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香港旅行記 - 仕方噺 1日目その3

2009.10.31 「香港フード&ワイン・イヤー」 - 女人街

荷物も増えたので、再びトラムに乗り一度ホテルに帰ることにした。

カップヌードルの広告をのっけたトラムが走っていたり、香港の夜は賑やかだ。




今日はちょうど「香港フード&ワイン・イヤー」のメインイベントの初日。上質のワイン、食べ物そしてエンターテイメントを盛り込んだという、香港で初となるワインと食の大規模野外イベントだという。2008年2月に香港政府がアルコール度数30度以下の酒税を撤廃したことで、手ごろな値段で楽しめるようになったことをアピールすることがこのイベントの目的だそうだ。
場所は九龍のウォーターフロントというから、きっとホテルの前当たりだろうと思っていたらそうではなかった。ホテルのコンシェルジュに聞いてもよく判らないようで、結局、電話で場所を確認してくれた。

場所は西九龍ウォーターフロントプロムナードというところで、ホテル前に泊まっているタクシーの運転手にホテルの人が説明してくれて、ようやく会場に向かうことになった。西九龍ウォーターフロントプロムナード(西九龍海濱長廊)は、西區海底隧道のあたり、近くにはW HOTELがある。高いフェンスの向こうに空き地が広がり、まだ開発途中といった感じだ。
会場が近づくにつれて車が動かなくなり、歩道には会場に向かって歩く人で溢れだした。もっと広いところかと思ったが着いてみると会場は狭く、芋を洗うように人人人でごった返している。日本向けに発行している「2009日本香港観光交流年特典クーポンブック」に、イベント会場で利用できる1回分の無料ワインテイスティングのクーポンが付いていた。とにかく人がいっぱいで、試飲するのがやっと。試食にまではたどり着けない状態だ。どうにか試飲を終え、早々に退散することにした。

帰るのがまた一苦労。無料の送迎バスはあるのだが、それに乗るのに長蛇の列を作っている。しかも観光バスタイプで立っている人はいないから、一度に乗れるのは40~50人くらいだ。仕方がないから、人の流れにまかせて歩いてここを脱出することにした。
後で聞いたところ、香港には娯楽がないので何かイベントがあるとみんな出かけていくらしい。金曜の夜でおまけに試飲が出来るとあって、こんな混雑になったということだ。
夜風に当たりながら歩くこと20分くらい、やっとW HOTELにたどり着いた。ここまで来ればタクシーが走っている。タクシーに乗り込み、次の目的地「女人街」へと向かった。






女人街へは結構かかった。後で地図を見てみたら、一番遠い側に連れてこられていたみたいだ。
細い路地裏の両側に、怪しげな品物を売っている露店がびっしり。やっぱりこういうところがおもしろい。感心させられるのは、ディスプレイが綺麗だということ。日本だとこんな感じには並べられないと思う。












あっちこっちのぞきながらそぞろ歩き、たどり着いたのはまた食べ物屋さん。明苑粉麺茶餐廰で注文したのは蝦雲呑と煲仔飯(土鍋炊き込みご飯)2種類。強面のお兄さんが熱々の土鍋を運んでくると、蓋を開けてタレを掛けてくれる。顔は怖いがとても親切だった。
これがとてもおいしい。おすすめです。












油麻地(ヤウマアテイ)からMRTで尖沙咀 (チムサーチョイ)まで。これで終わりかと思ったら仕上げはデザート。ホテルに帰る前に、スターフェリー乗り場の近くにある許留山へ行くことになった。運良く席も空いていたので迷わず入店。こちらもおいしく完食。定番の楊枝甘露もおいしかった。最近は飲み物になって、香港のスーパーでも売っている。飲んでみたが、いわゆるつぶつぶ系の飲み物といった感じだった。







明苑粉麺茶餐廰
九龍旺角鼓油街50号5号舗

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許留山
梳士巴利道3號星光行地下6號店

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