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エジプト関係書籍-11 - 図説 エジプト神話物語

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図説 エジプト神話物語

図説 エジプト神話物語は、「神々の物語」「ファラオたちの物語」「民衆の物語」の3つの物語から構成されている。
「神々の物語」が一番有名な、いわゆるエジプト神話の話である。メインの神々はすでに存在(生まれて)しており、ラーはヨボヨボのじいさんになっているところから物語は始まっている。
オシリスとイシスの物語、それに続くホルスとセトの物語など、詳細に書かれている。今まで、大まかなストリーはいろいろな本で書かれていたが、この本を読んで初めて細かいところまで知ることが出来た。

「ラーはヌンと呼ばれる混沌とした水の中から誕生した。…ラーは大気の神シュウ、湿気の女神テフヌトを産んだ。つづいて、この二神が大地の神ゲブと大空の女神ヌトを産んだ。…五日のそれぞれの日に、ヌトは一人ずつ子供を産んだ。最初に誕生したのが親切なオシリス、二番目が(年上の)ホルス、そして三番目には暗黒の神セトが生まれた。更に四日目には美しいイシス、五日目にはやさしいネフティスが生まれた。これらはまとめてヘリオポリスの神々と称される。この神々にくわえて、工芸の神プタハ、トキの頭もしくはヒヒの姿をしたトト、ジャッカル神アヌビス、隼の頭をもつ復習神ホルス、正義の女神マアト、さらに数多くの弱小の神々をあわせれば、エジプト神話の神々の部の登場人物一覧となる。
…「はじめに」より抜粋

「ファラオたちの物語」「民衆の物語」も、魔法に関わる話が多く、エジプトの世界観が描かれている。
「図解」といっても遺跡、壁画、彫刻の写真が載っているだけで、全ての写真が物語と直接関係しているワケではない。なんの写真か解説があればいいのだが、ただ載っているだけなのでそれが何処の写真なのかわからないものもある。
オシリスとイシスの物語を知るだけでも、読む価値がある一冊。
図説 エジプト神話物語

ジョナサン ディー (著)、Jonathan Dee (原著)
原書房

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