ja-hanが儀式を執り行いました。

92才の教祖の葬儀にはおよそ30,000人が出席しました。

日曜日に挙式した教会の400人のメンバーは、教祖が行っていたように、パートナーをHakさんに選んでもらいました。

「かなり緊張していました。突然彼女が私の前に現れた時彼女をパートナーとして認めました。」と21才のアメリカ人のデイビッドソンさんはAFP通信に語りました。

親も教祖にパートナーを見つけてもらったデイビッドソンさんは、日本人の花嫁21才のシミズ・コトナさんと意思伝達するのに苦労していると言いました。

「僕は日本語を全く話しません。彼女はほんの少しだけ英語を話します。でも、僕たちは結婚を信仰の努力と証と考えています。」

集団結婚は1960年代初めに始まり、数年かけて規模が大きくなりました。1997年にはおよそ30,000人がワシントンで挙式しました。

統一協会は信徒の洗脳と横領で非難されています。

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 こういう現象は不気味です。人間の弱さとそれにつけ込むカルトの存在、こういう現実から早く脱却したいものです。

 ミニ情報

合同結婚式とは世界基督教統一神霊協会、いわゆる統一教会の行う宗教的行事の一つで、正式名は「国際合同祝福結婚式」で、統一教会の内部では「祝福」と呼ばれるそうです。

↓記事と映像

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-21489381

↓文鮮明の葬儀の写真

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-19609042

 


フェイスブックが高度なハッカーに狙われる

2013-02-16 | Weblog

 

(写真)世界で10億のユーザーを持つフェイスブック

フェイスブックは、先月、高度な攻撃の標的になったがユーザーのデータに被害は認められなかったと明かしました。

フェイスブックは、従業員が危険に晒されたモバイル・デベロッパーのウエブサイトを訪問した時に攻撃されたと言いました。

フェイスブックは、このような攻撃を受けたのは一社だけではないとブログで語りました。

世界で10億人以上がフェイスブックを利用しています。

「先月、フェイスブックのセキュリティ部門がシステムに高度な攻撃があったことを突きとめた。」とフェイスブック。

「従業員のラップトップにマルウェアがダウンロードされた。マルウェアを見つけるとすぐ感染したコンピューターを修復し、規制をかけたことを知らせ、調査を始めた。今も調査を続けている。」

「フェイスブックのユーザーのデータがこの攻撃で危害を受けた証拠はない。それに、攻撃はフェイスブックだけではない。」とブログに投稿しました。

「他社も、最近、攻撃を受けて潜入された。マルウェアを発見した最初の会社の一つとして、我々は他社や感染されたサイトと共に即座に感染の詳細を共有することにした。」とフェイスブック。

高度の技術を持つハッカーが知名度の高いサイトを標的にしたことは明らかです。

ツイッターは、今月初めに、250,000のユーザーのパスワードだけでなく、ユーザーネームやEメールなど他のデータを盗んだのはアマチュアの仕事ではないと言いました。

ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストやウオール・ストリートは全てセキュリティ・システムに永続的に不法侵入をしているとして中国を批判しています。中国は批判を否定しています。

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フェイスブックはハッカーの標的になりやすいでしょうね。しっかりセキュリティを管理してほしいです。やっぱり中国発でしょうか。