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ネバーランド

2005-08-15 02:31:28 | 映画 ナ行
DVDでジョニー・デップ、ケイト・ウィンスレット、ダスティン・ホフマン出演の「ネバーランド」を観ました。

●ストーリー
劇作家のジェームズ・バリ(ジョニー・デップ)はロンドンでの初作品が不評で、すぐさま観客を魅了する新作を発表しなければならない立場に追いやられていた。

そんなある日、ジェームズはいつものように公園で執筆中に、シルヴィア(ケイト・ウィンスレット)と四人の息子たちに出会い、愛犬との愉快なダンスを披露しシルヴィア達と親しくなる。

しかし、兄弟の中でも三男のピーターは父親を亡くしたショックが大きく、悲しみを早く癒そうと無理して大人らしく振舞い、ジェームスの愉快な妄想の世界を全て否定するのだった。

シルヴィアと四兄弟の悲しみを少しでも癒そうとジェームスは、夏の間、自分の別荘を貸し出すことを提案する。

ジェームスと過ごす時間が増える度に、ピーターも次第に心を開き、自分で初めて書いた物語を兄弟達と劇にして母のシルヴィアとジェームスに見せようとするのだが、、、。

●感想
ピーターパンを生み出したジェームスの空想シーンがふんだんに使われ、とてもメルヘンな雰囲気をかもし出しています。
中でもジェームスが熊やたくさんのピエロ達とダンスするシーンは「いいんじゃないの!」って思える素敵な出来栄えでした。

あまりにメルヘンチックに出来上がっているので、「ティム・バートン作品かな?」って思ったら、ハル・ベリーが出演している「チョコレート」のマーク・フォースターって人が監督でした(「チョコレート」はまだ観てないので、あまりどんな作品かピンとこないのですが、、、)。

私としては、ティム・バートンが監督しても「結構、面白いモノが出来たんじゃないの!」って思ってしまったのですが、、、。(出来れば、ティム・バートンが監督したモノも観てみたいなー!)

ジョニー・デップのコミカル&シリアスな演技がこの作品をしっかりと支えていて、最後まで飽きずに観ることができましたし、公園や草原の緑の美しさがふんだんに使われ、清々しい気分にもさせられました。

●採点
私のこの作品の評価は85点です。

笑いあり、涙あり、メルヘンありでテンポよくストーリーが展開されるので、観ている者を飽きさせないいい作品だと思います。
正直言って、ラストシーンは少し心に染みました。

空想好きな人やかわいい男の子が大好きな方にオススメします。

最後にどうでもいいことなんですが、この作品を観終わった後、榊原郁恵さん主演のミュージカル「ピーターパン」を観とけばよかった!って後悔したのは私だけでしょうか?(でも、ミュージカル大丈夫かなー?「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の急に始まるミュージカルシーンにイライラして全部早送りしてしまったからなー、、、。郁恵ちゃんもすっかりお母さんになって体型変ってしまったしなー、、、や、や、やっぱり観なくていいです(汗)。すいません、渡辺徹さん!)

それでは、また何か観たら書き込みします。