アメリカ人の観光客が触ったので、イタリアの都市フィレンチェの14世紀の彫像は指を失ってしまいました。
監視人が男性が彫像に触っているのを見て止めようとしましたが、完全に手遅れでした。
ギオヴァニ・ドゥアムブロギオの作品と考えられているその彫像はデル‘オペラ・デル・ドウモ博物館に飾られていました。
指を接着する費用はまだ分りません。指はオリジナルのものではなく後世になって付けられたものです。
観光客は謝罪しましたが、罰金が科され、博物館の館長に公然と非難されました。
博物館長は、「〝手を触れない″ことは博物館巡りをする人にとって基本的なルールなのに忘れられていた」と言いました。
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男性は彫像の魅力に惑わされてつい触ったのでしょうか。まさか指が取れるなど想像もしなかったかもしれませんね。彼にとっては高い教育費になったことでしょう。