最初の爆発は、地方の道路を走っていた市民が乗ったミニバンで爆発しました。2番目は救助に来た人々に向けて爆発しました。
カンダハルの役人は、日曜日の朝、アルギスタン地方の二つの爆発で14人の市民が死亡、9人が怪我をしたと言いました。一つ目は、少なくとも10人を乗せたバンを狙い、二つ目は近くに住んでいる村人が怪我人を助けようとトラクターで現場に着いた時に爆発しました
死者の中の9人は女性と地方役所のファイサル報道官が言いました。
路上の爆弾は毎年多くのアフガニスタンの一般市民を殺し怪我を負わせます。ほとんどが連合軍に向けて過激派が設置するものです。軍のパトロール車と一般市民の車が同じ道路を使うので、古いぎゅうぎゅう詰めの車で移動する市民の車が多く走ることもしばしばです。だから彼らは爆発の危機にさらされているのです。
別の爆発でナトー軍の兵士が死亡したと西側の高官が言いましたが、兵士の国籍も場所も発表しませんでした。
昨年は戦争に起因する暴動で3,000人以上の一般市民が死亡しました。アフガニスタンでは今年は何年ぶりかの寒い冬だったので、今年初めの数か月は一般市民の死者数は急激に減りましたが、気温が上がり夏の闘いのシーズンが始まったこの数週間は市民の死者数が急上昇しました。
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おりしも、今、2014年の米軍撤退後のアフガニスタンについての会議が日本で行われています。多額の支援金が世界から得られることになったようですが、こういう記事を読んでいると、その資金は有効に使われるのかどうか不安になりますね。