国語塾長、情報集めて考えます・書きます的ブログ

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粛々と生きる

2021-12-18 10:40:54 | 日記

塾生のお父さまよりカレンダーをいただきました。

「たまわった命を 粛々と生きる」

胸に、ずんときました。

(神仏より)いただいたこの命を静かに、

     しかし、威厳を持って生きる(生きたい)

そうだなあ・・、と。

 

【粛々と・・・しゅくしゅくとの意味】


1 ひっそりと静まっているさま。
 2 おごそかなさま。厳粛なさま。威厳をもって物事を行うさま。 

3 つつしみうやまうさま。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

鞭声粛粛 夜 河を過る(べんせい しゅくしゅく よる かわをわたる)

この言葉、小学生の時にいただいたお土産の何かに書いてあった。

口にすると、リズムがいいというか、響きがいいというか・・それでこの1文のみ覚えている。

「粛々」という言葉はこの時に覚えた。

上の1文はどんな漢文の部分なのか調べた。(小学校の時から60年ぶり?(^_^))

・・・・「行く雲 流れる水」というブログより・・・・・・

小学生の頃から空で言える詩吟がある。
頼山陽の漢詩、「題不識庵撃機山図」の第一句目、
というより、上杉謙信と武田信玄が戦った川中島の合戦の
4回戦を詠った詩。

鞭声粛粛夜過河
暁見千兵擁大牙
遺恨十年磨一剣
流星光底逸長蛇

<読み>
鞭声粛粛 夜 河を過る(べんせい しゅくしゅく よる かわをわたる)
暁に見る 千兵の大牙を擁する(あかつきにみる せんぺいの たいがをようする)
遺恨なり十年 一剣を磨く(いこんなりじゅうねん いっけんをみがく)
流星光底 長蛇を逸す(りゅうせいこうてい ちょうだをいっす)
※一般的なものでなく父から教えて貰ったままの読み

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そうか、頼山陽の漢詩だったんだ。

そうして、上杉謙信と武田信玄が戦った川中島の合戦の4回戦を詠った詩なんだね。

いくつになっても学ぶことは尽きない。

「行雲流水」ブログさん、ありがとう。

********************

明日から県外に数日出ます。

この間の記事は予約投稿となります。

 

付記

大阪ビル火災、ひどい.京都アニメを思い出した。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

・・・・・

ふっと思ったのは、ワクチンに異議を唱えておられるドクター達は大丈夫か?

気をつけてください。

何だってやれる(殺もふくめて)とんでもない闇と戦っているわけだし、心配だ。

 

 


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