Travel Sketch
旅の記憶を写真でスケッチ
北海道旅行記2014 - 仕方噺 5日目 タンチョウとタヌキ
2014.05.14 釧路 - 根室 - 釧路 いつもの厚岸漁協直売店へ。朝、食べたばかりなので、今回は牡蠣はパス。店内では、時しらず(時鮭)の販売会をやっていた。後で和商市場の値段と比べてみたが、かなり安い。時間のある人はここまで足を伸ばす価値ありです。 今日は根室まで足を伸ばす予定。根室をクリアすれば、これで北海道をほぼ制覇したことになる。 123号線、厚岸大橋を渡り、この日もなるべく海沿いを走ることにした。他に走っている車もなく、のんびりゆっくり車を走らせる。 早速、きつねに遭遇。 霧多布湿原を通り抜けると142号線になる。しばらく走ると海に出た。 道は左にカーブして、根室本線としばらく併走する。線路が真っ直ぐ。 このきつねは、まだ冬の毛が後ろ半分残っている。 根室市街に入った。35号線がぐるっと半島を廻っている。北側から左回りで納沙布岬へ向かう。 本土最東端の納沙布岬。 北方領土関連の資料館などがあり、北方領土返還を祈念する「四島(しま)のかけはし」というオブジェが近くにあった。下にある「祈りの火」は、沖縄の波照間島から採火したもの。 この辺りにある神社の鳥居は全て白かった。なぜ? 昼食は根室に本店がある回転寿司「根室花まる」。夕べの釧路のうるとら食堂を除いて、ほぼ、毎日回転寿司で食事をしている。本店だからと期待して入った花まるだったが、あまりにもがっかりした。ご当地のネタがほとんど無い上に、板さんのやる気のなさ。他に客がいる訳じゃないのに、質問しても気のない返事。札幌のように、他店と競争しているところじゃないと、店員のやる気もこんなモンなのだろう。根室の花まるはオススメできない。 釧路湿原で今年もタンチョウを見たい。季節的に、去年より条件はいいはずである。 今回もコッタロ湿原展望台へ行ってみた。到着したのは17時過ぎ。釧路から根室往復は思ったより時間がかかってしまった。 また、この階段を登らなければ…。 釧路湿原は、緑がまだ無かった。 去年はこんな感じ。 かなりイメージが違う。カモが浮かんでいたくらいで、他に生き物は見つからなかった。見た目の寒さも手伝い、早々に退却した。 今年はタンチョウを見ることはできないかも…と、あきらめかけたとき、畑の中に沢山のタンチョウを発見。予想外なあまりの多さに、最初は手前の三羽しか目に入ってこなかったくらいだ。 車を降りてカメラを構えたが、距離があったためか人に慣れているのか、こちらを気にする様子はない。 しばらく見ているとダンスを踊り始めた。 後ろに気配を感じ、振り返るとこんなところにもタンチョウが…。 こんなに人を警戒しないと、畑の人も苦労するだろうな…。 満足して帰る途中、横の茂みで何かが動いたような気がして車を駐めた。ゆっくりバックして、かみさんに「なにかいる?」と聞いたら、「いる」という返事。助手席側に身を乗り出すと、狸が顔を出して草の間からこちらをのぞいていた。 北海道で狸に出会ったのは初めて。狐になれていたので、いたく感動してしまった。 今晩もうるとら食堂で食事。期限がないということなので、スタンプカードも作ってしまった。 今日のルート 走行距離:約400km。 今回泊まったホテル コンフォートホテル釧路 にほんブログ村 |
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