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合格請負制度への見解

2009-03-23 11:21:29 | 広報・マーケティンググループ
語学教育部門です。

同業他社で「合格請負」制度が流行になっているようです。
多少の違いはございますが、以下のような内容です。

合格請負システムとは、本年度の試験に万が一不合格の場合、次年度の受講料を半額、さらに次年度も不合格の場合翌々年度の受講料を免除する制度のことを言う。

弊会では指導哲学に相反するため、一切制度の導入は行わないこととします。通訳・翻訳部門でのADRでお世話になった弁護士の方と経営方針について話し合った上で結論を出しております。理由は以下の通りです。

合格”請負”ということを言っているが、誰が請け負うという考えなのか。
塾側で”請負”と解釈できるのに値する案件は通常は存在しないと考えている。
訪問学習ではなく「住み込み」案件であったり、仕事での出張までも「同行」するような案件で初めて話題になる議論と考えている。

弊会では以上のような案件でさえも、指導方針・モットーを貫くために「請負」という考えはとらないこととしている。

受験するのは本人であり、塾側は学習や受験のプロとして個々に完全にあわせて「徹底支援」をしていく立場である。週1回コースでは場合により進捗管理も含むものの、家庭学習も含めて、学習主体は本人によるものである。

「オレの料理の腕が上がらないのは、シェフの腕がヘボだからだ」の議論とまったく同様、自らのタスクを他人のせいにしている限り、一流には永遠になれないという意識の下、自らにひきつけて考え、自ら課題解決に導くための「自立学習支援」を縁の下の力持ちのごとく徹底支援し、栄冠へ導くという指導を継続している。

これまでの合格実績は、意識改革を含めて、根本的な学習姿勢を自らのものにしていくことも土台となっている。

以上、ご理解のほど、宜しくお願い申し上げます。

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