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11才の少年がマンチェスター空港でパスポート無しでイタリア行きに搭乗

2012-07-25 | Weblog

(写真)少年が乗ったJet2.com

11才の少年がパスポートもチケットも搭乗券も持たずに一人でマンチェスターからローマまで飛行しました。

少年は、火曜日の午後、ターミナル1で家族に交じってセキュリティー・スクリーンを通りました。

彼は、Jet2.comが上空に差し掛かって乗客が不審に思い発見されました。

マンチェスター空港の報道官は、多くの航空会社のスタッフが仕事を一時中断していたと言いました。運輸長官は「それがとても気になっていた」と言いました。

空港の報道官は、少年はセキュリティ・チェックを通過したが必要書類の提示を求められなかったと言いました。

少年は1番近くにあるローマ行きの飛行機に直行しました。また、彼は搭乗の際の人数確認の時はいませんでした。

報道官:「セキュリティや搭乗ゲートで必要書類が正しく検査されなかったことは確かです。少年は完全なボディ・チェックを通過したので、乗客や飛行機の安全が損なわれることはなかった。」

フリーニング運輸長官:「我々は治安侵害を非常に重視している。マンチェスター空港や航空会社を緊急に見直し、起こったことを正確に調査しています。」

Jet2.comの報道官:「火曜日に11才の少年は必要な書類を持たずにではありますが、マンチェスター空港のセキュリティをクリアしました。それからローマ行きの飛行機に乗りました。」

「この件に対する調査班を立ち上げました。関わったスタッフは係争中の結果を保留させられています。」

「少年は無事家族のもとに戻されました。」

少年は家から逃げていたと思われています。

飛行機がローマのFiumicino空港に着陸した時、彼は機内に残っていました。そして火曜日の夕方飛行機が引き返す時マンチェスターに連れ戻されました。

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オリンピックの直前にこんなことが起こって関係者はさぞかし困惑したことでしょうね。時と場所を考えないストライキは歓迎できません。別のニュースによると、組合側は直前になって雇用が確保されたのでストを中止すると言っていましたが、政府側は何も約束していないと言ったとか。組合もさすがにオリンピックに配慮したようですね。でも、別の組合がオリンピック中にストをすると宣言したようですが、やはり決行はできないでしょうね。

とてもイギリス的です。