ケイ・ランゲージ・ラボ ことば工房NEO

広報&執筆・教材制作 ケイ・ランゲージ・ラボ公式ブログ!
東京都世田谷区上用賀6-27-5-303(事務局)

翻訳の発注に関するQ&A~IT編~

2005-07-31 17:56:18 | 通訳翻訳・執筆関連サービスご案内
今回は特にIT分野での発注に関するお客様の主な質問にお答えします。

Q1:マニュアル入稿のとき、どういう準備をすればいいですか?
(これは他の分野でも大量データのときにあてはまります。)

A1:まず原稿作成に使うため、対象製品の仕様書や概要説明書をご用意ください。
入稿用に作り直していただく必要はございません。入稿打ち合わせ時にご説明いただければ結構です。作業打ち合わせは都内近郊であれば、できる限り対面で対応させていただきます。

あとは納期、ご予算、マニュアルの仕様などをご相談させていただきますので、ご希望をまとめていただけますと、打ち合せがスムーズに運びます。
なお、翻訳の場合は、必要な言語を予めお知らせください。

Q2:機密保持などの理由で、マニュアル制作はすべて社内でやっています。外部に出せないので、マニュアル編集ができる人材を客先常駐の形で出してもらえませんか?

A2:当社スタッフをお客様の元に常駐させて、企画・原稿作成から校正・DTPまで対応することが可能です。各専門分野スタッフが対応します。基本的には都内近郊になります。その他地域はお問い合わせください。

Q3:納品のあと、自分たちで普段使用しているソフト用にデータを編集したいのですが? WordだけでなくExcel・PowerPointやPDF対応も大丈夫ですか?

A3:あらかじめご使用のソフトをご連絡ください。当社でも同じソフトで制作を行います。(特殊ソフトの場合対応できない場合もございますがご了承ください。)

Q4:TRADOS(トラドス)やTRANSIT(トランジット)など、翻訳支援ツールを使った翻訳をお願いすることはできますか?

A4:当社ではTRADOSなどの翻訳支援ツールに対応できるスタッフが多数在籍しております。原則的にはローカライズ翻訳といった内容では、都内近郊ではオンサイト(客先常駐)で対応しております。ただ分量によっては案件請負も行います。こちらは日本全国で対応できます。お気軽にご相談ください。

Q5:ホームページの制作とその運用管理までをしてくれる業者を探しています。対応できますか?

A5:弊社ではWeb翻訳を主なサービスとしてご提供しています。ホームページの制作から、定期的な更新を含む運用管理まで承る体制として、コラボレーション企業が複数ございますので、ご要望に応じた運用管理を実現できます。

その場合、弊社コラボ企業またはパートナー企業との「共同受注」になり、弊社ではWeb翻訳のみを担当し、HP制作や継続的な運用管理につきましては弊社コラボ企業との契約になります。

なお、弊社と提携があるのは、多言語DTP対応が可能で、特に英語ページの制作管理や中国語ページの制作や管理に実績のある企業が多いところが特長です。Web開発管理に強い企業、デザインに強い企業などそれぞれの目的にあわせて、ニーズ・予算に応じて、最適なところをご紹介します。

・・・今後さらに回答を追加していきます!

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採用担当・ケイ・ランゲージ・ラボを目指す方へ!

2005-07-26 19:40:45 | スタッフ&講師&翻訳家&パートナー募集
ケイ・ランゲージ・ラボ 採用担当です。

弊社業務にご協力いただくコラボ企業・パートナー企業さらに専門家スタッフの皆さまが増加中で、大変に感謝申し上げております。

在宅のみならず客先常駐も含め、ニーズにお応えしておりますので、案件もさまざまです。スタッフの皆さまのライフスタイルにあったお仕事をご提供するなかで、Jobマッチングを通してさらに技術力をステップアップしていくように、コーディネータも日々努力邁進しております。

ところで、この度「ことば工房」が、2005年9月で1周年を迎えるにあたりまして、
「スタッフ・バースデイお祝い制度」を創設します。該当月に案件を抱えていらっしゃったり、稼働中の方など、一定の条件を満たす方に限りますが、心づくしのものを用意しております。またバースディで何がほしい、ということにつきましても、予算の限りがございますが、ご要望に応じられることもございます。

応募に際してのご注意ですが、「ことば工房」では、専門分野・対応可能分野を応募時に必ずお伺いしております。その理由は、その申請分野が、採用後の分野別のセクション割りの参考になっております。

専門スタッフは分野別にいずれかに属しております。
そのため「翻訳なら何でもできます」という申請がもっとも困るわけで、弊社ではあるお一人の方が専門翻訳において、すべてを高品質な内容でこなせるということは、不可能であるというスタンスに立っております。その場合は分野を絞って再応募をお願いすることにしております。ご了承のほどお願いします。

非常に不定期ではございますが、採用関連の一般的な情報も掲示していきたいとおもいます。ケイ・ランゲージ・ラボにご理解とご協力をよろしくお願いします。


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翻訳の計算のしかた~ケイ・ランゲージ・ラボの場合~

2005-07-18 20:14:42 | 通訳翻訳・執筆関連サービスご案内
翻訳部門セクションからの回答です。

ご質問として「ケイ・ランゲージ・ラボではどういう翻訳の計算のしかた」をしていますか?
というお話をよくいただいています。

私たちはクライアントの皆様へは、一貫して「原語カウント制」を採用しています。

これにはある信念をもっております。

一般に翻訳会社では「出来高制」が主流で、一部で「原語カウント制」を採用していたり、クライアントニーズにあわせて対応しているということが行われたりしています。

ただこの「出来高制」はあるデメリットがございます。

たとえば、クライアントの皆様が翻訳を頼むときは、必ず「見積書」を頼みます。
しかし、出来高制の場合は、本当に翻訳してみないと、きっちりした金額はわからないのです。

どういうことか、といいますと、同じ文章でも、訳者の表現によって、伸びたり簡潔になったり、ということができますので、仕上がりが何字になるか、わからないのです。

ラボでことば工房を立ち上げる直前に、クライアントとして翻訳会社に頼んだ際に、半ページ以上余計にかかってしまい、見積もりより多く請求が来て、忙しいときにいきなりだったので本当に困った、ということがありました。

私たちは、以上のようなデメリットを極力排除したい、と考えています。
クライアントの皆様に、より正確な見積もりをご提示する、という配慮が第一の理由です。

さらに弊社が主流としているWeb翻訳では「簡潔さ」「わかりやすさ」が売りになります。
日本語から英語への訳であっても、英訳文をより簡潔に仕上げる努力をより高く評価します。

「日本語原文計数方式」つまり原語カウント制を貫いているのには、理由があります。
どうぞご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。

コメント (2)
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”翻訳権”について~著作権について考える~

2005-07-18 13:02:57 | 通訳翻訳・執筆関連サービスご案内
こんにちは!ケイ・ランゲージ・ラボのりんどうです。

今回はまさに旬の話題「著作権」について考えたいと思います!

著作権ではありませんが、Webの関連で、昨年でしたが「肖像権」侵害にあたるあたらない、ということでえらい大変な思いをしました。それ以来というもの「著作権」とその関連トピックには注意していきたいと思っています。

特にラボで関連のあるのはそのうちの「翻訳権」です。

翻訳権の定義は「新たな創作行為を加えて二次的著作物を創作する権利」です。
さらに翻訳の定義は「著作物の言語と異なる言語に表現すること」ということが定まっています。
ここで翻訳権の事項としては、原則論を言えば、以下の通りになっています。

★二次的著作物の著作者は、翻訳者や編曲者となる。
ただし、弊社で扱う翻訳は実にさまざまです。ほとんどは産業翻訳の範疇に入ります。それらの翻訳権について、基本的にどうなっているのか、ということについてお話します。

具体例を挙げましょう。
■クライアントA社から依頼を受けたケイ・ランゲージ・ラボが、関連コラボ企業X社に発注して製作された翻訳物についてはどうだろうか。

翻訳物は(二次的)著作物の扱いとなるため、実際制作したのはラボの関連コラボレーション企業X社であっても、著作権者はケイ・ランゲージ・ラボの場合やクライアントA社の場合があります。
ちなみに、実作業を行う契約事項に、コラボ企業・パートナー企業であっても、ケイ・ランゲージ・ラボとして行ってもらう契約内容になっているので、コラボ企業の所有する権利は、原則としてケイ・ランゲージ・ラボにありますが、産業翻訳にあたる内容、クライアント企業の業務内での案件であった場合、契約によって、権利をクライアント企業が所有するケースが実際は多いです。

ただし、弊社でこの翻訳権について、書籍等の著作物(文学作品、ノンフィクション、その他作品等)の翻訳の場合、出版の際に、訳者としてクレジットをする関係もありますので、原則として、クライアント担当者・ラボ担当責任者・実際の翻訳者の3者で話し合いを持って、契約を交わします。

★事前に三者間で著作権の帰属を明確にしておく必要がある。
・・・というのが原則であると考えています。

最近は大学の研修用のプレゼンテーションのスライドにも、翻訳権所有について、翻訳会社のクレジットが出ているのを見かけたことがあります。
今後も「著作権」について注目して、学んでいきたいと思います。・・・

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ケイ・ランゲージ・ラボの専門サービスの利点とは?

2005-07-10 11:44:27 | 通訳翻訳・執筆関連サービスご案内
昨今、企業に派遣を行う、人材派遣会社やアウトソーシング会社でも、「企業内通訳・翻訳」のJobを多く扱うようになってきています。なかには専門部署もある、ということを伺います。

企業内でのJobを行う、という需要がそれだけ増えている、という傾向があるから、需要発生が多くなってきている、ということだと思います。

その中で、弊社は通訳・翻訳、さらに語学研修を扱う専門エージェントとして何がご提供できるのか、ということについて、常に考えています。

私たちは、分野での専門経験・業務経験を生かした、”分野のプロ”としての専門サービスをご提供できます。さらに「クライアント担当制」を生かした決め細やかな対応や、クライアントの長期的なニーズに対応することが可能になっています。

はじめは”小ロット・簡易翻訳のみ”ということではじめたサービスですが、「私たちのサービスの売りは”専門性”にこそある」というスタンスに立ち、各専門分野別のスタッフによるご提供を開始して、現在に至っております。

弊社に協力するコラボ・パートナー企業、さらに応募を希望する専門家も増加中です。
大変に喜ばしいことであり、ご協力に感謝しております。

今後とも私たちの活動にご期待ください。
ケイ・ランゲージ・ラボのことば工房(通訳・翻訳部門)を宜しくお願いします。


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オンサイト(張り付き)翻訳の利点とは?

2005-07-10 10:20:42 | 通訳翻訳・執筆関連サービスご案内
通訳セクションでは、オンサイト翻訳(社内的には”張り付き”と呼んでいます)の需要について、もっとお応えする体制を作っていこう、ということで、順次、整えております。

”張り付き”というと「ITベンダーなどに行って翻訳するの?」というイメージが濃厚(!?)のようでありますが、社内通訳の需要では、現地に行くことは普通だとしても、翻訳では「在宅」と基準にしていた、という考えが、ラボのなかであった、という状況がありました。

しかし「個人情報保護法」が制定されて以来、普通の業務・たとえば事務作業の一環の翻訳のなかであっても、できれば、いや絶対に、企業に直接来て作業してほしい、ということが起こっているケースが多くなっています。

オンサイトの場合は、翻訳者の所在地や専門分野、日程調整もありますが、東京及びその近郊で、
できる限りお応えしていく方針ですので、需要発生時には、お気軽にご相談ください。

プロジェクト終了まで、フルタイムで対応することも場合によって可能な場合もございます。

”張り付き”翻訳は、これまではIT分野などで発生する「ローカライズ翻訳」は大量のため、在宅で行う案件として受注せず、「ローカライズ」が必要なときは、「ローカライズ」に対応可能な翻訳者にオンサイト翻訳として向かってもらう、というのが主な目的でした。

”「ローカライズ」はオンサイトで”という路線はそのままですが、その他ご要望に応じて、あらゆる目的・ニーズでご利用いただければ、と思います。

なお、弊社では、個人情報保護法制定後、これまでも「守秘義務誓約書」を全てのスタッフ・取引業者の方に取り交わしていますが、さらに一層強化したフォーマットにして、対応しています。

安心と納得の上に、高品質なサービスをご提供できるように、これからも前進していきます!


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