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蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

高尾山へ下見に・・

2025-04-10 | 日々雑感、散策、旅行

 一昨日(4/8)の高尾山は、朝から良いお天気で風もなく、少し歩くと暑いくらいの
気持ちの良い春の日和でした。 急斜面を駆け上るケーブルカーの窓から、淡い新緑の
紅葉がまぶしいくらいで、その向こうにはヤマザクラがまだ盛りに咲いています。
時々、窓のすぐ近くを通り過ぎる、満開のミツバツツジが、その淡いピンク色を一面
に広げて歓迎してくれているようでした。 火曜日の10時過ぎでしたが、結構な人出は
ありました。

  高尾山薬王院有喜寺本堂       仁王門
 

 

 来月下旬に計画している、園芸友の会「屋外例会」の下見に行ってきました。会の
メンバーは高齢者が多く、これまでの屋外例会では、平地の植物園や公園を選定して
いましたが、今回初めて「山」を候補としましたが、もちろん山頂までは計画には
入れていないのです。
 目的は、久しぶりに「山気分」を味わうことと、ケーブルカー駅から5分くらいの
ところにある「野草園(サル園と併設)」で、山野草の数々を楽しみ、最大のエポック
として、今から1200年前に開山された高尾山薬王院有喜寺の本坊で精進料理を皆で
楽しむこととしています。 今回、その予約を済ませてきました。

    薬王院本坊         その横の有喜閣(奥) (サクラがキレイ)
  

 昨日の下見では、参道途中の路端で、小さく咲いているスミレやウラシマソウなど
を見つけました。これまでブロガーさんらの記事から「そうなんだ!」と思っていた
いくつかの実物を観察することが出来ました。

 ウラシマソウ           ヤマルリソウ、スミレたち
 

         

 また、薬王院付近からの眺望は、一面が霞んでいて、冬には肉眼で見えていた横浜
ランドマークタワーなどは何も見えませんでした。 そして、本堂から太鼓と共に
賑やかに聞こえる御護摩行の読経が聞こえ、さらには、境内でたまたま僧侶の皆さん
の「お練り」に出くわしたりしました。 緋色の大きな傘にかざされた貫主様らしい
お方は、紫の法衣に大きな袈裟をかけた大変体格の良い方でした。

      貫主様はじめご一行のお練り
        

 

 高尾山は、私は、これまでもう20回近く上っています。毎年、お正月に初詣を兼ね
て、1月4、5日あたりに、高校同期生何人かで薬王院にお参りし、頂上から霊峰富士を
臨み、さらにそこから一丁平方面に足を延ばして、「シモバシラ」を観察するのが
コースでした。 温暖化によって、お正月ころでもシモバシラの出来不出来があり、
不発に終わることもありました。 この行事も、コロナで途絶えてしまい、その後
みんなそれなりの年齢になり沙汰止みとなってしまいました。

 今回の下見で出くわした、スミレたちやウラシマソウなどは、お正月時期では体験
できなかった出会いでもありました。
 そんな想い出深い高尾山に来月、園芸友の会の例会が実現する計画、そして初めて
入る本坊での精進料理に今からワクワクしています。

 

 

 

《春の歌 - メンデルスゾーン》Mendelssohn - Song without words, Op. 62 No. 6 "Spring Song"
クラシックピアノ- CANACANA

 

 

 

 

 


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