昨日(11/11)蓼科農園で指導役であったPookyさんから「黒竹に花が咲いた」
「60年に一度咲くというから、冥途の土産か!」なるメールが届きました。
同じ株を分け合った同士なので、「そちらはどうか?」というメールでした。
そんなこと思いもよらずにいましたから「あッ、後で確認してみる・・」と返事
したものの、内心半信半疑でそっと黑竹を観察しましたら、何と、花が咲いている
のです。花といっても、花らしくありませんので、ネットで確認しましたら、まさ
しくこれが花なんです。我がベランダに来て22年経ちます。
何でも、竹はイネ科の植物なので、花も稲穂のようだと・・。花はとげ状の穂が
束になった形で、穂先からおしべを垂らしているのです。
ベランダの黒竹の花
Pookyさんから送られてきた黒竹の花
ネットにあった黒竹の花(11/8静岡)
例によってネットのお世話になりました。
あちらこちらネットサーフしていると、今年、2月あたりから4,5・・10月あたり
まで日本の各地で黒竹に花が咲いた・・との記事が散見されました。
過去の例から、真竹は120年前に花が咲き、枯れたそうで、孟宗竹は67年前にそ
のような現象が起きたそうで、一般に60~120年の周期で花が咲くなどと言われて
いるそうですが、あまりよくわかっていないそうです。しかし、珍しい現象なんで
すね。
竹に花が咲くと枯れる・・不吉のしるし、などといわれることがあるそうですが、
本来竹は緑濃く成長は早く真直ぐに伸びるおめでたい象徴のようなイメージがあり、
門松などにも使われていますが、これが、枯れる・・それもめったに枯れないのに
枯れる、そしてその時期に何か大きな災害が発生したことと連携したイメージから
伝えられているのではないか?
そのようなことで、特段因果関係はないようだとも・・。しかし、竹が枯れると
いう環境条件があるとすれば、その環境条件が何らかの自然現象を起こし災害につ
ながる‥とも考えられているようですが明確な理由などは見当たりませんでした。
ベランダへカメラを持ちだしたついでに、いくつかの鉢をパチリとしました。
アブチロン
アブチロンは、夏からずっとだらだらと花が咲き、じっと見つめるとかわいい形
と色が絶妙のコントラストを作っています。 赤い丸いちょうちんのような花が出
来、それに黄色いスカートが伸びて、やがて黄色いスカートから茶色の脚が伸びて
くる・・そんな面白い花なんですね。
もう一つ、小菊が乱れるように咲いています。この鉢の小菊は、色味が鋭い感じで、
もう少し薄色の小菊も併せて植えた方が見栄えがする・・などとぜいたくを言っています。
ジニア、夏前からずっと咲き続けています。百日草とはよく言ったものと思います。
しかし、百日以上咲き続けるのですから驚きです。種から育ったもので切り花にも重宝です。
いつまでも咲いているジニア
ついでに・・
メグスリノキの紅葉 もう終わりのタカノハススキ
L'italiano (Saxophone to dream)
やはり枯れてしまうんでしょうか?
来年には新しく筍が出ればよいのですが、出ることを願うばかりです。
ありがとうございました。
植物は種を残すために花を咲かせる‥とも言いますから、枯れてしまうかもしれないですね。
しかし、まだまだ元気そうですから、来年も期待できそうに見えます。
お楽しみです。
でも、次回の花は見ることはできませんね。