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メキシコ旅行記 - 6日目 チチェン・イッツァ その6

2010.4.18 チチェン・イッツァ(Chichen Itza) 聖なる泉セノーテ



聖なるセノーテ
セノーテまでは300mほどの小径を歩いていく。もちろん、この道にも露店が並んでいる。
セノーテの直径は約60m、水面までは約22mあり水深は約6~13mほど。当時は生活飲料水場とつながっていたそうだが、今では流れはなく緑色をした水が溜まっている。
干ばつが続くと生け贄と共に装飾品が投げ込まれ、水底深くに住んでいると信じられていた雨神チェックに捧げられた。近年の調査で多くの子供の人骨を含む127体分の人骨が見つかっている。

セノーテまでの小径に積み重ねてあった円柱形の石。石琴という説も…




何かの遺跡があったのだろうか? 地元っぽい団体さんが説明を受けていた。



生け贄が投げ込まれる前に儀式を行ったといわれている建物。蒸し風呂で体を清めたという説もある。





そしてこの台から投げ込まれた。









セノーテの回りにはロープが張られていて、すぐ近くまでいってのぞき込むことが出来る。イグアナも多い。



セノーテの所に売店が一軒あり、飲み物やアイスクリームで一息つく。この日はとにかく暑かったので、アイスクリームが一番ありがたかった。

ツォンパントリ(生け贄の台座)

球技場の隣に骸骨のレリーフで出来た壁がある。とにかく一面骸骨だらけ。外からの侵入者に対し、骸骨を並べることで威嚇する意味があったらしい。実際に、この壁の上には生け贄の生首が並べられていたそうだ。この行為はマヤの文化とは異質なもので、他の文化の影響らしい。
ほとんどの骸骨が横顔で描かれているが、角にある骸骨はちゃんと正面を向いている。これだけ並ぶと、さすがに気味が悪い。






真ん中2段の骸骨は、よく見ると縦に串刺しにされている。



ワシとジャガーの基壇
ツォンパントリの隣にある。こちらも四方に階段があり、ククルカンの頭で装飾されている。ちょっと獅子頭っぽくも見える。






側面にはレリーフが鮮やかに残っていて、ワシとジャガーが仲良く?心臓を食べている。その上にはメガネをかけ、手に何か持った人物像が対になっている。兵士が銃を持って腹ばいになっているような姿にも見える。もちろんこの当時銃など無いが…。



ククルカンの頭の下にもレリーフが見える。たぶん、上の頭とつながっているのだと思うが、何の模様か読み取れない。



ワシとジャガーの基壇の前で、お父さんの写真を撮っている女の子。上手に撮れたかな。



金星の基壇
納骨堂(高僧の墓)の近くにあった金星の基壇を一回り大きく、綺麗にした感じ。ワシとジャガーの基壇同様、この上で儀式などが行われていた。






側面にはククルカンの口から顔を出す男のレリーフがある。







また、はじめてチャックモールが見つかったのは、この金星の基壇から。かなり風化したチャックモールがあった。






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