蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

小正月  (bon)

2019-01-14 | 日々雑感、散策、旅行

          ラグビー学生選手権は、俊敏性に勝る明治が、天理に1トライ差で勝ち優勝しました。
         イタリアで行われている男子スキージャンプでは、小林が6連勝に輝きましたが、札幌での
         女子ジャンプでは、高梨、伊東は1,2戦とも不調に終わり、京都、都大路では全国女子駅伝
         で、デッドヒートを繰り返す熱戦の末、愛知が2度目の優勝し、大相撲は、3大関は力負け、
         注目の稀勢の里も黒星で、波乱のスタートとなりました。
           サッカー、バレーボールなど観戦に忙しい休日でした。 
 サッカー対オマーン戦は、
         28分頃のPKで1点をとり、そのまま1-0で勝ちましたが、スローな感じであまり面白い試合に
         感じませんでした。 
今日のテニス全豪オープンの錦織、大坂はどこまでゆくでしょうか?

 

 明日、1月15日は「小正月」です。 ウイキペディアには、『小正月とは、正月15日の行事
である。または、14日から16日までの3日間、または、14日の日没から15日の日没まで、また
は、望(満月)の日、または、元日から15日までの15日間ともされる。』とあります。
 

 いまどき、小正月などと言うのは、その存在すら知らない人たちが多く、行事そのものも
地域の保存会などで続けられている程度で、まぁ、いにしえの事柄なんですね。

 もともとは、旧暦の1月15日で、元日から7日までを大正月と呼ぶのに対して、こちらは、
二番正月、女正月、花正月などと呼ぶ地方もあるそうです。

 旧暦の15日は、満月でしたから、1月15日は、必ず満月で、昔の人は、満月には特別な力が
あってめでたいとされていて、一年のはじめての満月の日を愛でたのです。

 大正月には門松を飾りますが、小正月には餅花(もちばな)などを飾るとありましたが、
私の子供の頃には見たことがあります。そのため「花正月」というのですが、豊作の予祝の
大切の行事だったそうです。また、どんど焼きはご存じでしょうが、神社で正月飾りや古い
お札などを燃やす地方もあるようです。 この日の朝には、鏡開きのお餅を入れた小豆粥を
食べる習慣もあります。

 餅花                  どんど焼き
  
                          (共にネット画像より)


 正月にはいろんな行事がありますが、鏡開きとか松の内などの言葉があり、ついでにこれ
らについてまとめてみました。

 松の内は、もともと日本全国で1月15までを松の内と言っていて、その頃の鏡開きは1月20日
と決められていたそうです。 それが江戸で、1月20日は、家光の月命日となったために、こ
の日に鏡開きでもないので、関東ではこれを11日として、松の内を7日までとした とあります。
 関西では、今も1月15日までが松の内で、1月20日が鏡開きなのでしょうか。

 しかし、昨今では、松の内なんて悠長なことは言っておられませんから、まぁ、どうでも
良いことなんですけど、カレンダーには、11日が鏡開きと記されています。 


 ところで、何故 鏡開きというかについては、“切る”というのは、切腹などに繋がり縁起が
良くない。実際木槌などで“割る”そうなんですが、これを“開く”と言い換えているのだ
そうです。 お祝いの時に、酒樽のふたを木槌で“割る”事も、開くなどと言っていますね。
酒樽の丸い蓋を“鏡”に例えているのです。

 

 

 松之山温泉の小正月の伝統行事「婿投げ」 新潟・十日町

 

 

 

 

コメント
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