子育てにキラッと魔法をかける ろっこのブログ 「ろこ はうす」

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新潟県長岡市青葉台

良いお母さんでいなければならない?

2015-01-26 11:30:37 | セラピー
朝テレビをつけたら、多くのお母さんが「良いお母さんでいなければならないプレッシャー」を感じているという内容が流れていました。

これを読んでくださっているあなたはいかがですか?

今朝は臨時の仕事が入り、私が見たのは終わりだけなのでテレビの内容は全く分からないのですけど。

今は時代の変わり目で、今までの価値観も崩れつつあるのでよけいに不安になってしまうのかも知れませんが、いつの時代のお母さんも同じような悩みを抱えていたような気がします。
でも、考えてみたら「良いお母さん」てどんなお母さん?

親子関係って永遠のテーマのような気がするのです。
私が思うに生まれてくる子どもは、一緒に生活している中で、
お互いに学び合える関係の子どもが生まれて来てくれるような気がするのです。
学びの内容はそれぞれの親子みんな違うのでしょうが。

私の場合は息子が障害があってもそこはすんなりと受け入れられたので、
そこにはあまり学びがありません。
私の学びは親子の愛情を知ることと、無条件の愛情を注ぐこと、
息子が長く生きられないことを受け入れること、息子の死を受け入れることだったと思います。

子どもの頃は正直親子の愛情ってどういうものなのか良く分かりませんでした。
そこを息子との関係で学んだと思います。
苦しかったのはその後の学びでした。

だから、どんな親子関係でも、お互いに学び合っているのだと思います。
そしてどんな親子関係だとしても、
一時期本気で関わり合わなければならない時期というものがやって来るように感じています。

私はどちらかというと息子との時間を楽しんだ方だと思いますが、
決して楽しいだけではなく、自分の身を削る思いをしました。
課題は違っても、どの親子もそんなものなのではないでしょうか?
本気で関わることが必要になって、親が本気を出し、
そこを越えた時に本当にかけがえのない絆が生まれるのかも知れないと思うのです。

ひとつ言えるのは、親が不安や心配の気持ちを持っていると
そのエネルギーが子どもに影響を与えてしまうということです。
難しいとは思うのですが、子どもを心底信頼する、子どもに敬意を払う、
深いところでそういう気持ちを持つと、それが子どもに伝わり
子どもとの関係もいつの間にか変わっていくと思います。

私はいつも「何とかなるよ」と思って育てて来ました。
もちろん細心の注意を払ってはいたのですが、気持ちは「何とかなるよ」でした。
何とかならない事態になった時には本当に苦しかったです。

親が心についての基本を知り、自分の中に中心軸ができると
何があっても、一時的に揺らいでも、またそこに帰ることができるようになります。
心のことをそのうち講座という形でお伝えできるといいなぁと思っています。